山梨英和大学はどんな大学?【Fラン】【定員割れ】と言われている実態を調査
大学選びにおいて、ネット上の評判や口コミは気になるポイントの一つです。
「山梨英和大学 Fラン」「山梨英和大学 定員割れ」といった言葉が検索されると、不安に思う受験生や保護者も多いでしょう。
しかし、「Fラン」「定員割れ」という表現は必ずしも大学の本質を正しく表しているとは限りません。
本記事では、山梨英和大学について、なぜそのように言われているのかをに分析し、大学の教育体制や特色、偏差値、学生数の推移、卒業生の進路などを整理していきます。
進学を検討している方にとって、判断材料の一つになれば幸いです。
山梨英和大学はFランなのか?
インターネット上では「山梨英和大学はFラン」と言われることがあります。
実際に進学情報サイトなどで公表されている偏差値を確認すると、人間文化学部の偏差値は35.0程度とされています。
この数値は確かに高いとは言えません。
偏差値で受験難易度を評価する場合、山梨英和大学は入試難易度が比較的低い大学と位置付けられるでしょう。
そのため「Fラン大学」と呼ばれる背景には、この偏差値の低さが関係しています。
しかし、大学の価値は偏差値だけで決まるものではありません。
山梨英和大学は少人数制教育を徹底しており、特にゼミナール活動に力を入れています。
1年次から4年次までゼミに所属し、教員と学生が協働して学びを深める教育体制を持っているのは、むしろ大規模大学にはない魅力です。
つまり、山梨英和大学を「Fラン」とひとくくりにするのは表面的な評価にすぎず、実際には教育環境や学生サポートに特徴のある大学だと言えるでしょう。
山梨英和大学は定員割れなの?

「山梨英和大学 定員割れ」という言葉も検索されることがあります。
実際の在籍状況を確認すると、確かに定員を下回る学年が存在します。
在学生数(2025年5月1日現在)
| 学年 | 定員 | 現員 | 男 | 女 |
|---|---|---|---|---|
| 1年 | 155 | 139 | 65 | 74 |
| 2年 | 155 | 113 | 52 | 61 |
| 3年 | 165 | 132 | 53 | 79 |
| 4年 | 165 | 148 | 52 | 96 |
| 合計 | 640 | 532 | 222 | 310 |
この数字からもわかる通り、1〜4年生のすべての学年で定員に満たない状況が見られます。
特に2年生では定員155名に対し在籍113名と、約30%の欠員が生じています。
一方で、卒業生数を見てみると、毎年安定した人数が卒業していることがわかります。
卒業生数の推移
- 2021年度:119名
- 2022年度:160名
- 2023年度:155名
- 2024年度:176名
定員割れは確かに起きていますが、それでも毎年100名以上が卒業して社会に巣立っている点は見逃せません。
学生数が少ない分、一人ひとりにきめ細やかな指導が行われていることの裏返しとも言えるでしょう。
山梨英和大学とは

山梨英和大学は、山梨県甲府市横根町888番地に本部を置く私立大学です。
- 創立:1889年
- 大学設置:2002年
- 前身:山梨英和短期大学(1966年開学)
もともとは短期大学としてスタートし、2002年に4年制大学へと移行した比較的新しい大学です。
建学の精神
キリスト教信仰に基づく教育を理念に掲げる、いわゆるミッションスクールです。
教育の特色
- 少人数制教育
- キリスト教教育
- ICT教育:2013年度からMacBook Airの貸与を全新入生に実施
- キャンパス:レンガ色の屋根とクリーム色の壁が特徴のヴォーリズ建築
学部構成
- 人間文化学部 人間文化学科
- サイコロジカル・サービス領域
- グローバル・スタディーズ領域
- メディア・サイエンス領域
単科大学として、心理・国際・メディアといった幅広い領域を横断的に学べる点が特徴です。
山梨英和大学の偏差値は

人間文化学部の最新データは以下の通りです。
- 偏差値:35.0
- 共通テスト得点率:55%
決して高い数値ではありませんが、その分、入学のハードルが低く「入りやすい大学」として知られています。
卒業生の就職先は

山梨英和大学は少人数制を活かしたキャリア支援を行っており、卒業後の進路は地元企業や自治体を中心に幅広い分野に広がっています。
主な就職先
- 山梨中央銀行
- 平山(製造系企業)
- 北杜市役所
- エイジェック(人材サービス)
- 山梨県庁
- 古名屋(ホテル業)
- ノジマ(家電販売)
- 山下電気
- ワイ・シー・シー(情報通信業)
- 星野リゾート
地元の金融機関や自治体に加え、観光業やサービス業にも就職実績があり、卒業後は地域社会に根ざして活躍している卒業生が多いことが特徴です。
まとめ:山梨英和大学はどんな大学?【Fラン】【定員割れ】と言われている実態を調査
山梨英和大学について、「Fラン」「定員割れ」といった言葉が検索される背景には、偏差値の低さや学生数の減少があります。
確かに数字だけを見ると、入試難易度は低く、全学年で定員割れが発生しているのは事実です。
しかし、その一方で山梨英和大学には、
- 1年次から4年次まで続く少人数制ゼミ教育
- キリスト教精神に基づいた人間教育
- ICT教育の早期導入
- 地域密着型の就職支援と実績
といった大規模大学にはない強みがあります。
「山梨英和大学 Fラン」「山梨英和大学 定員割れ」といった表現に惑わされず、自分が求める学びの環境と大学の教育方針が合致しているかを見極めることが重要です。
進学を検討している方は、ぜひオープンキャンパスなどで実際の雰囲気を体験し、偏差値や定員だけでは見えない魅力を確かめてみてください。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。



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