創価大学に行く人とは?創価学会員以外でも進学できるのか実態を解説
大学選びにおいて、「どんな人が進学しているのか」は多くの受験生や保護者にとって気になるポイントです。
特に「創価大学に行く人」という検索ワードがサジェストに表示される背景には、「創価学会との関係性」について不安や疑問を感じている方が多いと考えられます。
本記事では、創価大学に進学する学生の特徴や学生構成、宗教との関係性などについて、公開されている情報をもとに客観的に解説します。
進学を検討している方にとって、判断材料の一つになれば幸いです。
創価大学に行く人は創価学会員だけなのか?
結論から言えば、創価大学は創価学会員でなければ入学できない大学ではありません。
2021年1月16日に掲載されたWebメディア『日刊SPA!』の取材記事では、大学側が以下のように回答しています。
- 創価学会の会員でなくても入学は可能
- 入学に信仰の有無は関係ない
- 入学後に入信する必要もない
また、同記事内では非会員の学生が在籍していることについても大学側が認めています。
つまり、入試制度上は宗教的背景によって選抜が行われているわけではなく、一般の大学と同様に学力試験や推薦制度を通じて学生が選抜されています。
宗教活動への参加は必要なのか?

進学を検討する際に気になるのが、入学後の宗教活動への関与です。
創価大学は建学の理念として仏法思想に基づく人間教育を掲げていますが、大学側の説明によれば、宗教活動への参加は義務ではなく任意とされています。
また、同SPA記事(2021年掲載)においても、
- 入信の義務はない
- 宗教活動への参加は強制されない
という趣旨の説明が紹介されています。
ただし、創価大学は創価学会を母体として設立された大学であるため、理念的な背景を完全に切り離して理解することは難しく、キャンパスを訪れる学会関係者がいるといった指摘もあります。
このような点から、「宗教との距離感」については個人の感じ方によって評価が分かれる可能性があります。
留学生が約7%を占める多様な学生構成
創価大学の学生構成を見ると、宗教的背景のみによって形成されたコミュニティではないことがわかります。
2024年5月時点において、創価大学の全学生に占める留学生の割合は7.3%となっており、約700人の留学生が世界50以上の国と地域から在籍しています。
留学生の割合は近年増加傾向にあり、
- 2013年:2.9%
- 2016年:7.3%
- 2019年:8.0%
- 2023年:9.7%
と推移しています。
韓国や中国からの留学生はそれぞれ100名以上在籍しており、インド、マレーシア、インドネシアなどからの学生も学んでいます。
創価大学は文部科学省の「スーパーグローバル大学創成支援」事業にも採択されており、国際教養学部の設置などを通じてグローバル人材の育成に力を入れています。
このように、多国籍の学生が共に学ぶ環境が整備されている点は、大学の多様性を示す一つの指標といえるでしょう。
創価大学に行く人の特徴とは?

公開情報や大学の教育方針などから、創価大学に進学する学生には以下のような特徴が見られます。
国際志向を持つ学生
英語のみで卒業可能なコースや交換留学制度などが充実しており、海外志向の強い学生にとって魅力的な環境が整っています。
奨学金制度を重視する学生
創価大学は独自の奨学金制度が充実していることでも知られており、経済的支援を重視する学生からの関心も高い傾向にあります。
教員・福祉系職を志望する学生
「人間教育」を重視する教育理念から、教育・福祉分野への進路を希望する学生も一定数見られます。
地方出身の学生
学生寮の整備や学費支援制度の充実により、地方から進学する学生も多く在籍しています。
偏差値・入試難易度
創価大学の偏差値は学部によって異なりますが、おおむね35.0〜47.5(パスナビ)とされており、一定の学力水準が求められます。
入試方式も一般選抜、共通テスト利用、総合型選抜など複数用意されており、宗教的背景とは無関係に受験・進学が可能です。
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まとめ:創価大学に行く人とは?創価学会員以外でも進学できるのか実態を解説
「創価大学に行く人」という検索ワードの背景には、宗教との関係性についての不安があると考えられます。
しかし、公開されている情報や大学側の説明によれば、
- 創価学会員でなくても入学は可能
- 入学後の入信義務はない
- 宗教活動への参加は任意
- 留学生が約7%在籍する多国籍な環境
といった実態が確認できます。
創価大学に進学する学生は、宗教的背景だけでなく、国際志向や教育理念への共感など、さまざまな動機を持って進学しているといえるでしょう。
大学選びにおいては、偏差値や就職実績だけでなく、自身の価値観や学びたい分野との適合性を総合的に判断することが重要です。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。



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