前橋工科大学はどんな大学?【Fラン】【難しい】と言われている理由を調査
大学選びにおいて、ネット上の評判や口コミは気になるポイントの一つです。
「前橋工科大学 Fラン」「前橋工科大学 難しい」といったキーワードが検索候補に出てくると、不安に思う受験生や保護者の方も多いでしょう。
しかし、「Fラン」や「難しい」という言葉には、単に偏差値や入試制度を誤解しているケースもあります。
本記事では、前橋工科大学について、なぜ「Fラン」「難しい」と言われるのかを分析し、ネットの噂の真偽や実際の大学の姿を詳しく解説します。
前橋工科大学はFランなのか?
ネット上で「前橋工科大学はFランでは?」という声が散見されますが、これは誤解と言えるでしょう。
前橋工科大学の偏差値は37.5〜40.0と高くはありませんが、「Fラン」とされる明確な定義に当てはまるものではありません。
いわゆる「Fラン大学」とは、偏差値が出ない(=BF・ボーダーフリー)大学を指すことが多く、入試の際に学力的な選抜がほぼ機能しない大学を意味します。
その点、前橋工科大学は共通テストを課し、一定の得点率が求められる公立大学であり、Fランとは言えません。
前橋工科大学では1年次から専門分野を意識した学びが始まり、2年次には個々の志向に応じてプログラムを選択するシステムを採用しています。
教育の内容もしっかりしており、技術者としての実力をつけたい学生にとっては、十分な学びの場が提供されています。
前橋工科大学はなぜ「難しい」と言われるのか?

「前橋工科大学 難しい」と検索される理由の一つに、2次試験の配点比率が低く、共通テストの失敗を挽回しづらいという特徴が挙げられます。
- 前期入試:共通テスト70%、2次試験30%
- 中期入試:共通テスト91%、2次試験9%(2次は小論文のみ)
特に中期日程では2次試験の配点がわずか9%であり、小論文による評価のみとなるため、共通テストで得点を稼げなければ合格は非常に厳しくなります。
逆に言えば、共通テストでしっかりと得点できれば合格可能性が高まるとも言えるでしょう。
つまり、「逆転が難しい」という意味で「難しい大学」と捉えられることがあるのです。
科目試験での挽回ができない分、計画的な準備が必要とされる大学であることは間違いありません。
前橋工科大学とは

前橋工科大学は、群馬県前橋市上佐鳥町460-1に本部を置く公立大学です。
1952年に前身の高等工業専門学校が創立され、1997年に大学として設置されました。
構内には研究棟、実験棟、クラブ棟、学生会館などが整備されており、理工系の学習環境が充実しています。図書館の蔵書は約9万冊あり、その半数以上が工学系の専門書という点からも、技術者育成に力を入れていることが分かります。
また、学生の交流や相談の場である「メイビットホール」にはキャリアセンターや食堂が併設されており、学内生活の充実にも配慮された環境です。
前橋工科大学の偏差値・共通テスト得点率

前橋工科大学は、工学部のみの単科大学ですが、学群制を導入しており、以下のような数値で評価されています。
- 偏差値:37.5〜40.0
- 共通テスト得点率:47%〜62%
偏差値としては全国的に見ても高いわけではありませんが、共通テストの得点率は50%を超える水準もあり、決して油断できる大学ではありません。
特に共通テストでの配点が高いため、「共通テストの失敗が致命的になりうる」という意味でも、戦略的に準備を進める必要があります。
卒業生の主な就職先

前橋工科大学は地元・群馬県を中心に安定した就職実績を誇ります。以下は主な就職先の一部です。
- 群馬県庁
- ジーシーシー(IT)
- ミツバ(自動車部品)
- 佐田建設(建設)
- 石井設計(建築設計)
- 長谷工コーポレーション(建築)
- T&D情報システム(IT)
- ベイシア(流通)
特に、建築・土木・情報系・機械系などの専門職としての就職先が多く、大学で学んだことを活かせる職種に進んでいる学生が多いのが特徴です。
また、群馬県庁をはじめとした公務員試験への実績もあり、地元就職志向の強い学生にとっては魅力的な選択肢となります。
まとめ:前橋工科大学はどんな大学?【Fラン】【難しい】と言われている理由を調査
この記事では「前橋工科大学 Fラン」「前橋工科大学 難しい」と言われる理由について解説してきました。結論としては以下の通りです。
- Fランではない:共通テストを課し、一定の学力水準が求められる公立大学である。
- 難しい理由がある:2次試験の配点が低く、共通テストでの失敗を挽回しづらい点が難しさにつながる。
- 学びの環境が整っている:学群制や専門的な施設・図書館など、理工系の学習には適した環境。
- 就職実績も安定:地元企業や公務員への就職実績がある。
そのため、「Fラン」「難しい」といった表現は一面的であり、実際には堅実に学べる実力ある大学です。
しっかりと戦略を立て、共通テストに向けて計画的に準備を進めることが、合格への鍵と言えるでしょう。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。



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