共通テスト日本史探究|過去問はいつから?時間がない人でも間に合う勉強法を徹底解説

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地歴

共通テスト日本史探究|過去問はいつから?時間がない人でも間に合う勉強法を徹底解説

共通テストの日本史探究は、従来の日本史Bよりも資料読解・比較分析・思考力がさらに重視される科目です。

単なる用語暗記では高得点が安定せず、年号・知識に加えて「なぜその出来事が起きたのか」「資料の意図は何か」といった理解が求められます。

この記事では、過去問を始める最適な時期、効果的な学習法、時間がない人向けの最短攻略法
を日本史探究の最新傾向に合わせて解説します。

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日本史探究の特徴と攻略の前提

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日本史探究は、旧「日本史B」をベースにしつつ、以下の点が明確に変化しています。

  1. 資料読解の比重増加
     絵画・地図・統計・文書など多様な資料を組み合わせた出題が増加。
  2. 横断的・比較的な理解が必須
     「複数時代をまたぐ問い」「異なる地域や制度の比較」が頻出。
  3. “探究”の観点から、理由説明や背景の理解が重要
     出来事を「暗記する」ではなく「説明する」力が必要。

つまり、日本史探究では通史の“流れ理解”+資料思考力が得点に直結します。

【6〜8月】通史の基礎完成期:流れと因果を重視

まずは夏までに、古代〜近現代までの全体の流れを固めましょう。

学習の進め方

  • 『山川一問一答 日本史探究』などで基礎整理
  • 教科書や講義動画で、政治・経済・文化のつながりを理解
  • 原因→結果→影響 の因果関係でまとめる
  • 各時代を「政治」「社会」「文化」の三本柱で整理する

探究科目のため、“なぜ”が説明できる状態を目指すと後の資料問題が楽になります。

山川出版社 日本史一問一答が欠かせない

【9〜10月】過去問演習スタート:形式慣れの時期

日本史探究は名称が変わっても、共通テストの出題形式は大きく変わりません。
そのため、過去問は9〜10月に始めるのが最も効果的です。

演習ステップ

  1. まずは1年分を時間無制限で解く
  2. 正解・不正解の根拠を解説で確認
  3. “正誤問題の引っかけ”に使われる語彙をノート化

ポイント

  • 資料問題を苦手にしないことが最重要
  • 時代をまたぐ比較問題(例:奈良と江戸の宗教政策比較)
  • 地理的な広がりを伴う問題(例:遣唐使と日宋貿易の比較)

出題形式を掴むだけで、11〜12月の伸びが大きく変わります。

【11〜12月】頻出テーマによる得点力アップ

この時期は、「出題されるテーマを知る」→「横断的に整理する」ことで確実に得点力が上がります。

頻出テーマ一覧(日本史探究版)

分野内容
政治・制度政権交代・律令・幕藩体制・中央と地方の権力構造
経済・産業農業・商工業・貨幣・貿易・産業革命
社会史身分制度・女性史・教育・都市の発展
文化史宗教・建築・文学・美術(共通テストで大幅増加)
国際関係史中国・朝鮮・欧米との外交、戦争と条約

この時期の勉強法

  • 過去問3〜5年分の分析
  • テーマ別にノートを作成し時代横断で比較
  • 模試の誤答選択肢も含めて語句チェック
  • 文化史は図版とキーワードをセットで暗記

「文化史強化」は近年の共通テストで特に重要です。

【1月】直前期:復習と資料読解の最終調整

直前期は、「覚えている情報を素早く引き出す状態」を作ることが目的です。

やるべきこと

  • 誤答ノートを総仕上げ
  • 資料問題を毎日10問解く(短時間でOK)
  • 年表を使い、古代→現代の流れを整理
  • 大問1〜2セットを本番時間で演習

前日は文化史と政治制度を軽く見返し、当日は流れだけを再確認すればOK。

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時間がない人の最短攻略法:今からでも間に合う

「もう時間がない」「通史が終わっていない」
という人のために、最短で得点を伸ばす方法をまとめます。

1. 出題範囲が広い“文化史”を最優先

文化史は、知識暗記で確実に得点できるうえ、出題数も多め。

2. “政治の流れ”を一気に固める

飛鳥〜奈良〜平安〜鎌倉〜室町〜江戸〜明治〜戦後 の流れを
年表でスピード復習するだけでも得点が安定します。

3. 過去問は「分析用途」でOK

時間がない人は、解かなくていいので:

  • どの時代が出たか
  • どんな資料を使っているか
  • 正誤のひっかけ語句

これをメモするだけで方向性が分かります。

【追記】直前期に時間がない人は「暗記系(文化史・政治制度)」を最優先!

日本史探究の直前期は、
思考問題(資料読解)>暗記問題
というイメージを持ちがちですが、実は逆です。

暗記系を優先すべき理由

  1. 点が伸ばしやすい(短期で成果が出る)
  2. 文化史・政治制度は用語暗記で正答しやすい
  3. 資料問題は“読めること”が大事で、覚える量は少ない

令和7年度 本試験の問題

直前期の優先順位(日本史探究版)

優先度分野内容やること
★★★★★文化史宗教・建築・文学・美術図版+キーワード暗記
★★★★☆政治制度政権交代・法令・制度改革年表・制度の流れ整理
★★★☆☆経済・社会農業・産業・身分・教育変化の方向性だけ確認
★★☆☆☆資料読解文書・統計・地図過去問の資料だけ読む

残り1週間の勉強スケジュール例

日程学習内容
〜3日前文化史・政治制度の一問一答、テーマ別ノート復習
2日前資料問題10問、誤答ノート見直し
前日文化史図版・年表軽く確認
当日朝「流れ」だけ見直し、暗記負荷はかけない

よくある質問(FAQ)

Q1:過去問は何年分が必要?
本気で対策するなら3〜5年分。
時間がない場合は1年分を“分析だけ”でもOK。

Q2:文化史が苦手。直前に覚えられますか?
日本史探究では文化史の比重が高いため、
図版+キーワードのセット暗記が最も効率的です。

Q3:資料問題の対策は?
資料の「時代」「制度」「人物」を紐づけておけば十分。
全文暗記は不要です。

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まとめ:過去問は9〜10月開始、直前期は暗記で得点を底上げ

  • 日本史探究は資料読解・比較分析が中心
  • 夏までに通史の流れを理解
  • 9〜10月から過去問で形式に慣れる
  • 11〜12月は頻出テーマの横断強化
  • 直前期は文化史と政治制度の暗記で得点を底上げ

“探究”科目として求められるのは、
覚える力ではなく、理解して使う力です。
しかし、直前期は暗記を中心に仕上げることで、点数は確実に伸びます。

subblog 著者プロフィール

私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。

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