武蔵野美術大学は【すごい】のか?ネット上で「すごい」と言われている理由を考察

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武蔵野美術大学は【すごい】のか?ネット上で「すごい」と言われている理由を考察

近年、大学選びにおいて「大学のブランド価値は高いか」「就職は強いか」といったポイントがますます注目されています。

そんな中で、美術系大学の中でもひときわ存在感を放っているのが武蔵野美術大学、通称「ムサビ」です。

ネット上では「武蔵野美術大学 すごい」といった声が多く聞かれますが、実際にはどのような点が“すごい”のでしょうか。

本記事では、武蔵野美術大学が「すごい」と評される理由について考察していきます。

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武蔵野美術大学の卒業生がすごい

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美術大学の実力を測る一つの指標として、「どんな卒業生を輩出しているか」があります。

その点で、武蔵野美術大学は非常に優秀なタレントやアーティスト、クリエイターを多数輩出しています。

著名な卒業生(一部抜粋)

  • みうらじゅん(タレント・イラストレーター・漫画家)
     ユーモアと知性を武器に、サブカルチャーを代表する存在として活躍。
  • リリー・フランキー(俳優・作家・イラストレーター)
     映画『万引き家族』などで国際的評価も高く、マルチタレントとして知られる。
  • 高橋幸宏(ミュージシャン)
     YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)メンバーとして世界的に有名。
  • 若旦那(湘南乃風)
     音楽シーンでの存在感はもちろん、中央大学法学部とのダブル学歴も話題に。
  • 城戸真亜子(タレント・画家)
     テレビや執筆でも活躍し、アートの魅力を広く発信。
  • 草野マサムネ(スピッツ)
     東京造形大学からムサビへ編入という経歴を持ち、独特の詩世界と音楽性が高評価。
  • 中尾彬(俳優)
     重厚な演技と“ねじねじスカーフ”でおなじみの名優。
  • 内館牧子(脚本家)
     社会派ドラマや相撲関連著作で知られ、文化人としての評価も高い。

このように、武蔵野美術大学の卒業生は、芸能・音楽・出版・広告・デザインなど多方面で日本を代表する人物ばかり

芸術の枠を超えて、社会にインパクトを与えている点が「すごい」と言われる大きな理由のひとつです。

武蔵野美術大学は日本三大美大の一つにあげられてすごい

武蔵野美術大学は、東京藝術大学・多摩美術大学と並び、「日本三大美大」として語られています。

この三校は、芸術・デザイン分野において全国的に非常に高い評価を受けており、美大を目指す受験生にとっては憧れの的です。

さらに、「東京五美大」(東京造形大学・女子美術大学・日本大学藝術学部を加えたグループ)の中でも、ムサビと多摩美は特に人気と実績の面で抜きん出ています。

作品制作に没頭できる教育環境、業界との連携、卒業後の活躍――これらの面で、名実ともにトップレベルの美大といえるでしょう。

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武蔵野美術大学とは

武蔵野美術大学(Musashino Art University/通称:ムサビ)は、東京都小平市にキャンパスを構える私立美術大学です。

1929年に創立された「帝国美術学校」を前身とし、1962年に大学として設置されました。

教育理念は「美術・デザインの創造的実践を通して、社会の発展に寄与する人材を育てること」。

キャンパスには美術館、デザイン研究施設、工房など、制作活動を支える環境が整っています。

学部構成

  • 造形学部
    • 日本画学科
    • 油絵学科(油絵専攻・版画専攻)
    • 彫刻学科
    • 視覚伝達デザイン学科
    • 工芸工業デザイン学科
    • 空間演出デザイン学科
    • 建築学科
    • 基礎デザイン学科
    • 芸術文化学科
    • デザイン情報学科
  • 造形構想学部
    • クリエイティブイノベーション学科
    • 映像学科(旧造形学部映像学科)

美術とデザインに関する多彩な分野を網羅しており、アナログからデジタル、伝統から最先端まで対応できるカリキュラムが魅力です。

武蔵野美術大学の偏差値は

美術大学の入試は学科試験だけでなく、実技や作品提出が重視されるため、偏差値だけでは測れない部分も多くあります。

とはいえ、一般的な目安として、武蔵野美術大学の偏差値は以下の通りです。

  • 造形学部:42.5~55.0
  • 造形構想学部:45.0~52.5

入試形式が異なりますが、早慶レベルの大学と並ぶとされており、決して「簡単に入れる」大学ではありません。

実技の力量が問われる試験方式も含めて、入学難易度は高めです。

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卒業生の就職先は

美術大学といえば「就職が不安」というイメージを持たれがちですが、武蔵野美術大学はその分野に特化した高い就職実績を誇ります。

主な就職先(実績例)

  • 造形学部系
     TOPPAN、任天堂、TBSアクト、カプコン、セガ、電通、ソニーミュージックエンタテインメント、コクヨ、サントリーなど
  • 造形構想学部系
     任天堂、博報堂、NHK、マガジンハウス、LINE、日本デザインセンター、丹青社など

進路・就職状況の詳細

広告、映像、ゲーム、建築、出版など、クリエイティブ産業の第一線で活躍する卒業生が多いのが特徴です。

特に任天堂やカプコン、電通、博報堂などは、ムサビ出身者を多く採用していることでも知られています。

まとめ:武蔵野美術大学は【すごい】のか?ネット上で「すごい」と言われている理由を考察

武蔵野美術大学が「すごい」と言われる理由をまとめると、以下の点が挙げられます。

  • 超一流の卒業生を多数輩出している
  • 三大美大に数えられるほどのブランド力がある
  • 多様な専門分野と高度な教育環境が整っている
  • 就職先は有名企業・クリエイティブ業界の一線が中心
  • 偏差値だけでなく、実技力や発想力が求められる入試難易度

芸術やデザインの分野で本気でプロを目指すなら、武蔵野美術大学はまさに理想的な環境です。

ネットで「すごい」と評されるのも納得の実績と実力。

クリエイティブな未来を切り拓きたい方には、まさに“すごい大学”といえるでしょう。

subblog 著者プロフィール

私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。

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