大学受験の英作文で使えるフレーズまとめ|そのまま覚えて点数が安定する必勝フレーズ集
英作文に苦手意識を持つ受験生はとても多いものです。
「文章をどう始めればいいかわからない」「語彙が思い浮かばない」「文法ミスが怖くて書けない」──こうした悩みは、英作文に必要な“引き出し”が足りないことが原因である場合がほとんどです。
実際、英作文は難しい単語や高度な構文を使う必要はありません。
大学受験で評価されるのは**「正確さ・論理性・明確さ」**の3つ。
つまり、よく使う表現をストックしておくだけで得点力は安定します。
この記事では、大学受験の英作文でそのまま使える便利フレーズを、用途別・テーマ別にまとめて紹介します。
暗記すればそのまま答案に使えるものばかりなので、英作文が苦手な人でも短期間で得点を引き上げることができます。
大学受験の英作文で求められる力とは?
まず大前提として、大学受験の英作文に必要なのは「難しい英語を書く力」ではありません。
多くの大学が公開している採点基準を見ると、共通して重視されているポイントは次の5つです。
1. 文法の正確さ
2. 語彙の適切さ(シンプルでOK)
3. 論理的な構成
4. 主張・理由が明確であること
5. 一貫した視点で書かれていること
つまり、背伸びした英語を書くよりも、正しく・わかりやすく・シンプルに書くほうが高得点につながります。
さらに、英作文の採点者は数百枚単位の答案を短時間で見ています。
論理展開がテンプレート化されていたほうが、「読みにくさ」がなくなり、加点されやすくなるのです。
そのため、使い回せるフレーズ集を持っておくことが、得点を安定させる最短ルートになります。
そのまま使える“万能テンプレフレーズ”

まずは、どんなテーマにも応用できる汎用性の高いフレーズから紹介します。
これらは英作文の骨格を支える重要な表現で、覚えておくと文章全体のまとまりがぐっと良くなります。
● 意見を述べるとき
- I think that 〜.(〜だと思います)
- I believe that 〜.(〜と信じています)
- There is no doubt that 〜.(〜には疑いの余地がありません)
- It is true that 〜, but 〜.(確かに〜だが、〜である)
特にI think thatは万能。どのテーマにも必ず使えるため、文頭の鉄板フレーズです。
● 理由を説明するとき
- This is because 〜.(これは〜が理由です)
- One of the reasons is that 〜.(理由の一つは〜です)
- This is why 〜.(だから〜なのです)
- For example, 〜.(例えば〜)
「理由→例」の流れは論理性を担保するための黄金ルート。作文全体が締まります。
● 話を追加したいとき
- In addition, 〜.(さらに〜)
- Moreover, 〜.(その上〜)
- Besides, 〜.(他にも〜)
接続フレーズを複数覚えておくと、語彙の幅が広がって見えるため得点しやすくなります。
● 反対意見・対比を示すとき
- However, 〜.(しかし〜)
- On the other hand, 〜.(一方で〜)
- Although 〜, 〜.(〜だけれども、〜)
「対比」は大学入試でよく出る構成です。1つは必ず使えるようにしておくと便利です。
● 結論を述べるとき
- For these reasons, 〜.(以上の理由から〜)
- In conclusion, 〜.(結論として〜)
- To sum up, 〜.(まとめると〜)
文章の締めを整えるだけで、まとまりのある印象を与えることができます。
テーマ別:大学受験で頻出の使えるフレーズ一覧
大学入試の英作文では、特定のテーマが繰り返し出題されています。
そのテーマごとに頻出表現をまとめると以下の通りです。
● テクノロジー(AI・スマホ・インターネット)
- Technology makes our lives more convenient.
(技術は私たちの生活をより便利にします) - We should use AI carefully.
(AIは慎重に使うべきです) - The internet allows us to get information easily.
(インターネットは情報を簡単に得ることを可能にします)
● 教育(学習・学校・留学)
- Students should learn to think independently.
(学生は自立的に考える力を身につけるべきです) - It is important to experience diverse cultures.
(多様な文化を経験することは重要です) - Teachers need to support students’ individuality.
(教師は生徒の個性を支える必要があります)
● 社会問題(環境・高齢化・働き方)
- We need to protect the environment.
(環境を守る必要があります) - An aging society is one of the biggest issues in Japan.
(高齢化社会は日本の大きな課題の一つです) - People should work in a more flexible way.
(人々はより柔軟な働き方をすべきです)
● 国際・文化(外国人・交流・グローバル化)
- Communication is the key to understanding each other.
(コミュニケーションが相互理解の鍵です) - Globalization has both advantages and disadvantages.
(グローバル化には長所と短所があります) - We should respect other cultures.
(他文化を尊重すべきです)
これらのフレーズは、過去問の出題傾向に合わせて汎用性の高いものを揃えています。
テーマごとに3〜5個覚えておけば、どんな問題が来ても対応できます。
そのまま使える英作文テンプレート(50〜80語)
英作文は「文章の型」を先に覚えると、圧倒的に書きやすくなります。
以下はそのまま使えるテンプレートです。
◎ 汎用型テンプレート(60〜80語)
[主張]
I think that 〜.
[理由①]
This is because 〜.
[理由②]
In addition, 〜.
[例]
For example, 〜.
[結論]
For these reasons, I believe that 〜.
◎ 意見表明型(短め・50語前後)
I believe that 〜.
One of the reasons is that 〜.
Another reason is that 〜.
In conclusion, I think 〜 is very important.
◎ 比較・対比型(60〜80語)
Although some people say that 〜, I think the opposite.
This is because 〜.
On the other hand, 〜 also has advantages.
To sum up, 〜 is more important for our future.
この型を丸暗記しておけば、英作文の答案はスムーズに書けるようになります。
受験生がやりがちなNGフレーズと注意点

