学習院大学は【レベル低い】のか?ネット上で「レベル低い」と言われている理由を調査
大学選びにおいて、ネット上の評判や口コミは気になるポイントの一つです。
「学習院大学 レベル低い」という検索キーワードが表示されると、不安に感じる受験生や保護者もいるでしょう。
しかし、「レベル」という言葉は曖昧で、入試難易度だけを指す場合もあれば、就職実績や社会的評価を含めた総合力を意味する場合もあります。
本記事では、学習院大学がなぜ「レベル低い」と言われるのかを冷静に分析し、偏差値・就職実績・研究力などの客観データをもとに実態を検証していきます。
なぜ学習院大学は「レベル低い」と言われるのか?
まずは理由を整理してみましょう。
① MARCHと比較されるから
学習院大学は、一般的に「GMARCH」と括られることがあります。
MARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政)の上位学部では偏差値60~62.5、最難関学部では67.5に達することもあります。
一方、学習院大学の偏差値は以下の通りです(パスナビより)。
- 法学部:57.5(共通テスト82~84%)
- 経済学部:57.5(共テ73~78%)
- 文学部:55.0~57.5
- 理学部:55.0~57.5
- 国際社会科学部:55.0~57.5
確かに、MARCH最上位学部と比べるとやや下に位置します。
しかし、これは「MARCHの最上位と比較した場合」であり、決して低水準ではありません。
② GMARCH内で“G”が軽視されやすい
ネット上では大学序列の話題が盛んです。その中で、GMARCHの「G=学習院」が“最下位扱い”されるケースがあります。
しかし、これはあくまで相対比較に過ぎません。
「MARCHより少し下」という話が、「レベル低い」という極端な表現に変換されている可能性があります。
③ 内部進学のイメージ
学習院は中高一貫校として有名です。
内部進学率が一定数あるため、「外部受験が少ない=簡単」という誤解が生まれやすい側面があります。
しかし実際には、成績基準は厳しく、内部生も一定の学力水準を求められます。
偏差値から見る学習院大学の実力

では、冷静に数字を見てみましょう。
偏差値55~57.5は、全国的に見れば十分に中堅~上位レベルです。
共通テスト得点率も、
- 法学部:最大84%
- 文学部:最大83%
と高水準です。
これは「誰でも入れる大学」とは明らかに異なります。
むしろ、日東駒専より上、成成明学の上位層と同等レベルに位置しています。
就職実績はどうなのか?
次に出口を見ます。
2024年4月~2025年3月卒業生の就職状況は以下の通りです。
就職率(就職者÷就職希望者)
- 法学部:97.8%
- 経済学部:98.6%
- 文学部:97.6%
- 理学部:99.1%
- 国際社会科学部:99.0%
ほぼ全学部で98~99%。
これは明らかに高水準です。
主な就職先
法学部:
- 東京23特別区
- みずほ銀行
- 三菱UFJ銀行
- りそなHD
- 日本政策金融公庫
経済学部:
- NEC
- NTTドコモ
- 野村證券
- 横浜銀行
文学部:
- 東京都教育委員会
- JR東日本
- 三井住友銀行
- JTB
国際社会科学部:
- アクセンチュア
- 楽天グループ
- 日本航空
金融・公務員・大手企業への就職が目立ちます。
派手さはないものの、非常に堅実です。
(出典:パスナビ)
偏差値と出口の“乖離”

ここが最大のポイントです。
入試難易度だけを見ると、MARCH最上位には届きません。
しかし、
- 就職率はほぼ99%
- メガバンク複数名
- 公務員に強い
- コンサル採用あり
- 研究力も私大トップクラス(科研費採択率上位)
この事実を見ると、「レベル低い」という評価は偏差値だけを見た印象論に過ぎないことがわかります。
学習院大学の本当の立ち位置
学習院大学は
- 派手さはない
- 広報戦略も控えめ
- 伝統重視
という“堅実型大学”です。
MARCHのようなブランド拡張型とは性格が異なります。
しかし、出口実績を見る限り、「堅実に勝ち続ける大学」と評価するのが妥当でしょう。
学習院大学は【恥ずかしい】のか?ネット上で「恥ずかしい」と言われている理由を考察
まとめ:学習院大学は【レベル低い】のか?ネット上で「レベル低い」と言われている理由を調査
結論として、
学習院大学はレベルが低い大学ではありません。
偏差値は中堅上位。
就職率はほぼ99%。
金融・公務員に強い。
研究力も高い。
「MARCH最上位と比べてやや下」という事実が、「レベル低い」という過剰な表現に変換されているに過ぎません。
むしろ、
✔ 出口が堅実
✔ 伝統とブランド力がある
という意味で、“堅実な優良大学”と評価できます。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。



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