【大学受験】グループ面接で聞かれることを徹底解説|頻出質問・評価ポイント・回答のコツ
大学受験で実施されるグループ面接は、個人面接とは異なる独自の特徴があります。
面接官は受験生の 協働性・傾聴力・コミュニケーション力 を総合的にチェックしており、質問内容には一定のパターンがあります。
また、グループ面接は 面接者2〜3名、受験生3〜6名程度 で行われ、所要時間は長いものの 一人が話せる時間は5〜10分程度。
そのため、限られた時間で「大学が求める学生像を体現できるか」を端的に伝える必要があります。
本記事では、大学受験のグループ面接で 実際によく聞かれる質問、面接官が評価しているポイント、同じ意見を言われたときの対処法 を含め、合格に近づくためのコツをまとめて解説します。
■ グループ面接の結論:質問パターンは決まっている
まず結論からお伝えすると、大学受験のグループ面接で聞かれる内容は次の3つに大別されます。
- 全員に共通して聞かれる質問
- 個別に深掘りされる質問
- グループならではの評価を伴う質問
特に重視されるのは、大学のアドミッション・ポリシーでもある
「主体性」「協働性」「思考力・表現力」 です。
つまり、何を話すかも重要ですが、
どう話すか、他の受験生とどう関わるか も強く評価されるのがグループ面接の最大の特徴です。
■ グループ面接はどんな形式?|大学受験の標準スタイル

多くの大学で採用されているグループ面接の形式は以下の通りです。
- 面接官:2〜3名
- 受験生:3〜6名
- 時間:30〜60分程度
- 1人の発言時間:5〜10分ほど
一般的な流れは、
- 面接官による簡単な説明
- 受験生全員で自己紹介
- 共通質問(全員に同じ質問をする)
- 個別質問(書類や回答から深掘り)
- 全体コメント・終了
となります。
個人面接と同じ質問も出ますが、
グループという環境下でどう振る舞うかが重要な審査基準 です。
■ グループ面接で必ず聞かれる「自己紹介」
グループ面接の最初はほぼ必ず 簡単な自己紹介(30〜45秒) が求められます。
自己紹介で話すべき内容は以下が基本です。
- 氏名、出身高校
- 志望理由(短め・要点のみ)
- 高校生活で頑張ったこと
- 一言メッセージ
長くても1分以内にまとめることが必要です。
ポイント
- 話が長くなると「要点をまとめられない人」と評価される
- 他の受験生の顔を見るようにして話す
- 姿勢・声の大きさ・表情も評価される
■ 全員に共通して聞かれる質問(頻出質問リスト)
大学受験のグループ面接では、全員に共通の質問が多く出されます。
以下の質問は「ほぼ必ず聞かれる」と考えて準備しましょう。
(1)志望理由
- なぜこの大学を選んだのか
- なぜこの学部・学科で学びたいのか
(2)高校生活で頑張ったこと
- 部活・委員会・行事・勉強など
- 困難をどう乗り越えたか
(3)将来やりたいこと・興味分野
- 大学で学んだことをどう活かしたいか
- 社会にどう貢献したいか
(4)自分の長所・短所
- 具体例とセットで話す
- 短所は改善努力と合わせる
(5)入学後に取り組みたいこと
- 学びたい授業・研究・部活動
- どんな大学生活にしたいか
これらは全大学で共通の評価項目です。
■ 個別に聞かれる質問(深掘り質問)

個別質問では、自己紹介や志望理由を基に次のように深掘りされます。
- 「高校で頑張った活動の中で、一番印象的な場面は?」
- 「その活動で得た学びを、大学でどう活かす?」
- 「あなたの短所はいつ課題になった?」
- 「志望理由書では○○と書いていますが、具体的には?」
ポイント
- 言ったことには必ず根拠をつける
- 短く明確に話す(PREP法が最強)
- 同じ話でも切り口を変えれば深掘りに対応できる
■ グループ面接ならではの質問(差がつくポイント)
グループ面接独自の質問があるため注意が必要です。
(1)他の受験生の意見を聞いたうえでの質問
例:「いまの○○さんの意見についてどう思いますか?」
→ 相手を否定せず、尊重しながら自分の意見を述べる姿勢が求められます。
(2)協働性を見る質問
例:「チームで意見が分かれたとき、あなたはどうしますか?」
→ 大学は「協調的に学ぶ姿勢」を強く評価します。
(3)価値観を問う質問
例:「リーダー役とサポート役、どちらが向いている?」
→ どちらでも良いので、具体例を必ず添える。
■ 面接官はここを見ている|評価ポイント
グループ面接の評価基準は以下の通りです。
1. 論理性
筋の通った話ができるか、要点をまとめられるか。
2. 協働性(非常に重要)
他者の意見を尊重できるか、聞く態度があるか。
3. 傾聴姿勢
うなずき、表情、リアクション、視線の配り方。
4. 主体性
自分の考えを持ち、適切に伝えられるか。
5. 表現力
声の大きさ、話し方、表情、態度。
特に 協働性・傾聴姿勢は、個人面接以上に重視される項目 です。
■ 他の受験生と回答が被った時の対応(最重要ポイント)

