大学受験の面接で言ってはいけない！「禁句集」と「正しい言い換え例」

大学受験の面接で言ってはいけない！「禁句集」と「正しい言い換え例」

大学面接では、ほんの一言が合否を左右することがあります。

せっかく学力が十分でも、面接での言葉遣いや表現によって評価を落としてしまうケースは珍しくありません。

特に、「大学面接禁句」というキーワードで検索している人は、

「うっかり言ってはいけないことを避けたい」
「どう言い換えれば印象が良くなるのか知りたい」
という不安や疑問を持っています。

この記事では、大学面接での禁句集（NGワード一覧）を中心に、
なぜNGなのか、どのように言い換えるのが効果的なのかを、面接官の視点も交えて解説します。

面接本番で失点しないために、ぜひ最後まで読んでみてください。

大学面接で「禁句」がある理由

面接では、単に受験生の話す内容を評価しているわけではありません。

面接官が見ているのは次の3つです。

つまり、「何を話したか」よりも「どう話したか」が評価されるのです。

禁句を避けることは、「自分を正しく理解してもらう準備」の一環といえます。

NGワード	理由	良い言い換え例
とりあえず大学に行こうと思いました	目的意識がない印象を与える	将来の選択肢を広げるために、〇〇を学びたいと思いました
親に勧められたからです	他人任せに見える	家族の勧めもありましたが、自分でも〇〇に興味を持ちました
家から近いからです	動機が浅い印象	通いやすさもありますが、〇〇学科の〇〇という授業内容に魅力を感じました
偏差値的に受かりそうだったから	真剣さが伝わらない	自分の学力に見合い、興味のある分野を深められると感じたからです

🔍 ポイント：
志望理由では「自分と大学の接点」を具体的に話すことが重要。
「なぜここでなければならないのか」を明確にしましょう。

NGワード	理由	良い言い換え例
特にありません	意欲が感じられない	まだ明確ではありませんが、〇〇分野に関心があります
なんとなく教師になりたいです	準備不足の印象	教育実習での経験を通して、子どもの成長を支えたいと思いました
安定した仕事に就きたいです	消極的な印象	社会に貢献できる仕事に就くために、〇〇を学びたいと思います
お金を稼ぎたいです	現実的すぎて印象が悪い	経済的に自立し、社会で活躍できる人材になりたいです

🔍 ポイント：
「将来の夢」は立派でなくてもOK。
大切なのは、“その夢に近づくために今何を学びたいか”を語ることです。

🔍 ポイント：
「自分を良く見せよう」とするよりも、実際のエピソードを交えて話す方が印象に残ります。

NGワード	理由	良い言い換え例
他の大学よりレベルが高いから	比較・優越的な印象	御校の教育方針に共感し、自分に合っていると感じました
他の受験生には負けません	攻撃的に聞こえる	自分の力を最大限に発揮できるよう努力しています
他の大学は落ちたので	ネガティブな印象	結果的に御校に出願しましたが、以前から関心を持っていました
先生が厳しいと聞きました	噂話をしている印象	教育が厳しいと聞きますが、それだけ真剣な学びがあると感じます

🔍 ポイント：
面接では他者比較よりも「自分がどう学びたいか」を語る方が印象的です。

NGワード	理由	良い言い換え例
わかりません（沈黙）	思考停止に見える	今のところ明確ではありませんが、〇〇については関心があります
緊張しています（言い訳として）	弱気な印象	緊張していますが、自分の考えをしっかりお伝えしたいと思います
はい、そうです（単調な返事）	会話のキャッチボールがない	はい、特に〇〇の部分に興味があります
…（無言の時間）	準備不足・自信のなさに見える	少し考えさせてください、→回答につなげる