日東駒専は普通にむずい?偏差値・倍率・全国順位から「むずい」と言われる根拠を検証

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その他・息抜き

日東駒専は普通にむずい?偏差値・倍率・全国順位から「むずい」と言われる根拠を検証

「日東駒専って、正直そんなに難しくないでしょ?」
「MARCHに届かなかった人が行く大学じゃないの?」

ネット上では、日東駒専(日本大学・東洋大学・駒澤大学・専修大学)に対して、このようなイメージが語られることが少なくありません。

一方で、検索窓には

日東駒専 むずい
日東駒専は普通にむずい
日東駒専 レベル

といった言葉も並びます。

このギャップはいったい何なのでしょうか。

本記事では、「感覚」ではなく「数字」を使って、

  • 偏差値
  • 入試倍率
  • 志願者数
  • 全国での立ち位置

という複数の角度から、「日東駒専は本当に普通にむずいのか?」を検証していきます。

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  1. 偏差値から見る:日東駒専は本当に簡単なのか?
  2. 大学・学部別 難易度ランキング
  3. 医学部・獣医学科は「別格ゾーン」
  4. 文系上位学部は「普通に高い」
  5. 偏差値55は「上位3割」
  6. 「簡単」と言われがちな理由
  7. 偏差値構造を地形でたとえるなら
  8. 倍率と志願者数が示す「日東駒専は普通にむずい」という現実
  9. 大学・学部別 一般入試倍率ランキング(上位20位)
  10. まず押さえるべき事実:「4倍」は普通に激戦
  11. 東洋大学の“異常なまでの人気集中”
  12. 倍率 × 志願者数 = “体感難易度”
  13. 日本大学の「極端な二極化」
    1. 超激戦ゾーン
    2. 落ち着いたゾーン
  14. 専門性が高い学部ほど倍率は上がりやすい
  15. 全国的な立ち位置・誤解の正体・結論
  16. 全国で見た日東駒専の立ち位置
    1. 私立大学の中で見ると
    2. 国公立を含めて見ると
  17. 偏差値55の意味を、もう一度
  18. なぜ「簡単そう」に見えるのか?
    1. ① 学部数が多すぎる
    2. ② 偏差値の“上限”が知られていない
    3. ③ MARCHとの比較で“下”に見える
    4. ④ 受験層が広い
  19. 「日東駒専だから余裕」と思って落ちる人の特徴
    1. ❌ ① 偏差値しか見ていない
    2. ❌ ② 併願戦略が甘い
    3. ❌ ③ 過去問をなめている
    4. ❌ ④ 定員の罠にハマる
  20. 結論:日東駒専は「普通にむずい」
    1. 日東駒専が「普通にむずい」理由
    2. 正しい評価
  21. まとめ:日東駒専は普通にむずい?偏差値・倍率・全国順位から「むずい」と言われる根拠を検証

偏差値から見る:日東駒専は本当に簡単なのか?

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まず最初に確認したいのが、受験難易度の代表的な指標である「偏差値」です。

日東駒専はひとくくりに語られがちですが、実際には学部・学科ごとの差が非常に大きいという特徴があります。

ここでは、4大学を横断して、偏差値の“上限値”(=最も難しい方式・学科)を基準に、難易度をランキング化しました。

大学・学部別 難易度ランキング

※方式・学科により偏差値は異なります
※各大学の最難関ゾーンを基準としています

本記事の数値データは、大学受験情報サイト「パスナビ」に掲載されている公式データをもとに、学部・学科・方式別の情報を整理し、独自にランキング形式へ再構成しています。
「日東駒専は本当にむずいのか?」という疑問に対して、感覚ではなく、数字で検証することを目的としています。

ランク偏差値大学・学部(学科)
SS65.0日本大学 医学部(医)
S62.5日本大学 生物資源科学部(獣医)
A+57.5東洋大学 文学部(哲・史など)、経営学部(マーケティング)
A55.0東洋大学(経済・法・社会・国際・国際観光)
専修大学(文・人間科学・国際コミュニケーション)
日本大学 芸術学部(映画・美術・デザインなど)
駒澤大学 文学部(国文・日本史・心理)
B52.5専修大学(法・商)
日本大学(文理・理工・法・歯)
駒澤大学(経済・法・経営)
東洋大学(情報連携・健康スポーツ科学)
C50.0専修大学(経済・経営・ネットワーク情報)
日本大学(薬)
駒澤大学(医療健康科学・グローバルメディア)
東洋大学(理工・生命科学・食環境科学・福祉社会デザイン)

医学部・獣医学科は「別格ゾーン」

まず最初に強調しておくべきなのが、

  • 日本大学 医学部(偏差値65.0)
  • 日本大学 獣医学科(62.5)

この2つは、日東駒専の中でも明らかに別次元の難易度であるという点です。

これらは、

  • 受験科目数が多い
  • 定員が極端に少ない
  • 国公立医学部志望層とも競合する

など、一般的な文系・理系学部とは競争の性質がまったく異なります

つまり、

「日東駒専って簡単でしょ?」

という議論の中に、この層を含めて語ること自体がズレているのです。

文系上位学部は「普通に高い」

多くの受験生が実際に併願・受験するゾーンは、A+〜A帯(偏差値55.0〜57.5)です。

ここを見ると、

  • 東洋大学 文学部
  • 東洋大学 経営学部
  • 日本大学 芸術学部
  • 専修大学 人間科学部
  • 駒澤大学 文学部

など、偏差値55前後の学部がずらりと並びます。

ここで大事なのは、

偏差値55って、実際どれくらいの位置なの?

