日本大学は「誰でも受かる」?倍率・合格最低点から見えた本当の難易度
大学選びにおいて、ネット上の評判や口コミは気になるポイントの一つです。
「日本大学 誰でも受かる」という検索キーワードを見ると、「本当にそんなに簡単なのか?」と不安に思う受験生も多いでしょう。
しかし、「誰でも受かる」という評価は必ずしも事実ではありません。
学部によって難易度は大きく異なり、しっかり対策しなければ合格できないケースも多く存在します。
本記事では、日本大学の偏差値・共通テスト得点率・志願者数・倍率・合格最低点をもとに、難易度の実態を徹底的に解説します。
結論:日本大学は「誰でも受かる大学」ではない
結論から言うと、日本大学は決して「誰でも受かる大学」ではありません。
- 倍率は2〜3倍が中心
- 合格最低点は約6割前後
- 人気学部は年々難化
つまり、「対策しないと普通に落ちる大学」です。
日本大学に落ちる人の特徴とは?滑り止めでも不合格になる原因を解説
日本大学の偏差値・共通テスト得点率

■文系学部
| 学部 | 共テ得点率 | 偏差値 |
|---|---|---|
| 法学部 | 60%~68% | 40.0~52.5 |
| 文理学部 | 61%~75% | 45.0~52.5 |
| 経済学部 | 62%~69% | 47.5~50.0 |
| 商学部 | 67%~70% | 47.5~50.0 |
| 国際関係学部 | 56% | 37.5~42.5 |
■理系・医療系
| 学部 | 共テ得点率 | 偏差値 |
|---|---|---|
| 理工学部 | 50%~73% | 42.5~52.5 |
| 工学部 | 40%~48% | 35.0~42.5 |
| 医学部 | – | 65.0 |
| 歯学部 | 73% | 47.5~52.5 |
| 薬学部 | 64% | 45.0~50.0 |
※偏差値・共通テスト得点率は「パスナビ(旺文社)」の公開データをもとに作成
志願者数・倍率の推移(2023〜2025)
■主要学部(一般選抜)
| 学部 | 2023 | 2024 | 2025 |
|---|---|---|---|
| 法学部 | 2.6倍 | 2.1倍 | 2.5倍 |
| 文理学部 | 2.5倍 | 2.4倍 | 2.8倍 |
| 経済学部 | 2.6倍 | 2.3倍 | 2.9倍 |
| 商学部 | 2.7倍 | 2.4倍 | 3.0倍 |
| 芸術学部 | 3.8倍 | 4.5倍 | 4.7倍 |
| 理工学部 | 3.0倍 | 2.3倍 | 2.7倍 |
| 医学部 | 10.1倍 | 15.6倍 | 14.7倍 |
※志願者数・倍率は「パスナビ(旺文社)」等の公開データをもとに作成
【重要】2024年に易化→2025年に再難化(V字回復)
日本大学の入試で最も重要なポイントは、
倍率が毎年大きく変動することです。
- 2024年:志願者減 → 易化
- 2025年:志願者増 → 難化
特に経済・商・文理などの人気学部では、明確なV字回復が見られます。
合格最低点の推移(ボーダーライン)
■主要学部(A方式・N方式)
| 学部 | 2023 | 2024 | 2025 |
|---|---|---|---|
| 法学部 | 164 / 300 | 158 / 300 | 159 / 300 |
| 経済学部 | 159 / 300 | 156 / 300 | 160 / 300 |
| 商学部 | 223 / 350 | 222 / 350 | 223 / 350 |
| 理工学部 | 222 / 300 | 211 / 300 | 192 / 300 |
| 歯学部 | 222 / 380 | 190 / 380 | 246 / 380 |
| 獣医学科 | 181 / 300 | 187 / 300 | 191 / 300 |
| 薬学部 | 156 / 300 | 143 / 300 | 138 / 300 |
※合格最低点は日本大学公式発表および「パスナビ(旺文社)」等の公開データをもとに作成
倍率と合格最低点は連動する
ここが最重要ポイントです。
■① V字回復とボーダーの連動
- 法学部:164 → 158 → 159
- 経済学部:159 → 156 → 160
→ 志願者減少 → ボーダー低下 → 志願者増 → ボーダー上昇
■② 歯学部の急激な難化
- 2024:190点(約50%)
- 2025:246点(約65%)
倍率も
- 2.1倍 → 3.0倍
と急上昇しており、完全に一致しています。
■③ 獣医学科は継続的に難化
- 181 → 187 → 191
→ 人気学部は安定して難化
■④ 薬学部は易化傾向
- 156 → 143 → 138
→ 志願者減少の影響
「誰でも受かる」と言われる理由

■① 学部間の難易度差が大きい
- 医学部:15倍
- 一部学部:1.0倍
→ 極端な差
■② 一部の低倍率学部だけが見られる
→ 全体が簡単に見える
■③ 2024年の易化の影響
→ 一時的な情報が拡散
実際の難易度
日本大学の合格ラインは、
- 多くの学部:55〜65%
- 人気学部:60%以上
つまり、決して簡単ではない水準です。
「誰でも受かる」と思っている人が落ちる理由
- 滑り止めだから対策しない
- 過去問を解かない
- 最新データを見ない
日本大学は、対策している人が確実に受かる大学です。
日本大学(日大)は行かない方がいい?評判・不祥事・就職実績から実態を徹底検証
まとめ:日本大学は「誰でも受かる」?倍率・合格最低点から見えた本当の難易度
日本大学は、
- 誰でも受かる → ×
- 学部によって差が大きい → ○
- 対策すれば合格可能 → ◎
という大学です。
特に重要なのは、倍率と合格最低点は連動するという点です。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。

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