平成国際大学は【恥ずかしい】のか？ネット上で「恥ずかしい」「やばい」と言われている理由を考察
「平成国際大学 恥ずかしい」「平成国際大学 やばい」
そんな声がネット上で散見されます。
しかし、本当に平成国際大学は“恥ずかしい やばい”大学なのでしょうか？
この記事では、平成国際大学に対する「恥ずかしい」「やばい」という評価の真相を、多角的な視点から考察していきます。
就職実績や教育支援体制、学部構成や偏差値、卒業生の進路などを紹介しながら、実際の姿を浮き彫りにしていきます。
平成国際大学は就職できないと言われて恥ずかしい
ネット上では、「平成国際大学は就職できない」「将来が不安」といった書き込みが見られますが、実際のところはまったく逆です。
同大学は、週刊東洋経済臨時増刊『本当に強い大学』で全国16位にランクインするなど、就職力の高さに定評があります。
開学以来、連続90％以上の就職率を維持しており、これは多くの大学と比較しても非常に高い数字です。
就職先も多岐にわたり、公務員や警察官、消防士などの安定職から、サービス業、卸・小売業、証券会社まで、幅広い業界で卒業生が活躍しています。
就職支援体制の手厚さは、学生にとって大きな安心材料となっています。
平成国際大学の公務員試験合格支援プログラムがやばい
特に注目すべきは、公務員試験への強さです。
平成国際大学では、授業の中に公務員試験に必要な内容を盛り込んだ正課授業を用意しており、さらに独自の「公務員試験合格支援プログラム」によって個別指導・模擬面接・試験対策などを徹底的にサポートしています。
その結果、公務員試験の合格率は全国トップクラスを誇り、令和5年度（2023年度）にはついに合格者が104名を記録。これは開学以来、初めて100名を突破した快挙です。
「警察官になりたい」「市役所職員を目指している」という学生にとって、非常に心強い環境が整っており、平成国際大学は“就職に弱い”どころか“公務員に強い大学”なのです。
平成国際大学は国際的でないと言われて恥ずかしい
「名前に“国際”とついているのに、国際学部がないなんて…」
これもネット上でよく見かける指摘です。
確かに、平成国際大学には国際関係系の学部は存在しません。
現在の学部構成は以下の通りです。
- 法学部（法律コース／政経コース）
- スポーツ健康学部
一見すると、名前とのギャップを感じる人がいても不思議ではありません。
しかし、大学としてはアジア圏を中心とした留学生の受け入れや、日本人学生の海外留学にも力を入れており、学内ではクリスマスシーズンに日本人学生と留学生の国際交流イベントも毎年実施。
表面的な「国際学部の有無」だけでは測れない、国際的な交流活動が確かに存在しています。
名称に対する違和感は残るかもしれませんが、実態として「まったく国際的でない」と切り捨てるのは早計です。
平成国際大学とは
平成国際大学は、埼玉県加須市にキャンパスを構える私立大学で、1996年（平成8年）に開学しました。
学校法人佐藤栄学園が設立母体で、法学とスポーツ健康の2分野に特化した少人数教育を展開しています。
「国際」と名がついているものの、現在は法学部とスポーツ健康学部の2学部体制となっており、いわゆる“国際系”の学部は設置されていません。
しかし、留学生の受け入れや海外研修制度など、グローバルな視野を持つ取り組みも行われており、地域密着型でありながらも広い視点を育む教育が特徴です。
教育理念と特色
平成国際大学の教育理念は、以下のような点に集約されます。
- 「実学」を重視した教育：法律や政治、スポーツ科学といった社会に直結する分野での実践的な知識とスキルを養成。
- 人間力の育成：規律や協調性を重んじ、社会で必要とされる人間力の向上を重視。
- 少人数教育による手厚いサポート：学生一人ひとりに目が行き届く教育体制が整っており、教員との距離が近いのも大きな魅力です。
学部・学科構成
現在、以下の2学部が設置されています。
法学部
- 法律コース
- 政治経済コース
スポーツ健康学部
施設・設備
- 人工芝の総合グラウンド
- 屋内トレーニング施設
- 図書館・メディアセンター
- 模擬裁判室（法学部用）
など、分野ごとに特化した設備が整っており、実践力を養う学習環境が用意されています。
立地と通学環境
平成国際大学は、埼玉県加須市の自然豊かで静かな環境にキャンパスを構えています。
最寄りの加須駅からは大学まで無料スクールバスが運行しており、アクセス面の不便さをカバーする配慮がされています。
地方の大学ということもあり、落ち着いた学習環境を求める学生や、地元就職を視野に入れた進学先として人気があります。
平成国際大学の偏差値は
偏差値に関しては、確かにネット上で「Fラン」「恥ずかしい」と揶揄される要因になっている部分かもしれません。
- 法学部：偏差値 BF（ボーダーフリー）
- スポーツ健康学部：偏差値 35.0
偏差値はあくまで大学入試の難易度を示す数値にすぎず、大学で得られる経験や支援、そして卒業後の進路を表すものではありません。
偏差値が低くても、卒業後に社会で活躍している人はたくさんいますし、公務員試験のように学力と努力が反映される道もあります。
卒業生の就職先は
実際に、卒業生はどのような進路を歩んでいるのでしょうか？主な就職先は以下の通りです。
- 法学部：埼玉県警、警視庁、刑務官、丸三証券、セノン、埼玉東部消防組合 など
- スポーツ健康学部：埼玉東部消防組合 など
特に警察官や消防士、刑務官などの公務員が多い点が特徴で、安定した就職先を望む学生にとっては非常に魅力的な進路です。
証券会社やセキュリティ関連企業など、民間企業への就職も一定数あります。
まとめ：平成国際大学は【恥ずかしい】のか？ネット上で「恥ずかしい」「やばい」と言われている理由を考察
平成国際大学が「恥ずかしい」「やばい」と言われる理由の多くは、偏差値の低さや名前とのギャップに起因しています。
しかし、それだけで大学の価値を判断するのは早計です。
実際には、
- 就職率は90％以上で全国16位の実績
- 公務員試験に強く、合格者数は年間100人超
- 留学生交流も行われる国際的イベントの開催
- 法学・スポーツ分野で実践的な教育を提供
といったように、“地に足のついた”教育と支援体制を持つ大学であることが分かります。
「偏差値が低い＝就職できない」というのは過去の常識であり、今は個々の大学が持つ強みに注目すべき時代です。
平成国際大学は、「公務員になりたい」「地元で安定した仕事に就きたい」という学生にとって、むしろぴったりの大学かもしれません。
ネットの評価に惑わされず、実態を自分の目で確かめてみることが大切ですね。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。
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