北海道大学(北大)で入りやすい学部はどこ?偏差値・倍率から徹底分析
北海道大学(北大)は旧帝大の一つとして全国的に評価が高く、「難関国立大学」という印象が強い大学です。
一方で受験生の中には、
- 北大の中で相対的に入りやすい学部はどこ?
- 偏差値・共通テスト得点率と、実際の競争(倍率)の両方から比較したい
と考える人も多いはずです。
本記事では、北大の学部ごとに
- 偏差値・共通テスト得点率(ボーダー)
- 一般選抜(一般選抜合計)の倍率
をランキング形式で整理し、「入りやすい学部」=狙いやすい学部を客観的にまとめます。
まず結論:北大で「入りやすい学部」候補はどこ?
北大で入りやすさを考える際は、偏差値が低めでも倍率が高いと難しくなり、逆に偏差値が中程度でも倍率が低いと狙いやすくなるケースがあります。
今回のデータから見ると、特に「入りやすい」候補は次のタイプです。
- 偏差値・得点率が相対的に低め + 倍率も低め
- もしくは 倍率が低い(競争が緩い)
この2軸で、後半で「おすすめ(入りやすい)学部」を整理します。
北海道大学 学部別ランキング(偏差値・共通テスト得点率)

※各学部の数値は、学科・日程差があるため、ここでは 各学部の最高値(主に後期や難関枠) を基準としてランキング化しています。
(出典:パスナビ:北大全体 偏差値50.0〜67.5/共テ67%〜88%)
偏差値・共テ得点率ランキング(難易度順)
| 順位 | 学部 | 偏差値 | 共通テスト得点率 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 医学部 | 50.0〜67.5 | 67%〜88% |
| 2位 | 獣医学部 | 57.5〜65.0 | 77%〜87% |
| 3位 | 理学部 | 57.5〜65.0 | 77%〜86% |
| 4位 | 工学部 | 57.5〜65.0 | 77%〜85% |
| 5位 | 薬学部 | 57.5〜62.5 | 77%〜84% |
| 6位 | 法学部 | 60.0〜62.5 | 78%〜83% |
| 7位 | 経済学部 | 60.0〜62.5 | 78%〜83% |
| 8位 | 文学部 | 62.5 | 79%〜82% |
| 9位 | 教育学部 | 60.0〜62.5 | 78%〜80% |
| 10位 | 農学部 | 57.5〜60.0 | 77%〜84% |
| 11位 | 歯学部 | 57.5 | 75%〜77% |
| 12位 | 水産学部 | 55.0〜57.5 | 75%〜77% |
北海道大学 2025年度|一般選抜(一般選抜合計)倍率ランキング
次に、実際の競争の厳しさを示す「倍率」を見ていきます。
ここでは、一般選抜合計の倍率を 高い順(人気=競争が激しい順) に並べています。
2025年度 一般選抜倍率ランキング(高い順)
| 順位 | 学部名 | 倍率 | 志願者数 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 薬学部 | 5.0 | 382人 |
| 2位 | 獣医学部 | 4.3 | 198人 |
| 3位 | 理学部 | 4.2 | 600人 |
| 4位 | 歯学部 | 3.0 | 154人 |
| 5位 | 文学部 | 2.9 | 751人 |
| 5位 | 農学部 | 2.9 | 451人 |
| 7位 | 水産学部 | 2.7 | 711人 |
| 8位 | 工学部 | 2.4 | 1,140人 |
| 9位 | 法学部 | 2.3 | 734人 |
| 9位 | 経済学部 | 2.3 | 530人 |
| 9位 | 医学部 | 2.3 | 629人 |
| 12位 | 教育学部 | 2.2 | 126人 |
北海道大学 2024年度|一般選抜(一般選抜合計)倍率ランキング
2024年度は、倍率中心で整理します。
2024年度 一般選抜倍率ランキング(高い順)
| 順位 | 学部名 | 倍率 |
|---|---|---|
| 1位 | 獣医学部 | 4.4 |
| 2位 | 理学部 | 3.9 |
| 3位 | 工学部 | 3.0 |
| 4位 | 薬学部 | 2.9 |
| 5位 | 歯学部 | 2.7 |
| 5位 | 農学部 | 2.7 |
| 7位 | 法学部 | 2.6 |
| 8位 | 文学部 | 2.5 |
| 8位 | 医学部 | 2.5 |
| 8位 | 水産学部 | 2.5 |
| 11位 | 経済学部 | 2.4 |
| 12位 | 教育学部 | 2.3 |
ここが重要:偏差値が低めでも「倍率が高い」学部は難しくなる

