東都大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」と言われている理由を考察
ネット上で「東都大学 やばい」というワードを目にして、このページにたどり着いたあなたは、進学先として東都大学を検討している方、あるいは保護者の方かもしれません。
最近ではネット上で「Fラン」「やばい」などネガティブなワードが散見され、不安に思う方も少なくありません。
しかし、本当に東都大学は「やばい」大学なのでしょうか?
本記事では、東都大学が「やばい」と言われている理由について考察していきます。
東都大学はFランと言われてやばい
ネット上で「Fラン大学」という言葉が使われる背景には、偏差値の低さや知名度の低さがあります。
確かに、東都大学の偏差値は以下のようにBF〜37.5と、一般的に「Fラン」と分類されやすいゾーンに位置しています。
- ヒューマンケア学部:偏差値 35.0
- 管理栄養学部:偏差値 BF
- 幕張ヒューマンケア学部:偏差値 BF~37.5
- 沼津ヒューマンケア学部:偏差値 BF
ただし、偏差値だけで大学の「やばさ」を判断するのは適切ではありません。
特に看護・医療系の大学は実技や国家資格取得を重視するため、偏差値が低くても社会的ニーズが高い職業への就職が前提となるケースが多く、就職に強い大学も少なくありません。
さらに、東都大学では独自の奨学金制度を設けており、経済的な支援を通じて、安心して学びに集中できる環境が整えられています。
月額2~5万円を最長4年間貸与し、卒業後に関連施設で一定期間勤務すれば返還が免除される制度もあり、学生支援には力を入れています。
東都大学の国家試験合格率がやばい

東都大学が「やばい」と言われる要因の一つに、国家試験合格率の高さがあります。
以下は、2024年度の国家試験合格率(2025年4月時点のデータ)です。
深谷キャンパス
- 看護師:93.7%
- 保健師:90.9%
- 助産師:100%
- 管理栄養士:90.0%
幕張キャンパス
- 看護師:88.1%
- 保健師:91.2%
- 理学療法士:86.0%
- 臨床工学技士:100%
沼津キャンパス
- 看護師:93.1%
- 保健師:100%
特筆すべきは、助産師と臨床工学技士、保健師の合格率が100%であることです。
このような結果は、カリキュラムの質や教員のサポート体制が整っている証拠とも言えるでしょう。
これだけの合格率を維持している大学が「やばい(悪い意味で)」と評されるのは、むしろ誤解だと言えます。
東都大学とは

東都大学は、埼玉県深谷市に本部を置く私立大学で、運営は学校法人青淵学園。
設立当初は「東都医療大学」という名称でしたが、2019年に「東都大学」に改称されました。
設置されているキャンパスと学部は以下のとおりです。
- 深谷キャンパス:ヒューマンケア学部、管理栄養学部
- 幕張キャンパス:幕張ヒューマンケア学部
- 沼津キャンパス:沼津ヒューマンケア学部
医療・福祉・栄養に特化した学部構成で、すべての学部が国家資格取得を目的としており、まさに「資格に強い大学」と言えます。
卒業生の就職先は

では、東都大学の卒業生はどんな就職先に進んでいるのでしょうか?
一部をご紹介します。
- 上尾中央総合病院
- 伊勢崎市民病院
- がん研究会有明病院
- 国際医療福祉大学成田病院
- 国立国際医療研究センター国府台病院
- 日清医療食品株式会社
- シダックス大新東ヒューマンサービス株式会社
- エームサービス株式会社
いずれも、医療・福祉・食の現場で安定した職場として知られる施設です。
公立病院や有名私立病院、さらには医療食・給食業界の大手企業など、卒業後の進路は非常に現実的で安定しており、「就職できない」「やばい」といった心配は無用です。
まとめ:東都大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」と言われている理由を考察
ネット上では「東都大学 やばい」という言葉が一人歩きしていますが、その多くは偏差値だけを見た表面的な評価に過ぎません。
実際には、
- 国家試験合格率が非常に高い
- 就職先が安定している
- 独自の奨学金制度が整備されている
- 専門職に直結する学びができる
といった点から、医療・福祉分野を志す学生にとっては、むしろ「堅実で現実的な大学」と言えるでしょう。
もしあなたが「やばい」というネガティブな噂で不安に感じていたなら、ぜひ公式サイトやオープンキャンパスなどで実際の雰囲気やサポート体制を確認してみてください。
数字と実績に裏打ちされた教育力を持つ東都大学は、決して“やばい”大学ではありません。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。
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