松本歯科大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」と言われている理由を考察

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松本歯科大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」と言われている理由を考察

松本歯科大学という名前を聞いて、どのようなイメージを持つでしょうか?
長野県塩尻市にある私立の歯科大学で、1972年に開学し、50年以上の歴史を誇る歯科医師養成機関です。

しかし、インターネット上では「松本歯科大学 やばい」など、ネガティブなキーワードで検索されていることも多く、その実態に不安を感じている人も少なくないでしょう。

本記事では、松本歯科大学がやばいと言われている理由について考察していきます。

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松本歯科大学はFランと言われてやばい

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ネット上で松本歯科大学に対して最もよく見られる声のひとつが、「Fランではないか?」という意見です。

Fランとは「偏差値が非常に低く、入学が容易とされる大学」を意味するネットスラングですが、その根拠としてよく挙げられるのが偏差値の低さです。

松本歯科大学の偏差値は?

松本歯科大学の歯学部の偏差値は37.5(2024年度現在)。
私立大学の中でも低めの水準にあることは否めません。

とはいえ、歯学部という学部の特性上、入試の難易度だけでは評価できない面もあります。

入学後には6年間にわたる専門教育と、歯科医師国家試験という大きな壁が立ちはだかるため、「入りやすくても、卒業して資格を取るまでが大変」な大学であると言えるでしょう。

松本歯科大学の歯科医師国家試験の合格率がやばい

偏差値は高くない一方で、松本歯科大学は歯科医師国家試験の新卒合格率が非常に高い水準を維持しています。

回次合格率(新卒)
第117回90.2%
第116回93.1%
第115回90.4%

松本歯科大学ホームページより

全国平均の合格率と比較しても、安定して90%を超えており、決して「やばい」と言われるような水準ではありません。

むしろ、しっかりとした国家試験対策がされている大学と評価するべきでしょう。

なぜ高い合格率を維持できているのか?

松本歯科大学では、独自の教育カリキュラムと学習支援体制が整備されています。

  • 初年次から能動的な学びを促す教育
  • 毎週(月曜1限)のウィークリーテストで理解度を定着
  • 4年次からはEラーニングでCBT・国試対策を実施
  • 6年次では講義後にデイリーテスト+週末にウィークリーテスト

このように、日々の学習習慣と知識の定着を図る仕組みが構築されていることが、高い合格率の背景にあるのです。

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松本歯科大学の留年率がやばい

一方で、松本歯科大学において「やばい」とされるもう一つの要因が留年率の高さです。

以下は、在籍学生に占める各学年の留年・休学者の割合です(2023年時点)。

学年割合
1年次16.0%
2年次44.9%
3年次43.1%
4年次51.7%
5年次33.3%
6年次55.9%
全体約42.0%

私立歯科大学の中で17位というデータがあるように、決して低くない留年率となっており、入学してからの学業継続が非常に厳しいことがわかります。

この背景には、前述した厳しい教育体制とテストの多さが関係していると考えられます。

つまり、「入りやすいけど、簡単に卒業できる大学ではない」というのが松本歯科大学の現実なのです。

松本歯科大学とは

松本歯科大学は、長野県塩尻市に本部を置く、私立の単科大学です。

  • 学部:歯学部(1学部のみ)
  • 設立:1972年
  • 学生数:約500名
  • 附属病院:松本歯科大学病院(地域医療にも貢献)

歯学部のみというシンプルな構成ではありますが、その分歯科医療教育に特化した体制が整っており、臨床教育や研究にも力を入れています。

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松本歯科大学の偏差値は

繰り返しになりますが、松本歯科大学歯学部の偏差値は37.5とされています。
全国の歯学部の中でも下位に位置しますが、偏差値だけでは判断できない実力や支援体制がある点には注目すべきです。

入試においては推薦入試や総合型選抜なども実施しており、学力だけでなく人物評価にも重点を置く姿勢が見られます。

まとめ:松本歯科大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」と言われている理由を考察

結論として、松本歯科大学は確かに偏差値が低く、ネット上では「Fラン」と評されることが多い大学です。
しかし、その一方で国家試験の合格率は非常に高く、教育体制は厳格かつ充実しており、決して「簡単な大学」ではありません。

また、留年率が高いことからも、「卒業するまでに本気で取り組む必要がある」大学であることがわかります。

つまり、「やばい」という言葉が指す意味が「簡単に卒業できない」「真剣に学ばないと置いていかれる」というものであれば、それは事実かもしれません。

しかし、「教育の質が低い」「卒業しても歯科医になれない」といった意味ではなく、むしろ厳しい教育で結果を出している大学と言えるでしょう。

これから松本歯科大学への進学を考える方は、ネットの情報に流されるだけでなく、大学の教育方針や実績をしっかりと見極め、自分の覚悟と照らし合わせて検討してみてください。

subblog 著者プロフィール

私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。

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