工学院大学の立ち位置は?四工大・MARCH理系と比較してわかる実力

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大学あれこれ

工学院大学の立ち位置は?四工大・MARCH理系と比較してわかる実力

大学選びにおいて、「偏差値だけでは実態がわからない」と感じる受験生や保護者は少なくありません。

特に理工系大学では、「どの分野に強いのか」「就職や資格に直結するのか」といった観点が重要になります。

そこで本記事では、工学院大学について、偏差値・共通テスト得点率、就職実績、国家資格合格実績をもとに、四工大やMARCH理系との比較を通じて、その立ち位置を冷静に分析します。

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工学院大学とはどんな大学か(基本情報)

工学院大学は、東京都にキャンパスを構える私立の理工系単科大学です。
日本で初めて「建築学部」を設置した大学として知られ、現在は以下の4学部を擁しています。

  • 先進工学部
  • 工学部
  • 建築学部
  • 情報学部

理工系に特化した教育体制と、都心キャンパスを活かした産業界との距離の近さが特徴です。

偏差値・共通テスト得点率から見る工学院大学の立ち位置

まずは、入試難易度から見た立ち位置を整理します(旺文社パスナビより)。

学部別 偏差値・共通テスト得点率

  • 先進工学部
    偏差値:50.0~57.5/共通テスト得点率:60~70%
  • 工学部
    偏差値:52.5~55.0/共通テスト得点率:57~60%
  • 建築学部
    偏差値:55.0~57.5/共通テスト得点率:68~71%
  • 情報学部
    偏差値:52.5~55.0/共通テスト得点率:62~70%

偏差値からわかる位置づけ

これらの数値を総合すると、工学院大学は

  • 理工系私立大学の中では「中上位層」
  • MARCH理系学部の下位~中位学部と重なる難易度帯
  • 四工大(芝浦工業大・東京都市大・工学院大・東京電機大)の中では、
    芝浦工業大学に次ぐ上位グループ

と評価できます。
特に建築学部は、偏差値・共通テスト得点率ともに四工大トップクラスです。

就職実績から見る工学院大学の実力

次に、数字で最も説得力がある「就職実績」を見ていきます。

学部・学科別 就職率(2022~2024年度)

工学院大学の就職率は、ほぼすべての学部・学科で 90%超 を維持しています。

  • 建築学部:毎年おおむね 90~98%台
  • 情報学部:90~98%台
  • 工学部・先進工学部:90%台前半~後半
  • 大学院(修士):専攻によっては 就職率100%

理工系大学でこれだけ安定した就職率を3年間継続している大学は多くありません。


主な民間企業の就職先

学部別に見ると、就職先の傾向もはっきりしています。

  • 建築学部
    大林組、鹿島建設、清水建設、竹中工務店、大成建設、積水ハウス、大和ハウス工業 など
    大手ゼネコン・住宅メーカーが中心
  • 情報学部
    NTTデータグループ、KDDI、富士通Japan、NEC系、SCSK など
    SIer・通信・IT大手が中心
  • 工学部・先進工学部
    SUBARU、本田技研工業、日立製作所、三菱電機、JR東海 など
    メーカー・インフラ系が中心

公務員就職も安定

さらに、東京都庁・横浜市役所・国土交通省・特許庁など、
技術系公務員への就職者が毎年一定数いる点も特徴です。

就職実績 | 就職・キャリア – 工学院大学

国家資格実績が示す「専門大学としての立ち位置」

工学院大学の立ち位置を語るうえで欠かせないのが、国家資格実績です。

一級建築士試験

  • 2025年度:合格者77名(全国6位)
  • 私立理工系単科大学としてはトップクラス

これは「受験者数が多いから」だけでは説明できない数字で、大学として建築士試験を強く意識した教育体制が整っている証拠です。

評価のポイント

  • 偏差値が突出して高いわけではない
  • しかし 資格・就職という“出口”では全国トップクラス

この点が、工学院大学の最大の特徴と言えます。

四工大・MARCH理系との比較でわかる工学院大学の立ち位置

四工大の中での位置づけ

  • 芝浦工業大学:最難関・研究・就職力で突出
  • 工学院大学:建築・専門資格に最も強い
  • 東京都市大学:実学・国際教育に強み
  • 東京電機大学:堅実な技術者育成・安定就職

工学院大学は、「分野特化型の実力校」というポジションです。

MARCH理系との比較

  • 偏差値帯:MARCH理系下位~中位と重なる
  • 就職率:学部によってはMARCH理系以上
  • 資格実績:建築分野では明確に優位

つまり、

総合大学としてのブランドはMARCHが上
理工・建築分野の専門性と実績では工学院大学が優位なケースも多い

という関係性になります。

工学院大学はどんな人に向いているか

以上を踏まえると、工学院大学は次のような受験生に向いています。

  • 理工系分野をはっきり決めて進学したい人
  • 建築士・技術系資格を本気で目指したい人
  • 大学名よりも 就職・専門性・実績 を重視する人
  • MARCH理系と迷っているが、理工分野に特化した環境を求める人

工学院大学は【恥ずかしい】のか?ネット上で「恥ずかしい」と言われている理由を考察

まとめ|工学院大学の立ち位置は?四工大・MARCH理系と比較してわかる実力

工学院大学の立ち位置を総合的に表すなら、

「理工・建築分野に強い、専門特化型の実力派私立大学」

です。

偏差値だけを見れば中堅に見えるかもしれませんが、就職率、国家資格、企業評価を含めて見ると、四工大の上位校であり、MARCH理系とも十分に比較できる存在と言えるでしょう。

subblog プロフィール

私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。

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