東洋学園大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」「誰でも入れる」と言われている理由を考察
「東洋学園大学」と検索すると、「東洋学園大学 やばい」「誰でも入れる」などネガティブな言葉が散見されます。
「誰でも入れる」「やばい」など、噂や印象だけで語られていることも多いようです。
しかし、本当に東洋学園大学は「やばい」「誰でも入れる」大学なのでしょうか?
本記事では、ネット上で「やばい」「誰でも入れる」と言われる理由を考察していきます。
東洋学園大学は誰でも入れると言われてやばい
ネット上では、「東洋学園大学は誰でも入れる」といった声が散見されます。
その理由の一つが、入試の倍率にあると考えられます。
入試倍率の推移
- 2024年度全選抜合計倍率
現代経営学部:1.1倍
人間科学部:1.0倍
グローバル・コミュニケーション学部:1.0倍 - 2023年度全選抜合計倍率
現代経営学部:1.2倍
人間科学部:1.4倍
グローバル・コミュニケーション学部:1.7倍
このように、年々倍率が下がっている傾向が見られます。
特に2024年度はすべての学部で実質的な「全入状態」に近づいており、「誰でも入れる」といった印象を与えてしまっているのは否定できません。
ただし、これは東洋学園大学に限らず、私立大学全体に見られる傾向でもあります。
少子化の影響で志願者数が減少し、多くの大学で倍率が下がっているのです。
そのため、倍率の低さ=質が低いと一概に断定することはできません。
東洋学園大学はジャニーズがいるからやばい

一部のネットユーザーの間で話題になっているのが、「東洋学園大学にはジャニーズがいる」といった噂です。
確かに、Snow Manの岩本照さんは、東洋学園大学の出身者です。
しかし、岩本さんは既に卒業されています。2025年現在、他にジャニーズ所属の学生が在籍しているという公式な情報はありません。
芸能人が在籍していた大学に注目が集まりやすいのは当然のことですが、それをもって「やばい大学」とするのは筋違いでしょう。
むしろ、多様なバックグラウンドを持つ学生が集まっていたことの証とも言えます。
東洋学園大学とは

東洋学園大学は、東京都文京区本郷にキャンパスを構える私立大学で、都心に立地している点が特徴です。
設立は1926年にまでさかのぼり、比較的長い歴史を持ちます。
学部構成
- 現代経営学部
ビジネスの基礎から実践的なマーケティングまで幅広く学べる学部。企業インターンなども充実。 - 人間科学部
心理学や福祉、教育など「人」を中心とした学びを深める学部。 - グローバル・コミュニケーション学部
英語や異文化理解を通じて、国際社会で活躍できる人材を育成。
どの学部も少人数制の授業を重視しており、学生と教員の距離が近いことも魅力の一つです。
東洋学園大学の偏差値は

偏差値の低さも「やばい」と言われる理由の一つかもしれません。
以下が2025年度時点での偏差値です。
- 現代経営学部:35.0
- 人間科学部:35.0
- グローバル・コミュニケーション学部:35.0~37.5
確かに、偏差値という観点では高いとは言えません。
しかし、偏差値はあくまで入試の相対的な指標であり、「大学の価値」や「教育の質」を完全に反映するものではありません。
学力に自信がなくても、入学後に努力すれば成長できる環境があるという点では、逆に「チャンスのある大学」とも言えるでしょう。
卒業生の就職先は

就職実績を見ることで、大学の実力を測ることもできます。
以下に、学部ごとの主な就職先を紹介します。
現代経営学部
- アルシエ
- NECT
- ケアリッツ・アンド・パートナーズ
- サイゼリヤ
- 東計電算
人間科学部
- ベネッセスタイルケア
- 明日葉
- しまむら
グローバル・コミュニケーション学部
- パル
- 綜合警備保障(ALSOK)
- 日本調剤
- 三田ホールディング(ウェスティンホテル東京)
- Evand
- リゾートトラスト
- 夢真
決して大企業ばかりではないものの、安定した企業や福祉・医療・観光・小売・ITなど、多様な分野に就職していることがわかります。
特にグローバル・コミュニケーション学部は、観光業や外資系ホテルへの就職が多く見られます。
まとめ:東洋学園大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」「誰でも入れる」と言われている理由を考察
東洋学園大学が「やばい」と言われる主な理由は、倍率の低さや偏差値、そして有名人の在籍歴といった表面的な情報に起因しています。
しかし、実際には都心に位置し、少人数教育を徹底したり、多様な就職先を確保していたりと、学生にとってチャンスの多い大学でもあります。
「やばい」と噂されているからといって、一面的な評価で判断するのではなく、自分が何を学びたいか、どんな環境で学びたいかを軸に大学を選ぶことが大切です。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。
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