高知大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」と言われている理由を考察
高知大学は、四国地方にある国立大学の一つで、幅広い学部と特色ある教育を提供しています。
しかし、ネット上では「やばい」というキーワードとともに語られることもあります。
本記事では、高知大学がなぜ「やばい」と言われているのか、その理由を深掘りしつつ、大学の特色や実績についても紹介していきます。
高知大学の男子寮のルールがやばい
高知大学の男子寮である「南溟寮(なんめいりょう)」は、1973年に建設され、今でも当時のままの状態で使用され続けています。
この寮には、独特のルールがあることで知られています。
例えば、食堂では以下のようなルールが定められています。
- 食堂に入るとき・出るときは挨拶をすること
- 携帯電話・ゲーム機器の使用は食堂の外で行うこと
- 帽子、ヘアバンド、マフラーの着用や持ち込みは禁止
- テレビをつけるときは「テレビつけます」、チャンネルを変えるときは「チャンネル変えます」と一言入れること
これらのルールは、昔ながらの寮生活の伝統を受け継ぐものですが、現代の大学生にとっては厳しく感じる部分もあるかもしれません。
そのため、ネット上では「寮のルールがやばい」と話題になることがあります。
高知大学のスポーツの成績がやばい

高知大学は、スポーツ分野でも注目される実績を持っています。
- サッカー部:2009年の第33回総理大臣杯で準優勝という輝かしい成績を収めています。
- 硬式野球部:四国地区大学野球連盟に所属し、リーグ戦優勝回数が歴代3位となる通算11回を記録しています。
特にサッカー部は全国大会でも上位進出を果たしており、四国の大学としてはトップクラスの実力を誇ります。
高知大学とは

高知大学は、1949年に設立された国立大学で、高知県の地域社会に根ざした教育と研究を行っています。
海洋、農林業、地域協働など、四国ならではの特色を持つ学部を多く抱えています。
また、研究活動にも力を入れており、特に環境科学や地域創生、医療分野での貢献が目立ちます。
高知大学のキャンパスは主に3つに分かれています。
- 朝倉キャンパス(人文社会科学部、教育学部、理工学部、地域協働学部)
- 岡豊キャンパス(医学部)
- 物部キャンパス(農林海洋科学部)
これらのキャンパスは、それぞれの学部に適した環境を備えており、学問の専門性を深めることができます。
例えば、農林海洋科学部では、高知県の豊かな自然環境を活かした実践的な研究が行われています。
また、高知大学は国際交流にも力を入れており、世界各国の大学と提携して留学生の受け入れや海外研修プログラムを展開しています。
これにより、グローバルな視点を持った人材育成を目指しています。
高知大学の偏差値は

学部ごとの共通テスト得点率と偏差値は以下の通りです。
- 人文社会科学部
- 共テ得点率:56%~70%
- 偏差値:45.0~47.5
- 教育学部
- 共テ得点率:53%~55%
- 偏差値:45.0
- 理工学部
- 共テ得点率:50%~65%
- 偏差値:45.0
- 医学部
- 共テ得点率:61%~82%
- 偏差値:62.5
- 農林海洋科学部
- 共テ得点率:49%~64%
- 偏差値:45.0~47.5
- 地域協働学部
- 共テ得点率:60%
医学部は全国的に見ても高いレベルですが、他の学部は標準的な難易度となっています。
卒業生の就職先は

高知大学の卒業生は、公務員や民間企業など幅広い分野で活躍しています。
- 人文社会科学部:高知市役所、高知県庁、コスモス薬品、四国銀行、高知地方法務局 など
- 教育学部:高知県教育委員会、香川県教育委員会、横浜市教育委員会、岡山県教育委員会 など
- 理工学部:ソフトバンク、高知県庁、徳島市役所、日亜化学工業 など
- 医学部(看護):高知大学医学部附属病院、神戸市立医療センター、愛媛大学医学部附属病院 など
- 農林海洋科学部:農林水産省、ヤンマーアグリ、四国銀行、大成建設 など
- 地域協働学部:高知市役所、四国経済産業局、日本旅行、高知放送 など
特に公務員や地元企業への就職が多く、地元密着型の進路が特徴的です。
まとめ:高知大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」と言われている理由を考察
高知大学は、「やばい」と言われる理由として、男子寮の厳しいルールや、スポーツの実績の高さなどが挙げられます。
一方で、学問分野においては幅広い学部を持ち、公務員を中心に安定した就職実績を誇る大学です。
ネット上の噂に惑わされず、自分に合った大学選びをすることが重要です。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。
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