金沢大学の併願校はどこが最適?偏差値・難易度から最適な併願パターンを解説
金沢大学の併願は「学域ごとの差」を理解できるかで決まる
金沢大学は、北陸地方を代表する国立総合大学であり、学域によって難易度が大きく異なる「内部格差型大学」です。
そのため、
- 「金沢大学志望」という大枠だけで併願校を決める
- 偏差値イメージだけで私立を選ぶ
といった戦略は、併願失敗の典型例になりがちです。
本記事では、最新の偏差値・共通テスト得点率データをもとに、金沢大学志望者が「現実的に合格を取りにいける」併願パターンを解説します。
金沢大学の学域別難易度【最新版】
まず、金沢大学の立ち位置を正確に把握しましょう。
学域別 偏差値・共通テスト得点率一覧
| 学域 | 共通テスト得点率 | 偏差値 |
|---|---|---|
| 融合学域 | 62% ~ 76% | 47.5 ~ 55.0 |
| 人間社会学域 | 65% ~ 76% | 50.0 ~ 55.0 |
| 理工学域 | 66% ~ 71% | 50.0 ~ 52.5 |
| 医薬保健学域 | 63% ~ 83% | 47.5 ~ 65.0 |
(出典:パスナビ)
ここが重要ポイント
- 医薬保健学域は幅が非常に広い
→ 医学系(特に医学類)は別次元の難易度 - 他3学域は
→ 偏差値50前後〜55が中心
→ 中堅上位〜準難関国立レベル
つまり金沢大学は、
「一部は難関、全体としては中堅上位国立」
という位置づけになります。
金沢大学併願の基本戦略|3層ポートフォリオ

金沢大学志望者に最も適しているのは、
国公立+私立を組み合わせた3層構造です。
① 挑戦・同レベル校(主に国公立・後期)
- 金沢大学と同等、または一段上
- 合格すれば“上振れ”
② 現実的代替校(私立上位)
- 国立不合格時でも納得できる進学先
③ 確実な安全校(滑り止め)
- 国立前に合格を確保
- 精神的安定を得るための存在
【学域別】おすすめ併願パターン

融合学域・人間社会学域(偏差値47.5~55)
国公立(後期・併願)
- 名古屋市立大学(人文社会・経済系)
- 東京都立大学(人文・都市系)
- 大阪公立大学(現代システム・生活科学系)
私立(現実的代替)
- 南山大学(人文・外国語・経済)
- 同志社大学(神学・スポーツ健康)
- 立命館大学(食マネジメント・映像)
安全校
- 龍谷大学
- 近畿大学
- 中部大学
👉 「MARCH看板学部」は避けるのが無難
理工学域(偏差値50.0~52.5)
国公立
- 富山大学(理工)
- 福井大学(工学)
- 静岡大学(理工)
私立
- 芝浦工業大学
- 東京電機大学
- 名城大学(理工)
安全校
- 工学院大学(学科選択注意)
- 日本大学(理工)
👉 国立対策科目と私立の試験科目が一致する大学を優先
医薬保健学域(47.5~65.0)※要注意
医学類(偏差値60超)
- 神戸大学(医系)
- 名古屋大学(医系)
- 私立医学部(要個別設計)
👉 完全に別枠。併願戦略は医学部専用設計が必須
看護・保健系
- 新潟大学(保健)
- 信州大学(看護)
- 私立:藤田医科大学、名古屋学芸大学 など
よくある併願失敗パターン
❌ 金沢大学=難関国立と思い込みすぎる
❌ 私立を「国立のおまけ」で受験
❌ 共通テスト利用に過度依存(80%の壁)
特に注意したいのは、
金沢大学に受かる学力 ≠ 私立上位に安全に受かる学力
という点です。
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まとめ|金沢大学の併願校はどこが最適?偏差値・難易度から最適な併願パターンを解説
金沢大学の併願で最も重要なのは、
- 学域ごとの偏差値・得点率を正確に見ること
- 国公立・私立を役割分担させること
- 安全校を必ず用意すること
です。
「金沢大学志望」というだけで併願を組むと失敗します。
“自分が受ける学域”から逆算することが、合格への近道です。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。



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