摂南大学は【誰でも入れる】?ネットで「誰でも入れる」と言われている理由を調査

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大学あれこれ

摂南大学は【誰でも入れる】?ネットで「誰でも入れる」と言われている理由を調査

大学選びにおいて、ネット上の評判や口コミは気になるポイントの一つです。

検索窓に「摂南大学 誰でも入れる」と表示されると、「本当に大丈夫な大学なのか?」と不安に感じる受験生や保護者もいるでしょう。

しかし、「誰でも入れる」という言葉は、必ずしも事実を正確に表しているとは限りません。

本記事では、摂南大学について、

  • なぜ「誰でも入れる」と言われるのか
  • 偏差値・共通テスト得点率・倍率から見た入試の実態
  • 本当に“全入大学”なのか

を、データに基づいて冷静に検証します。

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ネットで「摂南大学は誰でも入れる」と言われる理由

まず、なぜ摂南大学が「誰でも入れる」と言われやすいのか。
その背景には、次のような要因があります。

年内入試・推薦入試の割合が高い

近年の私立大学入試では、総合型選抜・学校推薦型選抜(いわゆる年内入試)が拡大しています。
摂南大学もこの流れに乗り、一般選抜以外の入試方式が充実しています。

このため、

「推薦が多い=学力が低くても入れる」

という短絡的なイメージが広まりやすくなっています。


偏差値だけを見ると低く見える

摂南大学の偏差値帯は、おおむね40.0〜50.0台。
ネット上では偏差値だけが切り取られ、

「偏差値40台=誰でも入れる」

と誤解されがちです。

しかし、偏差値だけで難易度を判断するのは正確ではありません。


志願者数の減少という“数字だけの印象”

近年、摂南大学は志願者数が減少傾向にあります。
この事実だけを見て、

「人気がない=簡単に入れる」

と結論づけてしまうケースも少なくありません。

では、実際の入試難易度はどうなのでしょうか。

偏差値と共通テスト得点率から見る実態

勉強中

旺文社パスナビによる、学部別の偏差値・共通テスト得点率は以下の通りです。

学部別 偏差値・共通テスト得点率

  • 法学部
    共通テスト得点率:53%〜64%
    偏差値:42.5〜45.0
  • 国際学部
    共通テスト得点率:54%〜61%
    偏差値:42.5
  • 経済学部
    共通テスト得点率:59%〜65%
    偏差値:42.5〜45.0
  • 経営学部
    共通テスト得点率:61%〜66%
    偏差値:42.5〜45.0
  • 現代社会学部
    共通テスト得点率:61%〜66%
    偏差値:42.5〜45.0
  • 理工学部
    共通テスト得点率:48%〜65%
    偏差値:40.0〜45.0
  • 薬学部
    共通テスト得点率:57%〜74%
    偏差値:45.0〜47.5
  • 看護学部
    共通テスト得点率:65%〜70%
    偏差値:47.5〜50.0
  • 農学部
    共通テスト得点率:52%〜67%
    偏差値:40.0〜45.0

ここから分かる重要なポイント

確かに偏差値は40台が中心ですが、共通テストでは5〜6割、学部によっては7割近い得点が必要です。

これは決して「誰でも取れる点数」ではありません。

【過去3年】一般選抜倍率から見る「誰でも入れる」の真偽

次に、摂南大学の一般選抜における学部別倍率を見てみましょう。

学部別 一般選抜倍率(過去3年推移)

学部2025年度2024年度2023年度
法学部2.2倍2.6倍2.1倍
国際学部1.7倍2.4倍1.7倍
経済学部2.5倍2.7倍2.5倍
経営学部2.2倍2.7倍2.4倍
現代社会学部2.3倍3.8倍2.5倍
理工学部1.9倍2.5倍2.1倍
薬学部1.9倍3.1倍2.9倍
看護学部3.4倍5.1倍3.7倍
農学部1.7倍2.3倍1.9倍

※一般選抜合計。方式により個別倍率は異なります。


倍率から分かる事実

  • 全学部で1.7倍以上
  • 定員割れ(1.0倍未満)は存在しない
  • 看護学部は3〜5倍と高倍率

この数字を見る限り、「誰でも入れる」「全入大学」とは明確に言えません。

なぜそれでも「誰でも入れる」と思われてしまうのか

ここまでのデータを踏まえると、理由ははっきりします。

理由① 難関私大と比べると倍率が低め

関関同立などの難関私大と比べると、2倍前後の倍率は「低く見える」ため、簡単そうな印象を与えます。


理由② 入試方式が多く“チャンスが多い”

摂南大学は入試方式が豊富で、受験生にとって挑戦しやすい大学です。
これが、

「入り口が広い=誰でもOK」

という誤解につながっています。


理由③ 2025年度に倍率が落ち着いた

2024年度に倍率が高騰した反動で、2025年度は落ち着いた学部が多くなりました。
ただし、倍率が下がった=簡単になったわけではありません。

摂南大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」「恥ずかしい」と言われている理由を考察

まとめ:摂南大学は【誰でも入れる】?ネットで「誰でも入れる」と言われている理由を調査

結論として、摂南大学は、

  • 偏差値40台中心
  • 共通テスト5〜7割が必要
  • 一般選抜倍率は全学部1.7倍以上

というデータから見ても、「誰でも入れる大学」ではありません。

一方で、

  • 入試方式が多く挑戦しやすい
  • 入学後は国家試験・就職でしっかり選別される

という特徴を持つ、“入り口は広く、出口が強い大学”だと言えるでしょう。

ネットのイメージだけで判断せず、「自分の学力・目的に合うかどうか」で大学を選ぶことが大切です。

subblog プロフィール

私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。

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