大妻女子大学は【Fラン】なのか?ネット上で「Fラン」と言われる理由と実態を徹底検証
大学選びにおいて、ネット上の評判や口コミは気になるポイントの一つです。
「大妻女子大学 Fラン」という検索キーワードが表示されると、不安に感じる受験生や保護者も多いでしょう。
しかし、「Fラン」という言葉は必ずしも正確な評価とは限りません。
本記事では、大妻女子大学について、なぜ「Fラン」と言われるのかを冷静に分析し、偏差値・志願者数・倍率・就職実績といった客観的データをもとに実態を解説します。
大妻女子大学が「Fラン」と言われる理由
まずは、なぜ大妻女子大学が一部で「Fラン」と言われているのか、その背景を整理します。
偏差値が低い学部があるため
大妻女子大学の偏差値は学部によって差があり、文学部や比較文化学部などでは偏差値35台の学科も存在します。
この数値だけを見て「レベルが低い」と判断されるケースがあります。
女子大学への偏見
女子大学は「入りやすい」「就職が弱い」といったイメージを持たれることがあります。
しかし、実態とは異なるケースも多く、先入観が評価に影響している可能性があります。
知名度の問題
MARCHなどの有名私立大学と比較すると、知名度の差から過小評価されることがあります。
偏差値から見る大妻女子大学の実力

偏差値・共通テスト得点率
| 学部 | 共通テスト得点率 | 偏差値 |
|---|---|---|
| 家政学部 | 54% ~ 78% | 37.5 ~ 50.0 |
| 文学部 | 49% ~ 55% | 35.0 ~ 40.0 |
| 社会情報学部 | 53% ~ 62% | 42.5 ~ 45.0 |
| 人間共生学部 | 48% ~ 55% | 37.5 ~ 40.0 |
| 比較文化学部 | 46% ~ 48% | 37.5 |
| データサイエンス学部 | 54% ~ 58% | 40.0 |
(出典:パスナビ)
Fランの定義との比較
一般的にFラン大学とは、偏差値がボーダーフリー(BF)または35未満の大学を指すことが多いとされています。
大妻女子大学は最低でも偏差値35.0であり、BFには該当しません。
また、家政学部では偏差値50.0に達する学科もあり、一定の学力が求められます。
したがって、偏差値の観点からもFランとは言えません。
志願者数・倍率から見る人気の実態
続いて、志願者数と倍率の推移から大学の人気を分析します。
学部別倍率の推移(2023〜2025年度)
(出典:パスナビ)
| 学部 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | 傾向 |
|---|---|---|---|---|
| 家政学部 | 2.4倍 | 2.0倍 | 1.8倍 | やや減少 |
| 文学部 | 1.2倍 | 1.3倍 | 1.3倍 | 安定 |
| 社会情報学部 | 2.4倍 | 2.1倍 | 2.2倍 | 人気維持 |
| 人間関係学部 | 1.1倍 | 1.5倍 | 1.1倍 | 変動あり |
| 比較文化学部 | 1.1倍 | 1.2倍 | 1.4倍 | 上昇 |
| データサイエンス学部 | – | – | 1.2倍 | 新設 |
分析
大妻女子大学の倍率は全体として1.0〜2.4倍程度で推移しています。
特に社会情報学部では2倍前後の倍率を維持しており、一定の人気があります。
一方で、人間関係学部は1倍台前半と比較的入りやすい傾向があります。
また、比較文化学部は志願者数・倍率ともに上昇しており、人気が高まりつつあることが分かります。
このように、学部ごとに人気の差はあるものの、「誰でも入れる大学」という状況ではありません。
就職実績から見る評価

就職率
(出典:パスナビ)
| 学部 | 就職率 |
|---|---|
| 家政学部 | 約97.5% |
| 文学部 | 約99.0% |
| 社会情報学部 | 約99.6% |
| 人間関係学部 | 100% |
| 比較文化学部 | 約98.0% |
主な就職先
- 日本航空(JAL)、ANAなどの航空業界
- NTTデータ、富士通などのIT企業
- 三井住友信託銀行、損害保険ジャパンなどの金融機関
- 東京都庁、神奈川県庁などの公務員
- 大和ハウス工業、TOTOなどの大手企業
分析
就職率は全学部で97%以上と非常に高く、100%の学部も存在します。
さらに、就職先も大手企業や公務員が多く、就職の質の高さが特徴です。
Fラン大学にありがちな「就職に弱い」という特徴には当てはまりません。
大妻女子大学はFランなのか?結論
ここまでのデータを整理すると以下の通りです。
- 偏差値は35.0〜50.0でBFではない
- 倍率は1〜2倍台で一定の競争がある
- 就職率はほぼ100%と非常に高い
これらの点から、大妻女子大学はFラン大学ではないといえます。
一部の偏差値だけで評価されることがありますが、実際には就職力の高い堅実な大学です。
向いている人・向いていない人
向いている人
- 就職を重視したい人
- 面倒見の良い大学を求める人
- 女子大学の環境を希望する人
向いていない人
- 難関大学を目指す人
- 共学志向の人
- 偏差値だけで大学を判断する人
大妻女子大学は【恥ずかしい】のか?ネット上で「恥ずかしい」と言われている理由を考察
まとめ:大妻女子大学は【Fラン】なのか?ネット上で「Fラン」と言われる理由と実態を徹底検証
大妻女子大学は「Fラン」と言われることがありますが、偏差値・倍率・就職実績のいずれを見ても、その評価は適切ではありません。
特に就職率の高さは大きな強みであり、安定した進路を実現できる大学です。
ネットの評判に左右されず、データをもとに判断することが重要です。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。



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