大阪体育大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」と言われている理由を考察
大阪体育大学(大体大)は、スポーツ教育に特化した大学であり、多くのスポーツ選手や指導者を輩出してきました。
しかし、ネット上では「やばい」といった意見も見受けられます。
この「やばい」という表現は、必ずしもネガティブな意味だけでなく、ポジティブな意味も含まれることがあります。
本記事では、大阪体育大学が「やばい」と言われる理由について考察していきます。
大阪体育大学の就職率がやばい
大阪体育大学の卒業生の就職先は、体育学部では一般企業、学校関係、公務員の順に多く、教育学部では学校関係、一般企業、公務員の順となっています。
一般企業に就職した卒業生は、幅広い業種で活躍しており、採用担当者から「粘り強さ」「リーダーシップ」といった人間力を評価されることが多いです。
就職率の推移
年度 | 体育学部 | 教育学部 | 全体 |
---|---|---|---|
R2 | 95.9% | 98.7% | 96.6% |
R3 | 98.3% | 99.3% | 98.5% |
R4 | 99.2% | 99.2% | 99.2% |
R5 | 98.6% | 97.7% | 98.4% |
このように、毎年高い就職率を維持しており、特に教育学部の就職率は99%近くを記録する年もあります。
これだけの就職率を誇る大学は全国的にも珍しく、ネット上では「就職率がやばい(=すごい)」という声も見られます。
大阪体育大学の施設がやばい

大阪体育大学の施設は、全国でもトップクラスの充実度を誇ります。
競技別の専用体育館が6棟あり、陸上競技場、サッカー場、ラグビー場、野球場、屋内野球練習場、テニスコートなど、あらゆるスポーツに対応した設備が整っています。
また、すべての施設が1つのキャンパス内に集約されており、学生は授業後すぐにクラブ活動に移行できるため、時間を有効に活用することができます。
さらに、以下のような充実したサポート施設も備えています。
- 診療所:医師が常駐し、学生は負担なく利用可能
- S&Cルーム:最新鋭のトレーニングマシン約40台を設置、元プロ野球コーチが指導
- アスレティックトレーニング(AT)ルーム:高度なトレーニング設備が完備
- 学生相談室・スポーツカウンセリングルーム:プロチームや日本代表選手のメンタル指導を行う教員が対応
これらの施設の充実度は「やばい」と言えるレベルであり、スポーツを本格的に学びたい学生にとっては理想的な環境となっています。
大阪体育大学とは

大阪体育大学は、1965年に設立された私立大学で、体育・スポーツ教育を専門とする日本有数の大学です。
大阪府泉南郡熊取町にキャンパスを構え、スポーツ科学や教育学の分野で高い評価を受けています。
教育理念と特色
大阪体育大学の教育理念は「体育・スポーツを通じて社会に貢献する人材の育成」です。この理念のもと、実践的なスポーツ教育や指導者の育成に力を入れています。
- 実技と理論の融合:スポーツの技術向上だけでなく、スポーツ科学やトレーニング理論についても深く学ぶことができる。
- トップアスリートや指導者の育成:プロスポーツ選手、オリンピック選手、指導者など、多くの著名な卒業生を輩出。
- 海外留学や国際交流:スポーツ分野におけるグローバルな活躍を支援するため、海外研修や留学プログラムを提供。
設置学部と学科
- スポーツ科学部
- スポーツ科学科
- 教育学部
- 教育学科
このように、大阪体育大学はスポーツ科学や教育に特化した専門性の高いカリキュラムを提供しており、実践的な教育と研究の両方を重視しています。
大阪体育大学の偏差値は

大阪体育大学の偏差値は以下の通りです。
学部 | 偏差値 |
スポーツ科学部 | 40.0~45.0 |
教育学部 | 42.5~47.5 |
全国的に見れば偏差値は特別高くはありませんが、体育・スポーツ系の大学としては一般的な水準です。
「偏差値が低いからやばい」と言われることもありますが、偏差値だけで大学の価値を判断するのは適切ではありません。
特に体育系の大学は、学力だけでなく実技試験や面接なども評価の対象となるため、偏差値だけで測れない側面があります。
卒業生の就職先は

大阪体育大学の卒業生は、スポーツ業界をはじめとした幅広い分野で活躍しています。
- 体育学部:プロスポーツ選手、実業団、公務員(警察官・消防士)、中学校・高校の体育教員
- 教育学部:小学校教員、中学校教員(保健体育)、特別支援学校教員、公務員
特にスポーツ系のキャリアパスだけでなく、教育や公務員としての道も開かれている点が特徴です。
まとめ:大阪体育大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」と言われている理由を考察
大阪体育大学は、スポーツと教育に特化した大学であり、その高い就職率や充実した施設から、多くの学生にとって魅力的な環境を提供しています。
「やばい」と言われる理由も、その強みを反映したものが多く、体育・スポーツ分野を志す学生には非常に適した大学と言えるでしょう。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。
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