という点です。

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偏差値55は「上位3割」

偏差値は単なる数字ではなく、「全国順位」を表しています。

目安として:

偏差値全国での位置
50上位50%
55上位約31%
60上位約16%
65上位約7%

つまり、

  • 偏差値55 → 上位3割
  • 偏差値57.5 → 上位2割台
  • 偏差値60超 → 上位2割未満

という世界です。

これを踏まえると、

日東駒専の上位学部は、普通に「上位層」の争い

であることが分かります。

「簡単」と言われがちな理由

勉強中

それでも、日東駒専が「簡単」と言われがちな理由があります。

それは、

  • 学部数が多い
  • 偏差値帯の幅が広い
  • 下のゾーンも存在する

という構造です。

たとえば日本大学では、

  • 医学部:65
  • 文理学部:52.5
  • 工学部(二部):40台

といったように、同じ大学内で難易度が極端に分かれています

つまり、

「下の学部だけを見て“簡単”と判断している」

ケースが非常に多いのです。

偏差値構造を地形でたとえるなら

日東駒専の難易度構造は、よくこんな地形に例えられます。

広大な平原の中に、医学・獣医といった険しい峰がそびえ立ち、
その周囲を、文学・経営・心理といった人気学部の丘陵地帯が囲み、
さらに外縁部に、比較的なだらかなゾーンが広がっている。

つまり、「全体が簡単」なのではなく、

“一部がかなり高く、全体として幅が広い”
これが日東駒専の正体です。

倍率と志願者数が示す「日東駒専は普通にむずい」という現実

偏差値が高いだけなら、「勉強すれば何とかなる」と思う人もいるかもしれません。
しかし、受験の本質は相対評価です。

つまり、

「自分がどれくらいできるか」ではなく
「他の受験生と比べてどれくらい上か」

で合否が決まります。

その“相対的な難しさ”を最も端的に表す数字が、倍率です。

大学・学部別 一般入試倍率ランキング(上位20位)

※日東駒専4大学をミックス
※一般選抜合計ベース

順位大学・学部倍率志願者数
1位日本大学 医学部14.7倍3,625人
2位東洋大学 健康スポーツ科学部5.8倍4,079人
3位東洋大学 国際観光学部5.6倍4,343人
4位東洋大学 経営学部5.3倍14,608人
5位東洋大学 生命科学部5.3倍5,901人
6位東洋大学 総合情報学部4.8倍3,179人
7位専修大学 国際コミュニケーション学部4.7倍3,409人
8位日本大学 芸術学部4.7倍2,855人
9位東洋大学 経済学部4.6倍13,078人
10位東洋大学 社会学部4.3倍12,939人
11位東洋大学 国際学部4.2倍4,073人
12位東洋大学 文学部4.1倍15,210人
13位専修大学 商学部4.0倍7,649人
14位東洋大学 法学部4.0倍8,835人
15位東洋大学 食環境科学部3.9倍3,669人
16位専修大学 人間科学部3.8倍4,004人
17位東洋大学 福祉社会デザイン学部3.8倍4,412人
18位駒澤大学 医療健康科学部3.7倍741人
19位専修大学 経営学部3.5倍5,752人
19位駒澤大学 経済学部3.5倍7,964人
19位日本大学 生物資源科学部3.5倍5,920人
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まず押さえるべき事実:「4倍」は普通に激戦

ここで重要なのは、

倍率4倍って、実際どれくらい厳しいの?

という点です。

一般的な目安として:

倍率競争レベル
~2倍比較的入りやすい
2~3倍やや難
3~4倍難関
4倍以上激戦
5倍以上超激戦

この基準で見ると、
日東駒専の主要学部は「激戦ゾーン」に大量に集中しています。

東洋大学の“異常なまでの人気集中”

このランキングを見て、最も目を引くのは何でしょうか。

答えは明白です。

東洋大学が強すぎる

上位10学部のうち、6学部を東洋大学が占めています。

しかも恐ろしいのは、

  • 倍率が高いだけではない
  • 志願者数が異常に多い

という点です。

たとえば:

  • 文学部:15,210人(4.1倍)
  • 経営学部:14,608人(5.3倍)
  • 経済学部:13,078人(4.6倍)
  • 社会学部:12,939人(4.3倍)

これは、

「大量に受けに来るのに、ちゃんと落とされる」

という構造です。

倍率 × 志願者数 = “体感難易度”