英作文で減点されやすいポイントも知っておくと、安定した得点につながります。
● 難しい単語をムリに使う
例:utilize, facilitate, sophisticated
→ 無理に使うと文法が崩れて逆効果。
● 日本語をそのまま英語に直訳する
例:「少子高齢化社会を迎える」→ It faces a society of low birthrate and aging.
→ 意味不明になることも多い。
● 主語の一貫性がない
People と students をいきなり入れ替える。
→ 読みにくくなり減点対象。
● one と they の使い方を間違える
日本語にはない概念なので、練習で慣れる必要があります。
英作文の得点を伸ばすためのコツ
最後に、フレーズ学習と併せて知っておきたいコツを紹介します。
● コツ1:短い文を正確に書く
大学受験では、長文を書くより「ミスなく書く」ことが評価されます。
短文を確実に積み重ねるほうが安定します。
● コツ2:よく出るテーマだけに絞って対策する
すべてのテーマに対応する必要はありません。
AI、教育、環境、グローバル化、この4つが書ければほぼカバーできます。
● コツ3:使えるフレーズだけをノートにまとめる
「英作文ノート」を作り、今日紹介した表現をテーマ別に整理すると効果が倍増します。
● コツ4:過去問との併用が最強
フレーズを覚えたら、実際の過去問で使ってみましょう。
英語小論文の書き方|大学入試で高得点を取るための構成・語数・例文を解説
練習問題(短文英作文)
最後に、今日のフレーズを使って書けるように、練習問題を3つ用意しました。
- 「AIは私たちの生活をどう変えるか」について50語で説明しなさい
- 「学校で海外文化を学ぶ必要性」について60語で述べなさい
- 「環境を守るためにできること」について自分の考えを述べなさい
自分で書いた後に、この記事のテンプレートと比較してみてください。
まとめ:英作文は“フレーズ暗記”で一気に得点が伸びる
英作文が苦手な人でも、今日紹介したフレーズをストックするだけで劇的に改善します。
英作文はセンスで書くものではなく、**「使える表現を組み合わせて作る技術」**です。
まずは万能フレーズから覚え、次にテーマ別表現、最後にテンプレートを使って実践する──。
この順番で勉強すれば、短期間でも安定した得点が取れるようになります。
ぜひ自分のノートにまとめて、日々の学習に活かしてみてください。
大学受験の英作文は、準備次第で必ず伸びます。あなたの合格を応援しています。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。



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