「入りやすい学部」を探すとき、偏差値だけ見るのは危険です。
たとえば今回のデータでは、
- 薬学部:偏差値レンジは突出しているわけではないのに、倍率は 5.0(2025) と最上位
- 獣医学部・理学部も倍率が高水準
つまり、人気集中・募集枠の関係で、数字以上に競争が厳しくなりやすい学部があるということです。
北大で「入りやすい学部」はどこ?(偏差値×倍率の総合)
ここからが本題です。
今回は「入りやすい」を “相対的に合格可能性が上がりやすい(狙いやすい)” と定義し、
- 偏差値・共通テスト得点率が相対的に低め
- かつ、倍率が低め(競争が緩い)
または
- 倍率が特に低く、競争が落ち着いている
という観点で整理します。
【おすすめ】北大で入りやすい学部ランキング(狙いやすい順)
1位:教育学部(倍率が最も低い)
- 一般選抜合計倍率:2.2(2025)/2.3(2024)
- 偏差値・共テ:60.0〜62.5/78%〜80%(上限基準)
- 志願者数:126人(2025)
倍率が学内で最も低水準で、競争が落ち着きやすいのが最大の強みです。
「北大に入りたいが、学部選びで合格可能性を上げたい」という人は、まず検討候補になります。
2位:経済学部(倍率が低めで安定)
- 一般選抜合計倍率:2.3(2025)/2.4(2024)
- 偏差値・共テ:60.0〜62.5/78%〜83%(上限基準)
偏差値帯は決して低いわけではありませんが、倍率が2倍台前半で推移している点が魅力。
「文系で北大を狙う」場合の現実的な候補になりやすい学部です。
3位:法学部(倍率が低め)
- 一般選抜合計倍率:2.3(2025)/2.6(2024)
- 偏差値・共テ:60.0〜62.5/78%〜83%(上限基準)
2024は2.6とやや高めでしたが、2025は2.3まで落ち着いています。
文系の中では「倍率面」で比較的狙いやすい学部と言えます。
4位:水産学部(偏差値・共テは低め寄り+倍率も中低)
- 一般選抜合計倍率:2.7(2025)/2.5(2024)
- 偏差値・共テ:55.0〜57.5/75%〜77%(上限基準)
偏差値・得点率がレンジとして低め寄りで、倍率も3倍未満。
「難易度の数字(偏差値・得点率)も抑えめで、倍率も極端に高くない」ため、総合的に見て候補になります。
5位:工学部(倍率は低めだが志願者規模が大きい)
- 一般選抜合計倍率:2.4(2025)/3.0(2024)
- 志願者数:1,140人(2025)(全学部で最大規模)
倍率だけ見ると狙いやすそうに見えますが、母数(志願者数)が大きい点には注意。
ただ、それでも2.4倍は低めなので、「理系で北大を狙う」場合の現実的な候補になります。
注意:学部合計が低倍率でも、方式・枠で“激戦”が起きる
今回のランキングは 学部全体の「一般選抜合計」 です。
ただし実際には、学部内でも
- 前期/後期
- 総合入試
- 学科別・枠別
で倍率が跳ねることがあります。
例として提示いただいた通り、
- 理学部後期(数学科):5.8倍
- 医学部医学科フロンティア入試:17.0倍
のように、入口によって難易度がまったく違うケースがあります。
「入りやすさ重視」の人ほど、学部だけでなく “どの方式で受けるか” まで見て戦略を立てるのが重要です。
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まとめ|北海道大学(北大)で入りやすい学部はどこ?偏差値・倍率から徹底分析
北海道大学は全体として難関ですが、データを見ると
- 偏差値・共テ得点率が低めの学部
- 倍率が低めで競争が落ち着く学部
が存在します。
入りやすさ重視で狙いやすい候補
- 教育学部
- 経済学部
- 法学部
- 水産学部
- 工学部(倍率低めだが母数大)
「北大に入りたい」という目的を達成するには、学部選びを“戦略化”することが近道です。
偏差値だけでなく、倍率(競争の混雑度)も必ずセットで見て、自分に合った学部・方式を選びましょう。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。


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