法政大学が人気な理由とは?志願者10万人超の秘密を入試・就職・キャンパスから徹底分析
大学選びにおいて、人気がある大学ほど志願者が集中し、結果として倍率が高くなり、入試難易度も上がるというのが実情です。
実際に「法政大学 人気 理由」という検索ワードが多く使われている背景には、
- なぜ法政大学は志願者が多いのか
- MARCHの中で法政大学が選ばれる理由は何か
- 最近、法政大学の評価が上がっているのはなぜか
といった疑問があります。
本記事では、最新の受験市場データと大学改革の動向をもとに、法政大学がここまで人気を集めている理由を、冷静かつ客観的に解説します。
なぜ法政大学はここまで志願者が多いのか
まず注目すべきは、志願者数そのものが示す圧倒的な人気です。
2024年度入試における私立大学の志願者数ランキングでは、法政大学は10万人超を記録し、全国トップクラスに位置しています。
(参照:パスナビ)
| 順位 | 大学名 | 志願者数 |
|---|---|---|
| 1位 | 明治大学 | 約109,000人 |
| 2位 | 東洋大学 | 約103,000人 |
| 3位 | 法政大学 | 約102,000人 |
特筆すべきは、志願者数が多いだけでなく、実質倍率が高い点です。
法政大学の実質倍率は4.29倍とされており、これは「とりあえず出願する大学」ではなく、本気の受験生が集まっている大学であることを示しています。
入試制度が「受けやすく、戦いやすい」

法政大学の人気を支えている大きな要因の一つが、入試制度設計の巧みさです。
全学部統一日程(T日程)
- 全学部同一日程で実施
- 文系は2教科型が中心(古文・漢文不要の学部も多い)
- 地方会場実施により、首都圏外からの受験も容易
この仕組みにより、一度の対策で複数学部を併願できるため、受験生の負担が大きく軽減されています。
英語外部試験利用入試
- 英検などのスコアで英語試験が免除
- 他教科に集中できるため、上位層の併願先として機能
併願割引制度
- 2学部目以降の受験料が割引
- 「出願しやすさ」が志願者数増加に直結
重要なのは、「簡単」なのではなく「合理的」だという点です。
この設計が、MARCH併願層からの支持を集めています。
グローバル教養学部(GIS)が大学イメージを一変させた
法政大学のブランド転換を語る上で欠かせないのが、グローバル教養学部(GIS)の存在です。
- 授業・レポート・試験はすべて英語
- 徹底した少人数教育(定員約100名)
- ディスカッション中心の授業設計
最新の入試データでは、偏差値67前後に達しており、「法政=早慶併願校」という認識を決定づける学部となっています。
このGISの成功により、法政大学全体のイメージが「実直な大規模私大」→「国際性のある都市型大学」へと変化しました。
都市型キャンパス化で女子人気が急上昇

法政大学の人気上昇を語るうえで、キャンパス再開発の影響も無視できません。
市ケ谷キャンパスの変化
- ボアソナード・タワー
- 富士見ゲート
- オフィスビルのような洗練された外観
これにより、かつて「男の大学」と言われた法政大学は、女子学生比率が22% → 34.5%超へ上昇しました。
都市立地・清潔感・安全性は、現代の受験生にとって非常に重要な判断材料です。
就職実績が「コスパ重視層」に刺さる
2025年度以降の大学選びでは、「偏差値」よりも「就職実績と費用対効果」が重視される傾向が強まっています。
法政大学はこの点で非常に評価が高い大学です。
主な実績
- 有名企業400社実就職率:22.8%
- 大手・外資系(アクセンチュア、楽天など)への就職
- 国家公務員総合職:私大上位
- 東京都職員I類:全国トップクラス
特に公務員分野では「公務員の法政」と呼ばれるほどの実績を誇ります。
法政大学はどんな受験生に向いているのか
以上を踏まえると、法政大学は次のような受験生に向いています。
- MARCHレベルを狙いたいが、実利も重視したい人
- 都市型キャンパスで学びたい人
- 就職・公務員に強い大学を選びたい人
- 併願戦略を合理的に組みたい人
一方で、「誰でも入れる大学」ではありません。
実質倍率4倍超という数字が示す通り、しっかりとした学力と戦略が必要な人気校です。
法政大学と同じレベルの大学はどこ?MARCH内の立ち位置と比較で徹底解説
まとめ|法政大学が人気な理由とは?志願者10万人超の秘密を入試・就職・キャンパスから徹底分析
法政大学の人気は、単なるイメージやブランドによるものではありません。
- 志願者数10万人超
- 入試制度の合理性
- GISによるブランド転換
- 都市型キャンパス整備
- 就職・公務員実績の強さ
これらが同時に噛み合った結果として、現在の人気があります。
「法政大学がなぜ人気なのか?」という問いに対する答えは、
データと改革の積み重ねが、受験生の選択として表れている――その一言に尽きます。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。



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