四条畷学園大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」と言われている理由を考察
「四条畷学園大学 やばい」とワードを目にしたことがある方へ。
この言葉だけを見れば、大学に対して不安や疑念を抱いてしまうかもしれません。
しかし、実際に中身を詳しく見てみると、決して「やばい=悪い」とは限らないことが分かります。
この記事では、四条畷学園大学に関してネット上で「やばい」と言われる理由を客観的に整理しながら、本当にその評価が妥当なのかを考察していきます。
四条畷学園大学はFランと言われてやばい
まず、四条畷学園大学が「やばい」と言われる理由の一つに、「Fラン大学」とされていることが挙げられます。
たしかに、同大学の偏差値は37.5程度と、全国平均と比べると高くはありません。
しかし、偏差値だけで大学の価値を測るのは早計です。四条畷学園大学では、少人数制教育を導入しており、学生一人ひとりに目が行き届く体制を整えています。
担任制・アドバイザー制を採用し、学生生活・国家試験対策・キャリア支援まで一貫したサポートを提供。学生相談室や臨床心理研究所(ICP)、オフィスアワーといった支援体制も充実しています。
偏差値は確かに低めかもしれませんが、学びの環境やサポート体制には力を入れている大学であることは間違いありません。
四条畷学園大学の国家試験合格率がやばい

実は、「やばい」と言われる一方で、四条畷学園大学は国家試験の合格率が非常に高いことで知られています。
以下は、2025年の国家試験合格率の実績です。
- 理学療法士:本学100%(全国平均95.2%)
- 作業療法士:本学92.3%(全国平均92.5%)
- 看護師:本学98.6%(全国平均95.9%)
過去の年度を見ても、いずれの学科も全国平均を上回る水準を維持しており、とくに理学療法士は4年連続で合格率100%という驚異的な実績を誇っています。
「やばい」と言われがちな大学で、これだけの国家試験合格実績を出しているのは、教育の質や支援体制がしっかりしている証拠です。
四条畷学園大学とは

四条畷学園大学は、大阪府大東市に本部を置く私立大学です。
1926年に創立された「四條畷学園高等女学校」を母体として、2004年に大学として開設されました。
歴史と発展
- 2005年:リハビリテーション学部を開設
- 2015年:看護学部を新設
これにより、医療・看護分野に特化した専門職養成大学としての位置づけを強めています。
学部構成
- リハビリテーション学部(理学療法学専攻/作業療法学専攻)
- 看護学部(看護学科)
小規模ながらも、医療系に特化したカリキュラムと実践教育を提供する大学です。
四条畷学園大学の偏差値は

以下は、最新の共通テスト得点率および偏差値です。
学部 | 共通テスト得点率 | 偏差値 |
---|---|---|
リハビリテーション学部 | 57%~64% | 37.5 |
看護学部 | 57% | 37.5 |
偏差値自体は高くありませんが、これは医療系私立大学としては決して異常な数値ではありません。
実際には、入学後の学びと国家資格合格に向けた支援の質こそが重要です。
卒業生の就職先は

四条畷学園大学は、国家試験の合格率だけでなく、卒業後の就職実績も良好です。以下は主な就職先です。
【国立・公的機関】
- 国立病院機構 近畿グループ
- 宇多野病院
- 京都府立心身障害者福祉センター附属リハビリテーション病院
- 生駒市立病院
【大学病院】
- 奈良県立医科大学附属病院
- 関西医科大学くずは病院
【一般病院】
- 野崎徳洲会病院
- 八尾徳洲会病院
- 石切生喜病院
- 若草第一病院/若草竜間リハビリテーション病院
- 阪和記念病院/阪和第二住吉病院
- 萱島生野病院/寝屋川生野病院
- 河内総合病院 など
医療系大学としては申し分ない実績であり、「やばい」とは無縁の実力を証明しています。
まとめ:四条畷学園大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」と言われている理由を考察
「四条畷学園大学 やばい」といった検索ワードだけを見ると、不安に思う方も多いでしょう。
しかし実際には、国家試験の合格実績が非常に高く、就職先も安定している大学であることが分かりました。
偏差値だけで大学の良し悪しを判断するのではなく、何を学べるのか・どう成長できるのかという観点で大学を評価するべきです。
医療職を目指している方、国家資格を確実に取得したい方にとって、四条畷学園大学はむしろ「堅実で信頼できる選択肢」と言えるでしょう。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。
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