受験生が「むずい」と感じるかどうかは、偏差値だけでは決まりません。

  • 試験会場の人数
  • 合格発表後の落選の多さ
  • SNSでの「落ちた」報告の多さ

こうした体感的な難しさを作るのが、

志願者数 × 倍率

です。

1万人以上が受けに来て、そのうち4人に1人しか受からない

これは普通に精神的にもキツいです。

日本大学の「極端な二極化」

日本大学は、倍率構造が非常に特殊です。

超激戦ゾーン

  • 医学部:14.7倍
  • 芸術学部:4.7倍

落ち着いたゾーン

  • 生産工学部:1.6倍
  • 工学部:1.3倍
  • 国際関係学部:1.2倍
  • 松戸歯学部:1.0倍

ここで起きているのが、

「日大=簡単」というイメージの誤解

です。

これは、“低倍率ゾーンだけを見て、全体を判断している”ことによる錯覚です。

専門性が高い学部ほど倍率は上がりやすい

倍率ランキングを見ると、もう1つの傾向が見えます。

  • 国際系
  • 心理系
  • 医療・健康系
  • 芸術系

これらは、

  • 定員が少ない
  • 志望理由が明確
  • 併願されにくい

という特徴があります。

その結果、

志願者数が少なくても倍率が高くなる

という現象が起きます。

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全国的な立ち位置・誤解の正体・結論

ここまで、偏差値・倍率・志願者数という3つの角度から見てきました。

  • 偏差値:上位学部は普通に高い
  • 倍率:主要学部は激戦
  • 志願者数:とにかく多い

しかし、それでもこう思う人はいるはずです。

「いや、全国的に見たら中堅でしょ?」

その通りです。
中堅です。
ただし――

“中堅=簡単”ではありません。

全国で見た日東駒専の立ち位置

あなたの過去記事の分析を踏まえると、日東駒専のポジションは次のようになります。

私立大学の中で見ると

  • 上位30〜40%前後

国公立を含めて見ると

  • 上位45〜55%前後

つまり、

「最上位ではないが、下位層ではまったくない」

という位置です。

偏差値55の意味を、もう一度

偏差値55という数字は、見た目ほど“普通”ではありません。

  • 偏差値55 → 上位約31%
  • 偏差値60 → 上位約16%
  • 偏差値65 → 上位約7%

日東駒専の上位学部(A+〜A帯)は、普通に“上位層”の競争なのです。

なぜ「簡単そう」に見えるのか?

チェックリスト

では、なぜここまで数字が示しているのに、「日東駒専=簡単」というイメージが広がるのでしょうか。

理由は主に4つあります。


① 学部数が多すぎる

日東駒専はとにかく学部数が多い。

そのため、

  • 偏差値65の学部
  • 偏差値40台の学部

が同じ大学内に共存しています。

→ 下だけを見ると「簡単」に見える。


② 偏差値の“上限”が知られていない

多くの人は、

「その大学の一番低いところ」

で難易度を判断します。

しかし実際は、

「その大学の一番高いところ」

を見る方が、本当の実力を反映します。


③ MARCHとの比較で“下”に見える

日東駒専は、常にMARCHと比較されます。

  • MARCH:上位10〜15%
  • 日東駒専:上位30〜50%

この差はあります。

しかし、

「MARCHより下」=「簡単」

ではありません。


④ 受験層が広い

日東駒専は、

  • 上位層
  • 中位層
  • やや下位層

がすべて受験します。

そのため、

「受けている人の幅が広い=簡単そう」

に見える錯覚が起きます。

「日東駒専だから余裕」と思って落ちる人の特徴

ここで、実際に落ちやすいタイプを整理します。


❌ ① 偏差値しか見ていない

倍率を見ていない人は、

「55なら余裕でしょ」

と思って突っ込み、普通に落ちます。


❌ ② 併願戦略が甘い

日東駒専は、

  • 併願者が多い
  • 本命で受ける人も多い
  • ガチ勢が混ざる

という“戦場”です。


❌ ③ 過去問をなめている

「中堅私大だから簡単」と思って演習量を減らす人ほど落ちます。


❌ ④ 定員の罠にハマる

「定員多い=入りやすい」これは完全な誤解です。

定員が多い=志願者も多いです。

日東駒専は上位何パーセント?私立大学のみ・国公立含む2つの視点で検証

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結論:日東駒専は「普通にむずい」

ここまでの内容を、まとめます。


日東駒専が「普通にむずい」理由

✔ 上位学部の偏差値は普通に高い
✔ 上位層は全国上位3割以内
✔ 倍率4〜5倍が当たり前
✔ 志願者数が異常に多い
✔ 学部差が激しい
✔ 併願勢が大量に集まる


正しい評価

日東駒専は、

難関ではない
でも簡単でもない

「ちゃんと対策しないと普通に落ちる大学群」です。

まとめ:日東駒専は普通にむずい?偏差値・倍率・全国順位から「むずい」と言われる根拠を検証

「日東駒専って簡単でしょ?」

この言葉は、数字を見ていない人の感想です。

偏差値、倍率、志願者数、全国順位――
どれを取っても、

日東駒専は“普通にむずい”

これは事実です。

もしあなたが、

  • 日東駒専を第一志望にしている
  • 併願で受ける予定
  • 「なめてたかも…」と感じた

なら、今から本気で対策すれば、まだ間に合います。

subblog プロフィール

私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。

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