二松学舎大学は【恥ずかしい】のか?ネット上で「恥ずかしい」と言われている理由を考察
二松学舎大学は、東京都千代田区に本部を置く私立大学です。
古くから文学や教育に力を入れており、多くの著名人を輩出しています。
しかし、インターネット上では「恥ずかしい」といったネガティブな意見が見られることもあります。
本記事では、二松学舎大学が恥ずかしいと言われる理由について考察していきます。
二松学舎大学はお金持ちと言われて恥ずかしい
二松学舎大学の出身者には、実業家や文化人など、社会的に成功した人物が多く見られます。
そのため「お金持ちの大学」といったイメージを持たれることがあるのかもしれません。
以下、二松学舎大学出身の著名人を紹介します。
- 速水柳平(実業家)
- 岡村司(法学者、弁護士)
- 権藤成卿(思想家)
- 北澤憲昭(美術評論家)
- 深澤多市(歴史家)
- 伊能嘉矩(人類学者)
- 大谷光男(歴史学者)
- 犬飼公之(文学研究者)
このように、学問や文化、ビジネスの分野で活躍する卒業生が多いことは、大学の質の高さを示すものであり、決して「恥ずかしい」ことではありません。
二松学舎大学はFランと言われて恥ずかしい

二松学舎大学の偏差値は以下のようになっています。
- 文学部:45.0~52.5
- 国際政治経済学部:45.0
一般的に、偏差値35以下の大学を「Fラン」と呼ぶことが多いですが、この基準から考えれば、二松学舎大学はFランには該当しません。
また、二松学舎大学には高校野球の強豪校として知られる二松学舎大学附属高校があり、関東以外の人は、その影響でスポーツのイメージが強いことも、大学の学問的評価を正しく伝えにくくしている要因かもしれません。
しかし、実際には教育機関として一定の評価を受けており、Fランと断じるのは適切ではないでしょう。
二松学舎大学とは

二松学舎大学は、1877年に漢学者の三島中洲によって創立された、歴史と伝統のある私立大学です。
もともとは漢学を中心とした教育機関として設立され、戦後の大学改革を経て、現代の文学部と国際政治経済学部の二学部体制となりました。
キャンパスについて
二松学舎大学は、東京都千代田区にある九段キャンパスと、千葉県柏市にある柏キャンパスの2つのキャンパスを持っています。
- 九段キャンパス(東京都千代田区):
- 大学のメインキャンパスであり、東京の中心地に位置する利便性の高い環境。
- 周囲には靖国神社や日本武道館があり、歴史と文化を感じられるエリア。
- 主に文学部と国際政治経済学部の講義が行われる。
- 柏キャンパス(千葉県柏市):
- 教職課程の実習や一部のゼミ・研究活動が行われる。
- 自然に囲まれた静かな環境で、落ち着いて学ぶことができる。
学部構成
二松学舎大学には、文学部と国際政治経済学部の2つの学部があり、それぞれの分野で専門性の高い教育が行われています。
- 文学部
- 国際政治経済学部
二松学舎大学は、長い歴史の中で日本文学や文化を中心に教育を行ってきましたが、近年は国際的な視点を取り入れた学問分野にも力を入れています。
九段キャンパスの立地も活かし、文化的・学術的な刺激を受けながら学ぶことができる環境が整っています。
二松学舎大学の偏差値は

- 文学部:45.0~52.5
- 国際政治経済学部:45.0
この偏差値は、一般的な私立大学の中では中堅レベルに位置します。
決して低すぎる数値ではなく、一定の学力を持った学生が入学していることが分かります。
二松学舎大学の卒業生の就職先は

卒業生の主な就職先として、以下のような企業や団体が挙げられます。
文学部の主な就職先
- 各都道府県市区町村教員
- 私学教員
- 東京都特別区役所
- アダストリア
- アラマークユニフォームサービスジャパン
- マイナビ
- TOPPANエッジ
- 神奈川県庁
- 武蔵野銀行
- LITALICO
国際政治経済学部の主な就職先
- アパホテル
- 東京都特別区役所
- 岡三証券
- 三菱ふそうトラック・バス
- アルゴグラフィックス
- エイチ・アイ・エス
- クリーク・アンド・リバー社
- ZOZO
- 東京都庁
- 楽天銀行
公務員や金融、教育関連など、幅広い分野に卒業生が進んでおり、就職実績は決して悪いものではありません。
まとめ:二松学舎大学は【恥ずかしい】のか?ネット上で「恥ずかしい」と言われている理由を考察
二松学舎大学が「恥ずかしい」と言われる理由として、「お金持ちが多い」「Fランと言われる」などの要素が挙げられます。
しかし、卒業生の活躍や就職先を見ても、社会的に評価されている大学であることが分かります。
ネット上の意見に惑わされず、大学の実態をしっかりと理解することが大切です。
二松学舎大学は、教育や文化に貢献してきた歴史ある大学であり、「恥ずかしい」と思う必要は全くないと言えるでしょう。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。
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