グループ面接でよくあるのが、
「自分と同じ意見を他の受験生に先に言われてしまった」
という状況。
これは焦る必要はなく、むしろ「対応の仕方」で評価が上がります。
● ベストな対応①
同じ意見に“自分の視点”を加える
例:
「◯◯さんと同じく私も高校では部活動に力を入れました。ただ、私の場合は副部長としてチームの調整役を経験し、特に△△の場面で協力の大切さを感じました。」
→ 同じテーマでも差別化ができる。
● ベストな対応②
他者の意見を一度受け止めてから話す
「いまの◯◯さんのご意見に私も賛成なのですが、私は〜という点で少し異なる視点を持っています。」
→ 協調性 + 独自性 の両方をアピール。
● ベストな対応③
相手の意見を取り入れて話す姿勢を見せる
「◯◯さんの話を聞いて、私も似た経験を思い出しました。私の場合は〜」
→ 傾聴力・柔軟性が評価される。
● これをすると減点
- あからさまに不機嫌な表情
- 「私も同じです」だけで終わる
- 焦って話が長くなる
- 他者の意見を否定する
グループ面接では 他者リスペクト が最重要です。
「聞く姿勢」「協調性」は必ず評価に入っています。
■ グループ面接当日の振る舞い方
面接本番の態度は、回答内容と同じくらい重要です。
- 姿勢を整えて座る
- 他の受験生の話をしっかり聞く(うなずき・表情)
- 否定をしない
- 話すときは面接官だけでなくグループ全体を見る
- 落ち着いた声でゆっくり話す
- 話しすぎない
- 自分の番でなくても集中を切らさない
グループ面接は「態度の試験」でもあります。
■ 回答を作るときのコツ|PREP法を使えば一気に伝わる

短い時間で分かりやすく伝えるには PREP法 が最強です。
- P(結論) 私の強みは協調性です。
- R(理由) チーム活動で調整役を担ってきたためです。
- E(具体例) 部活では〜という経験をしました。
- P(結論) この経験を大学でも活かしたいです。
PREP法を使うと、5〜10分の発言でもスッキリまとまります。
■ よくある失敗例(必ず避ける)
- 自己紹介が長すぎる
- 他者の意見を聞いていない(視線が下・表情が固い)
- 否定的な言い方をしてしまう
- 志望理由が浅い
- 「何となく」「特にない」などの曖昧な回答
- 緊張で声が極端に小さい
面接官は “人として大学に迎えたいか” を見ています。
■ 面接前にやっておくと合格率が上がる準備
- 自己紹介30秒を暗記
- 志望理由を3パターン用意
- 全員質問(5項目)をテンプレ化
- グループ面接の動画を見て雰囲気をつかむ
- 他者の回答を聞いて返す練習をする
- 学校の先生・友達と模擬面接
特に「他者の意見を踏まえて話す練習」は効果抜群です。
■ まとめ:グループ面接は「協働性」と「聞く姿勢」がカギ
大学受験のグループ面接は、一見個人面接と同じような質問が並びますが、評価されるポイントは大きく異なります。
・同じ意見を言われても工夫して話す姿勢
・他者の意見を尊重する姿勢
・うなずき・表情・傾聴態度
・短く分かりやすい話し方
これらはすべて グループ面接ならではの重要評価項目 です。
質問パターンはほぼ決まっているため、
今日から準備すれば確実に周りと差をつけることができます。
最後に、受験する大学の アドミッション・ポリシー に沿った回答を心がけましょう。
大学が求める人物像に合った受験生であるかが最終的な判断材料になります。
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