びわこ成蹊スポーツ大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」と言われている理由を考察
びわこ成蹊スポーツ大学(以下、びわスポ)は、インターネット上で「やばい」と言われることがあります。
その理由として、成蹊大学との混同や過去の水難事故が挙げられます。
本記事では、それらの背景を詳しく解説し、びわスポの実態を明らかにします。
びわこ成蹊スポーツ大学は東京の成蹊大学系列と思われてやばい
びわスポは、大学名に「成蹊」とついているため、東京都にある成蹊大学と混同されることが多くあります。
特に成蹊大学は、安倍晋三元首相の出身大学として全国的に知名度が高く、その影響で「びわこ成蹊スポーツ大学も同じ系列なのか?」と誤解されることが少なくありません。
しかし、実際にはびわスポと成蹊大学は全く別の大学です。
そもそも運営母体が異なります。
びわスポの運営母体は「大阪成蹊学園」であり、大阪成蹊大学とは同じ系列ですが、成蹊大学とは無関係です。
名前の一部が共通しているために混同されることがあり、それが「やばい」と感じる要因の一つとなっています。
びわこ成蹊スポーツ大学の水難事故がやばい

びわスポが「やばい」と言われるもう一つの理由は、2024年9月に発生した琵琶湖での水難事故です。
サッカー部が団結力向上を目的として、50名で琵琶湖をカヤックで航行していた際に事故が発生しました。
日没が近づき風も強かったため、大学側は集団ごとに湖岸へ上がり連絡を待つように指示を出しました。
しかし、全員の安否が確認できず、近隣の住民が警察に通報する事態となりました。
幸い、最終的には全員の無事が確認されましたが、こうした出来事が報道されることで「やばい」というイメージが広がったと考えられます。
びわこ成蹊スポーツ大学とは

びわこ成蹊スポーツ大学は、スポーツに特化した教育を提供する単科大学です。
2003年に開学し、スポーツ学部のみを設置しており、スポーツに関する多様な分野を学ぶことができます。
大学の特徴
- スポーツ教育に特化
- びわスポは、日本国内でも珍しいスポーツ単科大学であり、競技スポーツや健康スポーツ、スポーツビジネスに関する専門知識を深く学べます。
- 体育教師やスポーツトレーナーを目指す学生も多く、実技と理論を融合したカリキュラムが充実しています。
- 琵琶湖の自然を活かした実践教育
- びわスポは滋賀県大津市に位置し、琵琶湖に近い立地を活かして、水上スポーツやアウトドア活動に関する実習が豊富にあります。
- サッカーやラグビー、バスケットボールなどの球技はもちろん、カヌーやカヤックなどのウォータースポーツも学べる環境が整っています。
- 実技だけでなくスポーツビジネスやコーチングも学べる
- びわスポでは、競技スポーツに加えて、スポーツを支えるマネジメントやコーチング理論も学ぶことができます。
- スポーツマーケティング、イベント運営、地域スポーツ振興など、幅広い視点でスポーツに関わるスキルを習得できる点が特徴です。
設備と環境
- キャンパス内のスポーツ施設が充実
- 体育館、トレーニングルーム、サッカーグラウンド、テニスコート、陸上競技場など、最新の設備を備えています。
- 琵琶湖周辺の自然環境を活かしたトレーニングも可能。
- 実践的な教育プログラム
- スポーツ指導者やアスリート育成に役立つ実習が多く組み込まれています。
- 地域のスポーツイベントや学校との連携も行われており、実社会で活躍できるスキルを身につけることができます。
びわこ成蹊スポーツ大学の偏差値は

びわスポの偏差値は35.0とされています。
これは全国的に見ても高い水準ではありませんが、スポーツに特化した専門教育を提供しているため、偏差値だけでは大学の価値を測ることはできません。
びわこ成蹊スポーツ大学の卒業生の就職先

びわスポの卒業生は、スポーツ関連の分野を中心に幅広く活躍しています。主な就職先として以下のような例が挙げられます。
- 教員:高等学校や中学校、小学校、特別支援学校の体育教員
- 公務員:警察官、消防士、行政職員
- スポーツ関連企業:フィットネスクラブ、スポーツ用品メーカー
- 進学:大学院でスポーツ科学の研究を継続
詳細な就職実績については、びわこ成蹊スポーツ大学の公式サイトで確認できます。
まとめ:びわこ成蹊スポーツ大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」と言われている理由を考察
びわこ成蹊スポーツ大学が「やばい」と言われる背景には、名称の混同や過去の事故が影響しています。
しかし、実際にはスポーツ教育に特化した大学であり、卒業生は多方面で活躍しています。
大学を評価する際には、偏差値だけではなく、提供される教育内容や卒業生の進路などを総合的に考慮することが重要です。
びわスポについての正しい情報を知ることで、誤解を解消し、その実態を理解することができるでしょう。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。
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