静岡福祉大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」と言われている理由を考察
大学選びにおいて、ネット上の評判や口コミは気になるポイントの一つです。
「静岡福祉大学 やばい」という検索キーワードがサジェストに出てくると、不安に思う受験生や保護者もいるでしょう。
しかし、「やばい」という言葉には、ネガティブな意味だけでなく、ポジティブな驚きを表すこともあります。
本記事では、静岡福祉大学について、なぜ「やばい」と言われているのかを分析し、ネットの噂の真偽や実態を考察していきます。
静岡福祉大学の資格取得支援がやばい
静岡福祉大学が「やばい」と言われる理由の一つは、国家資格取得への圧倒的な支援体制です。
静岡福祉大学では、福祉分野の国家資格である以下の資格取得が目指せます。
- 社会福祉士
- 精神保健福祉士
- 介護福祉士
- 保育士
国家資格試験対策センターを設置しており、試験に向けて手厚いサポートが行われています。
具体的には、年間109講座に及ぶ試験対策講座が開講されています。
講座の内訳は以下の通り
- 社会福祉士・精神保健福祉士共通科目:47講座
- 社会福祉士専門科目:24講座
- 精神保健福祉士専門科目:12講座
- 介護福祉士:26講座
加えて、保育士課程がない社会福祉学部の学生向けにも、ピアノや造形、言語表現など実技試験に対応した個別指導が行われています。
模擬試験も充実
- 社会福祉士:年5回
- 精神保健福祉士:年3回
- 介護福祉士:学内3回+外部業者2回=計5回
また、夏季にはWEBサマーミーティングを開催し、学習進捗の確認や不安解消の機会が設けられています。
直前期にはオリエンテーションがあり、最後の追い込みができる環境です。
学習環境もやばい
図書館内には「国家資格試験学習支援室」が設置されており、過去問や対策本が豊富に揃っています。教員との距離も近く、個別相談が気軽にできるのも大きな強みです。
正直、これほどまでの資格取得サポートを提供している大学は、福祉系の中でもトップクラスと言って良いでしょう。
静岡福祉大学は県内出身者が多くてやばい

静岡福祉大学の特徴の一つが、「地元密着型」であることです。
在学生の約96%が静岡県出身。県外出身の学生は全体のわずか4%、27名程度しかいません。
これはデメリットと感じる人もいるかもしれませんが、裏を返せば地域に強いネットワークがあるということ。
就職先も県内が多く、地元で長く働きたいと考えている人にとっては非常にメリットが大きいと言えるでしょう。
静岡福祉大学とは

静岡福祉大学は、静岡県焼津市に2004年に開学した私立大学です。
比較的新しい大学ですが、地域に根ざした教育と実践力の育成に力を入れています。
学部・学科構成
- 社会福祉学部
- 福祉心理学科
- 健康福祉学科 - 子ども学部
- 子ども学科
福祉と教育の専門人材を育成することに特化しており、現場で即戦力となるスキルが身につくカリキュラムが特徴です。
静岡福祉大学の偏差値は

結論から言うと、偏差値だけを見ると「やばい」と思われるかもしれません。
- 社会福祉学部:共通テスト得点率 44% / 偏差値 BF(ボーダーフリー)
- 子ども学部:共通テスト得点率 46% / 偏差値 BF
「BF」というのは定員割れの可能性があることを示しており、学力面では入りやすい大学です。
しかし、福祉系や保育系の大学では、偏差値が低めに出ることが一般的です。
偏差値がすべてではなく、国家資格取得率や就職率の高さで大学の価値が評価されています。
卒業生の就職先は

静岡福祉大学は、地元就職に非常に強い大学です。
社会福祉系の主な就職先
- クラ・ゼミ
- 静岡県職員
- 牧之原市役所
- 天竜厚生会
- 聖隷福祉事業団
- 焼津病院
- リカバリー など
子ども系の主な就職先
- 静岡県教育委員会
- クラ・ゼミ
- 袋井市役所
- 富士市役所
- 福井信用金庫
- 藤岡学園
- 焼津福祉事業協会 など
福祉系・保育系の公務員就職も多数。社会福祉士や保育士などの資格を活かした就職ができており、就職率は非常に高いです。
まとめ:静岡福祉大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」と言われている理由を考察
「静岡福祉大学 やばい」というネットの声は、以下のように整理できます。
- 偏差値は確かに低めで「やばい」と言われがち
- しかし、国家資格試験への圧倒的な支援体制はポジティブな意味で「やばい」
- 地元志向の学生が多く、地域就職に強い
- 福祉・保育の現場で即戦力となる人材を育成
学力的なハードルの低さをネガティブに捉えるのではなく、「資格取得」「就職率」「実践力」という強みに注目すべき大学です。
静岡県内で福祉や保育の仕事を目指している方にとって、静岡福祉大学は非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。
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