立教大学に学部カーストはある?偏差値・共通テスト得点率から実態を徹底検証
大学選びにおいて、ネット上の評判や口コミは気になるポイントの一つです。
「立教大学 学部カースト」という検索ワードを目にして、不安を感じた受験生や保護者も多いのではないでしょうか。
「異文化コミュニケーション学部は別格」「新座キャンパスの学部は下に見られる」
こうした声は本当なのか、それとも単なるイメージ先行なのか。
本記事では 立教大学 について、偏差値・共通テスト得点率という客観データをもとに、「学部カースト」と呼ばれる現象の実態を冷静に分析します。
立教大学の学部カーストは本当に存在するのか?
結論から言うと、
- ✔ 学部間で入試難易度の差は存在する
- ✔ それが「学部カースト」として意識されることはある
- ❌ 就職や社会評価に直結する決定的な差はない
というのが実態です。
まずは、実際の数字を見てみましょう。
【データで検証】立教大学 学部別偏差値・共通テスト得点率

(出典:パスナビ)
■ 最上位層(トップティア)
学内外で「別格」と見られやすい学部群
| 学部 | 偏差値 | 共通テスト得点率 |
|---|---|---|
| 異文化コミュニケーション学部 | 65.0 | 81%~86% |
| 経営学部 | 62.5 | 84%~88% |
ポイント
- 偏差値・共テ得点率ともに高水準
- 英語力・実学志向が強い
- 「立教の顔」として扱われやすい
👉 学部カーストが語られる最大の要因は、この2学部の突出感にあります。
■ 上位~中位層(立教のメインストリーム)
いわゆる「王道学部」
| 学部 | 偏差値 | 共通テスト得点率 |
|---|---|---|
| 文学部 | 57.5~62.5 | 78%~86% |
| 社会学部 | 60.0~62.5 | 78%~84% |
| 現代心理学部 | 60.0~62.5 | 74%~82% |
| 法学部 | 60.0 | 77%~84% |
| 経済学部 | 57.5~60.0 | 78%~83% |
| 環境学部 | 60.0 | 75%~80% |
ポイント
- 偏差値帯が非常に近い
- 学部間で明確な上下はつきにくい
- 就職実績も安定
👉 このゾーンでは、実質的な学部カーストはほぼ存在しません。
■ 下位扱いされがちだが誤解されやすい学部
※主にキャンパス要因
| 学部 | 偏差値 | 共通テスト得点率 |
|---|---|---|
| 観光学部 | 57.5 | 76%~80% |
| コミュニティ福祉学部 | 57.5 | 72%~82% |
| スポーツウエルネス学部 | 57.5 | 74%~80% |
| 理学部 | 55.0~57.5 | 75%~81% |
ポイント
- 偏差値・共テ得点率ともにMARCH水準
- 学力的に「下位」とは言えない
- 新座キャンパス所属で過小評価されやすい
👉 数字を見る限り、学力差による“下位カースト”は成立しません。
池袋キャンパスと新座キャンパスが生む「カースト意識」
立教大学の学部カースト論で必ず話題になるのが、キャンパスの違いです。
池袋キャンパス
- 都心立地
- レンガ造りの歴史的建築
- 第一食堂など「立教ブランド」の象徴
新座キャンパス
- 郊外の落ち着いた環境
- 体育会系の拠点
- 「新座体育大学」と揶揄されることも
この物理的・心理的距離が、
「池袋=上」「新座=下」という誤った印象を生みやすくしています。
しかし、就職実績や学力水準で見ると有意な差は確認されていません。
立教大学新座キャンパスの学部とは?池袋との違い・学びの特色・学生生活を徹底解説
GLAPは学部カーストの外にある「別枠」

Global Liberal Arts Program(GLAP) は、偏差値や共通テスト得点率が公開されていません。
その理由は、
- 少人数制
- 授業は全て英語
- 原則1年間の海外留学必須
といった、通常の入試尺度で測れないプログラムだからです。
👉 学内では「偏差値で測れないエリート枠」として、学部カーストとは別次元で認識されています。
就職実績を見ると、学部カーストは意味を持たない
立教大学は学部を問わず、
- 就職内定率:90%台後半
- 金融・IT・公務員・大手企業への就職に強い
という特徴があります。
実際の就職市場では、
- 「立教大学出身」という大学ブランド
- 個人のスキル・適性
が重視され、「どの学部か」で評価が大きく分かれることはほぼありません。
まとめ|立教大学に学部カーストはある?偏差値・共通テスト得点率から実態を徹底検証
まとめると、
- ✔ 偏差値差は存在する
- ✔ 学内での意識差もある
- ❌ 就職や社会評価に直結する差はない
つまり、
立教大学の「学部カースト」とは、
入試難易度とキャンパス立地が生んだ“意識の序列”であり、
将来の評価を左右する実態的な格差ではない。
というのが、数字から見た結論です。
学部名や噂に振り回されるよりも、自分が何を学びたいか・どんな学生生活を送りたいかを重視することが、立教大学では最も重要だと言えるでしょう。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。



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