鳴門教育大学はどんな大学?【Fラン】【難しい】と言われている実態を調査

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四国地方

鳴門教育大学はどんな大学?【Fラン】【難しい】と言われている実態を調査

大学選びにおいて、ネット上の評判や口コミは気になるポイントのひとつです。

「鳴門教育大学 Fラン」や「鳴門教育大学 難しい」といった検索キーワードがサジェストに出てくると、不安に感じる受験生や保護者も多いのではないでしょうか。

しかし、「Fラン」や「難しい」といった言葉は、必ずしも正しい意味で使われているわけではありません。

本記事では、徳島県にある鳴門教育大学(なるときょういくだいがく)について、偏差値や入試制度、学びの内容、就職実績などをもとに、「本当にFランなのか」「なぜ難しいと言われているのか」を解説します。

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鳴門教育大学はFランなのか?

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まず結論から言えば、鳴門教育大学はFラン大学ではありません。

鳴門教育大学は国立大学法人であり、文部科学省の支援のもとで運営されています。

一般的に「Fラン」と呼ばれるのは、主に私立大学のうち偏差値が極めて低く、入試で定員割れを起こしている大学群を指します。

国立大学は全国でわずか86校しかなく、すべて一定の学力・選抜基準を満たしています。

そのため、制度上も実態としても「Fラン」と呼ぶことは適切ではありません。

偏差値から見る位置づけ

鳴門教育大学の偏差値は42.5前後、共通テスト得点率は53%〜67%程度です。

全国の国立大学の中では中堅レベルであり、決して「誰でも入れる大学」ではありません。

教育学部系は一般的に学力偏差値よりも人物評価(面接・小論文)を重視する傾向が強く、単純な数値で比較するのは不正確です。

つまり、“Fラン”という評価はあくまで表面的な印象であり、実際には教育分野に特化した専門大学です。

鳴門教育大学が「難しい」と言われる理由

「偏差値はそこまで高くないのに、入試が難しい」と言われる理由を分析すると、次の3点が挙げられます。

① 共通テストの比重が大きい

鳴門教育大学の入試は、共通テストの得点が非常に重要です。

一般選抜(前期日程・後期日程)では、共通テストの配点比率が高く、2次試験での逆転が難しい構造になっています。

そのため、「共通テストで得点できなければ合格は難しい」と受験生の間で言われています。

② 面接・小論文重視の選抜方式

学力試験がない専攻も多く、主に小論文や面接で評価されます。

たとえば前期日程では以下のようになっています。

専修・専攻2次試験科目満点比率備考
幼児教育小論文200・面接200400点29%学科試験なし
小学校教育小論文200・面接200400点29%学科試験なし
小・中学校<英語科>小論文100・面接200300点21%英語による試問あり
小・中学校<数学科>数学400・面接100500点32%数学の学科試験あり
特別支援教育小論文200・面接200400点29%学科試験なし

このように学科試験を課さない専攻が多いため、面接や小論文の内容次第で合否が分かれることになります。

つまり「得点で勝負する入試」ではなく、「表現力・教育観・志望動機などを評価する入試」なのです。

③ 教員志望としての適性が問われる

鳴門教育大学の入試では、“教員としての適性”が厳しく見られます。

面接では「子どもとの関わり方」「教育に対する考え方」「教員としての使命感」などを問われ、小論文では教育問題への自分なりの意見が求められます。

そのため、単に学力が高いだけでは通過できず、「教育に対する熱意」と「自己表現力」の両方が必要になります。

これが、「鳴門教育大学は難しい」と言われる大きな理由です。

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鳴門教育大学とは

大学の基本情報

  • 所在地:徳島県鳴門市鳴門町高島字中島748番地
  • 設立年:1981年(新構想の教員養成大学として開設)
  • 学部:学校教育学部のみ
  • 特徴:教育現場で即戦力となる実践的教員を養成する専門大学

徳島大学教育学部の後継ではなく、まったく独立した新設の国立大学として創設されました。

1学部制のため、学部間の垣根がなく、全学生が教育を核に学ぶのが特徴です。

学校教育学部の専修・コース紹介

幼児教育専修

幼児教育・保育に関する専門的知識と技能を身につけ、幼稚園教諭・小学校教諭・保育士の資格が取得可能。幼児理解を深める心理学・発達学の授業も充実しています。

小学校教育専修

小学校での実践教育力を養う専修で、11の教育コース(国語・英語・社会・算数・理科・音楽・図画工作・体育・技術・家庭科など)に分かれます。

教育実習を重視しており、現場で活躍できる力を養うことを目的としています。

中学校教育専修

国語・英語・数学・理科など10の教育コースがあり、中高一貫教育や地域連携教育にも対応。英語科では英語面接が実施されるなど、専門性が求められます。

特別支援教育専修

障害のある児童・生徒への支援を専門に学び、特別支援学校教員を養成。

教育実習や現場体験が豊富で、特別支援学校・特別支援学級・障害児施設などでの体験を重視しています。

鳴門教育大学の偏差値・得点率まとめ

学部共通テスト得点率偏差値
学校教育学部53〜67%42.5

パスナビ参照

共通テストで6割前後を目指す必要があり、決して簡単ではありません。

2次試験での逆転が難しいため、共通テストで高得点を取ることが最大の合格ポイントです。

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卒業生の就職先・進路

鳴門教育大学は、教員養成大学としての実績が非常に高いことで知られています。
主な進路は以下のとおりです。

  • 小学校教員
  • 中学校教員
  • 高等学校教員
  • 特別支援学校教員
  • 幼稚園教員
  • 保育士

文部科学省や県教育委員会への就職例もあり、教育関連職の就職率は国立大学の中でも高水準です。

特に四国・関西地方の教育現場での活躍が目立ちます。

まとめ:鳴門教育大学はどんな大学?【Fラン】【難しい】と言われている実態を調査

最後に、本記事の内容を整理します。

項目内容
Fランか?いいえ。国立大学であり、教育系専門校として評価されている。
偏差値約42.5(共通テスト得点率53〜67%)で中堅レベル。
難しい理由共通テスト比重が高く、面接・小論文での人物評価が重視される。
教育内容教員養成に特化。現場実習・体験重視。
主な就職先小・中・高・特別支援学校教員、保育士など。

つまり、鳴門教育大学は「Fランではない」けれども「簡単でもない」大学です。

共通テストでの基礎学力、教育に対する明確な志望動機、そして面接・小論文での表現力が求められるため、総合的な準備が必要です。

「将来は教育現場で子どもたちと関わりたい」「教員として地域社会に貢献したい」という明確な目標を持つ受験生にとって、鳴門教育大学は最適な環境といえるでしょう。

偏差値やイメージに惑わされず、“教育のプロを育てる国立大学”としての実力をぜひ知っておきましょう。

subblog プロフィール

私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。

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