富山大学が人気な理由とは?多くの受験生から支持される背景を解説
大学選びにおいて、「どの大学が人気なのか」は志望校選定の大きな判断材料の一つです。
近年、地方国立大学の中でも安定した志願者数を維持している大学の一つが富山大学です。
都市部の有名私立大学と比較して、学費面のメリットや就職実績の安定性などから、「国立大学を目指したいが、現実的に合格可能な大学を選びたい」という受験生にとって、富山大学は有力な選択肢となっています。
本記事では、「富山大学 人気 理由」という検索キーワードに基づき、なぜ富山大学が多くの受験生から支持されているのか、その背景をデータをもとに解説していきます。
理由①:国立大学としては現実的に狙える難易度
富山大学の偏差値は、主に45.0〜55.0程度のレンジに収まっており、旧帝大などの難関国立大学と比較すると、極端に高い学力を求められるわけではありません。
各学部の共通テスト得点率は以下の通りです。
- 人文学部:61%〜70%
- 教育学部:57%〜63%
- 経済学部:59%〜69%
- 理学部:55%〜70%
- 医学部:59%〜81%
- 薬学部:67%〜80%
- 工学部:52%〜69%
- 芸術文化学部:64%〜74%
- 都市デザイン学部:51%〜60%
(出典:パスナビ)
このように、「努力すれば十分到達可能なライン」でありながら、国立大学としての教育環境を享受できる点が、多くの受験生にとって魅力となっています。
特に、
国立大学で専門分野を学びたい
というニーズに応える大学として人気を集めていると言えるでしょう。
理由②:医・薬系を含めた幅広い学部構成

富山大学は、人文・経済系の文系学部から、理学・工学系、さらには医学部や薬学部といった医療系学部までを擁する総合大学です。
医学部は共通テスト得点率59%〜81%、薬学部は67%〜80%と、学科によっては高い学力が求められますが、学部内で難易度に幅がある点も特徴です。
そのため、
- 医療職を目指したい
- 理系専門職に就きたい
- 公務員や金融機関を志望している
といった幅広い進路志望に対応できる環境が整っています。
理由③:芸術文化学部など特色ある学び
富山大学には、国立大学としては珍しい芸術文化学部が設置されています。
共通テスト得点率は64%〜74%とされており、美術・デザイン系分野を学びたい受験生にとっては貴重な選択肢の一つです。
また、一般選抜では実技試験だけでなく、小論文による受験が可能な制度もあり、
美術大学ではなく、総合大学で芸術を学びたい
という受験生から支持を集めています。
理由④:AI時代に対応したデータサイエンス教育
近年の教育改革の中で注目されているのが、データサイエンス教育の充実です。
富山大学では、文系・理系を問わず、全学的に数理・データサイエンス教育が導入されており、統計学やAIの基礎知識を学ぶことができます。
これは、AI時代に求められる「データを読み解く力」を身につける取り組みとして評価されており、就職活動においても強みとなるスキルの一つです。
理由⑤:安定した就職実績

富山大学が人気を集めるもう一つの理由が、就職実績の安定性です。
2024年4月~2025年3月卒業者の進路状況を見ると、
- 人文学部:就職希望者158名中155名が就職
- 教育系:158名中158名が就職
- 経済学部:309名中304名が就職
- 医学部(看護):79名中79名が就職
- 薬学部(6年制):61名中61名が就職
- 工学部:135名中135名が就職
- 芸術文化学部:81名中81名が就職
- 都市デザイン学部:69名中69名が就職
と、多くの学部で非常に高い就職率を維持しています。
主な就職先としては、
- 富山県庁
- 富山市役所
- 金沢国税局
- 北陸銀行
- 富山第一銀行
- 北陸電力
- YKK
- PFU
- 総合メディカル
- スギ薬局
など、公務員や金融機関、大手メーカー、医療関連企業への進路が見られます。
富山大学が向いている人
富山大学は、以下のような受験生に向いている大学です。
- 国立大学に進学したい
- 学費を抑えたい
- 地方公務員を目指している
- 医療・理系専門職に興味がある
- AIやデータサイエンスを学びたい
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まとめ:富山大学が人気な理由とは?多くの受験生から支持される背景を解説
富山大学は、国立大学として現実的に狙える難易度でありながら、医療系を含む幅広い学部構成と安定した就職実績を有しています。
学費面でのメリットに加え、AI時代に対応した教育体制や専門性の高い学びが可能な点が、受験生から安定した人気を集めている理由の一つと言えるでしょう。
志望校選びに悩んでいる方は、ぜひ富山大学も選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。


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