ヤマザキ動物看護大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」と言われている理由を考察
「ヤマザキ動物看護大学 やばい」という検索ワードを見て、不安に感じた方もいるのではないでしょうか。
大学名で検索した際に「やばい」「Fラン」「学費が高い」などのネガティブなワードが表示されると、進学先として検討している人にとっては非常に気になります。
本記事では、実際にネット上で「やばい」と言われている理由を一つずつ取り上げ、ヤマザキ動物看護大学の実態を検証していきます。
ヤマザキ動物看護大学はFランと言われてやばい
「ヤマザキ動物看護大学はFランでは?」という声も少なからず見られます。
これは主に偏差値の低さからくる印象ですが、実際のところはどうなのでしょうか。
ヤマザキ動物看護大学の偏差値は37.5〜42.5とされており、全国的な私立大学の中では確かに高いとは言えません。
しかし、偏差値が低いからといって即座に「やばい」「ダメな大学」と結論づけるのは早計です。
というのも、同大学は動物看護分野に特化した日本初の4年制大学であり、カリキュラムも極めて実践的。
偏差値よりも、専門性や現場での即戦力を育成する教育体制に重きを置いているのです。
ヤマザキ動物看護大学は学費が高くてやばい

ヤマザキ動物看護大学が「やばい」と言われる理由の一つに、学費の高さがあります。
費用項目 | 金額 |
---|---|
入学金 | 250,000円 |
授業料(年間) | 900,000円 |
実習費(年間) | 250,000円 |
施設費(年間) | 300,000円 |
教材・ユニフォーム等(初年度) | 約250,000円 |
このように、年間で合計1,450,000円前後の学費が必要となり、さらに初年度には教材・実習ユニフォームなどで追加費用が発生します。
確かに専門学校や他の私立大学に比べると高額ですが、その背景には学外での動物病院実習、オーストラリア短期留学など、他校にはない学びの機会が含まれており、教育内容を重視した結果と見ることもできます。
ヤマザキ動物看護大学とは

ヤマザキ動物看護大学は、東京都八王子市南大沢に本部を置く私立大学で、2009年に設置されました。
もともとは1967年に創立されたヤマザキ動物看護短期大学が母体となっており、動物看護を学ぶ日本初の4年制大学というユニークな背景を持ちます。
現在の学部構成は以下のとおりです:
- 動物看護学部
- 動物看護学科
- 動物人間関係学科
カリキュラムは獣医療補助に必要な知識だけでなく、動物と人間の共生に関する理解を深める科目群も設置されています。
また、学内には実習室、手術室、飼育施設など専門的な設備が充実しており、座学だけでは学びきれない“本物の現場力”を養うことができます。
ヤマザキ動物看護大学の偏差値は

最新の入試データによると、動物看護学部の共通テスト得点率は62〜63%程度、偏差値は37.5〜42.5のレンジに位置しています。
これを見て「偏差値が低いからダメだ」と思う人もいるかもしれませんが、動物看護という分野はまだ新しい領域であり、受験生全体の学力層が高くないことが影響しています。
逆に言えば、入学後にしっかりと学べば、専門職としてのキャリアを築ける可能性は十分にあるのです。
卒業生の就職先

では、卒業後の進路はどうなのでしょうか。実際の就職実績を見ると、動物関連企業への就職率は非常に高いことが分かります。
主な就職先例:
- イオンペット
- JPR(動物医療支援会社)
- シー・アイ・シー(ペストコントロール)
- アズパートナーズ(動物共生型福祉施設)
- 小泉アフリカ・ライオン・サファリ
- 東京建物リゾート
- ペットショップアミーゴ
- ヤマザキ学園グループ
これらの企業は、動物看護や動物介在活動、動物福祉に関わる職場であり、在学中に培った専門知識と実践力が強く活かされる分野ばかりです。
まとめ:ヤマザキ動物看護大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」と言われている理由を考察
「ヤマザキ動物看護大学 やばい」という言葉には、確かに偏差値の低さや学費の高さといった課題も存在します。
しかし、それだけで“やばい大学”と断定するのは適切ではありません。
むしろ、以下のような独自の強みがあります:
- 日本初の動物看護系4年制大学としての専門性
- 海外実習や提携動物病院での実地教育
- 専門設備の充実と少人数教育
- 高い就職率と明確な進路支援
動物に関わる仕事を本気で目指すのであれば、ヤマザキ動物看護大学は決して「やばい」大学ではなく、将来の夢を叶えるための有力な選択肢となり得るでしょう。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。
コメント