東京電機大学は【誰でも入れる】?「誰でも入れる」と言われている実態を調査

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大学あれこれ

東京電機大学は【誰でも入れる】?「誰でも入れる」と言われている実態を調査

大学選びにおいて、ネット上の評判や口コミは気になるポイントの一つです。

「東京電機大学 誰でも入れる」という検索ワードを目にして、不安を感じた受験生や保護者もいるでしょう。

しかし、「誰でも入れる」という言葉は、事実を正確に表しているとは限りません。

本記事では、旺文社「パスナビ」の入試データ(2023~2025年度)をもとに、東京電機大学の一般選抜・推薦入試の倍率を学部別に整理し、本当に「誰でも入れる大学」なのかを冷静に検証します。

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結論:東京電機大学は誰でも入れる大学ではない

結論から言うと、東京電機大学は誰でも入れる大学ではありません

特に、

  • 情報システム工学科
  • 情報メディア学科
  • 情報通信工学科

といった情報系学科では、一般・推薦ともに高倍率が常態化しており、しっかりとした学力と対策が求められます。

一方で、学部や入試方式によって倍率に差があるため、一部のデータだけを切り取って「入りやすい」と誤解されやすい側面があるのも事実です。

東京電機大学の学部別「一般選抜」倍率(2023~2025年度)

まずは、一般選抜(全方式合計、または代表的な一般前期)の倍率を見ていきます。

システムデザイン工学部

情報系を中心に、非常に高い倍率が続いています。

  • 2023年度:7.7倍
    (情報システム工学科 8.8倍、デザイン工学科 5.3倍)
  • 2024年度:6.3倍~8.3倍
  • 2025年度:6.2倍~8.6倍

情報システム工学科は毎年8倍前後と、私立理工系の中でも高倍率です。


未来科学部

学科間の差が大きく、特に情報メディア学科が突出しています。

  • 2023年度:8.9倍
    (情報メディア学科 14.5倍)
  • 2024年度:3.3倍~13.3倍
  • 2025年度:5.3倍~13.2倍

情報メディア学科は、全学部の中でもトップクラスの難関学科です。


工学部

全体的に倍率は上昇傾向にあります。

  • 2023年度:4.5倍
  • 2024年度:4.9倍
  • 2025年度:5.2倍

2025年度は、情報通信工学科が一般前期9.8倍まで急上昇し、注目を集めました。


理工学部(埼玉鳩山キャンパス)

他学部に比べると、倍率は比較的落ち着いています。

  • 2023年度:2.9倍
  • 2024年度:2.3倍~5.0倍
  • 2025年度:2.0倍~4.6倍

狙い目と言われることもありますが、決して無競争というわけではありません。


工学部第二部(夜間部)

一般選抜は安定した倍率で推移しています。

  • 2023年度:2.0倍
  • 2024年度:1.9倍
  • 2025年度:1.8倍

この夜間部の倍率が、「誰でも入れる」という誤解を生む一因になっています。

東京電機大学の「推薦入試(公募推薦)」倍率は簡単なのか?

次に、「推薦がある=入りやすい」というイメージが本当かを見ていきます。

システムデザイン工学部(推薦)

  • 2023年度:4.6倍~9.5倍
  • 2024年度:2.4倍~5.5倍
  • 2025年度:4.2倍~5.6倍

推薦でも4~5倍超が珍しくなく、決して安全圏とは言えません。


未来科学部(推薦)

  • 2023年度:1.9倍~5.4倍
  • 2024年度:1.7倍~4.0倍
  • 2025年度:3.5倍~8.8倍

2025年度は、情報メディア学科の推薦倍率が8.8倍に急騰しました。


工学部(推薦)

  • 2023年度:1.8倍~5.7倍
  • 2024年度:1.2倍~3.3倍
  • 2025年度:1.7倍~15.0倍

特に2025年度は、

  • 情報通信工学科:15.0倍
  • 応用化学科:6.0倍

と、推薦とは思えない激戦となっています。


理工学部(推薦)

  • 2023年度:1.0倍~1.8倍
  • 2024年度:1.0倍~1.7倍
  • 2025年度:1.0倍~3.4倍

多くの学系で1倍台ですが、建築・都市環境学系などは年度によって難化します。


工学部第二部(推薦)

  • 2023年度:6.0倍~6.5倍
  • 2024年度:1.3倍~2.5倍
  • 2025年度:1.3倍~1.5倍

2023年度は一時的に高倍率でしたが、直近2年は落ち着いています。

なぜ「東京電機大学は誰でも入れる」と言われるのか

データを見ると難関学科が多いにもかかわらず、なぜそのような評判が出るのでしょうか。

主な理由は以下の3点です。

  1. 夜間部(工学部第二部)の存在
    昼間部とは別枠の入試であるにもかかわらず、大学全体の難易度と混同されがちです。
  2. 理工学部(鳩山キャンパス)の倍率が比較的低い
    一部学部だけを見て「入りやすい」と判断されるケースがあります。
  3. 情報系以外の学科との差が大きい
    情報系は難関、その他は比較的安定という構造が、誤解を生んでいます。

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入試難易度と就職実績のギャップに注意

東京電機大学は、偏差値や倍率だけを見ると「地味」に見えることがあります。
しかし、卒業後の就職実績は非常に強く、

  • 三菱電機
  • JR東日本
  • SUBARU
  • NEC
  • Honda

など、日本の基幹産業を支える企業への就職実績が豊富です。

「入試は決して簡単ではないが、出口が強い大学」これが東京電機大学の本質と言えるでしょう。

まとめ:東京電機大学は【誰でも入れる】?「誰でも入れる」と言われている実態を調査

最後にポイントを整理します。

  • 東京電機大学は誰でも入れる大学ではない
  • 情報系学科は一般・推薦ともに高倍率で難関
  • 推薦入試でも突発的に倍率が跳ね上がることがある
  • 一部学部・夜間部だけを見て判断すると誤解する
  • 就職実績は非常に高水準で、実学志向の大学である

「簡単そうだから」ではなく、「自分がどの学科を目指すのか」を基準に、冷静に判断することが重要です。

subblog プロフィール

私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。

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