至誠館大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」と言われている理由を考察
至誠館大学について、ネット上では「やばい」との声が見られます。
では、その「やばい」とはどのような意味なのでしょうか?
「就職がやばいのか?」「偏差値がやばいのか?」といった疑問を解消すべく、至誠館大学の実態を深掘りしていきます。
至誠館大学は就職できないと言われてやばい
ネット上では、「至誠館大学は就職できない」という声もあります。
しかし、実際の就職率を確認すると、令和5年度(令和6年3月)卒業生の就職率は100%(萩本校キャンパス)となっています。
就職率の計算方法 就職率=就職者÷就職希望者×100
この数値を見る限り、就職状況に関しては「やばい」とは言えないかもしれません。
しかし、就職先の内訳や企業の規模なども考慮する必要がありそうです。
至誠館大学の独自奨学制度がやばい

至誠館大学では、多くの学生が利用できる独自の奨学制度を設けています。
その内容を見ると、「やばい」と言われる理由がポジティブな意味である可能性もあります。
本学独自の奨学制度一覧
名称 | 対象 | 免除内容 | 申請について |
---|---|---|---|
特別奨学制度 | 一般学生 | 授業料40%免除 | 入学試験出願書類に申請書類等を同封 |
指定強化クラブ学生 | 競技実績にて免除率を決定 | – | |
学生奨学制度 | 山口県高等学校出身学生等 | 授業料20%免除 | 入学試験出願書類に申請書類等を同封 |
北浦地区・石見地区高等学校出身学生等 | 授業料30%免除 | – | |
児童養護施設等出身学生 | 授業料・施設整備費・教育維持費【1年】全額免除、【2・3・4年】70%免除 | 入学試験出願前に事前申請 | |
指定校推薦奨学制度 | 指定校推薦選抜・専門高等学校・総合学科高等学校指定校推薦選抜・指定強化クラブ推薦選抜を受験し合格した者 | 入学金免除 | 該当する入試区分を合格した場合に適用。申請の必要なし。 |
私費外国人留学生奨学制度 | 学業・人物とともに優れ、経済的理由により授業料等の納付が困難と認められる留学生 | 授業料40%免除 | 入学試験出願書類に申請書類等を同封 |
奨学金制度の充実度を見ると、経済的負担を軽減しながら学ぶ環境が整えられていることがわかります。
至誠館大学とは

至誠館大学は、山口県萩市に本拠を置く私立大学であり、現代社会学部の1学部体制となっています。
地域社会との結びつきを重視し、実践的な教育を行うことが特徴です。
特に、スポーツ・福祉・ビジネスといった分野に焦点を当てた学びが提供されています。
現代社会学部現代社会学科
- 子ども生活学専攻(定員40名)
- 子ども福祉コース(保育士・児童福祉関係を目指す)
- 子ども教育コース(小学校・幼稚園教諭を目指す)
- スポーツ健康福祉専攻(定員50名)
- スポーツ教育コース(体育教員やスポーツ指導者を育成)
- 公安職系育成コース(警察官・消防士などの公務員試験対策)
- ビジネス文化専攻(定員150名)
- 留学対策(海外留学を希望する学生向けのサポート)
- 公務員試験対策(行政職などの公務員試験を目指す)
小規模ながらも、特定の職業や資格を目指す学生にとっては実践的な学びができる環境が整っています。
至誠館大学の偏差値は

偏差値について調べると、現代社会学部の偏差値はBF(ボーダーフリー)となっています。
これは、特定の学力ラインが存在しないことを意味しており、受験すればほぼ合格できる可能性が高いということです。
この点を考えると、学力面で「やばい」と言われるのも無理はないかもしれません。
卒業生の就職先は

就職先として、以下のような企業・団体が挙げられます。
- 航空自衛隊
- 萩市社会福祉事業団
- 萩市役所
- 山口県警察
- 山口トヨタ自動車
- 高知県警察
- 高知トヨタ自動車
- 悲田院四箇厚生院
- 住居時間(スマイルタイム)
- 清水ハウス
- 福岡県警察
- 至誠館大学(大学職員)など
公務員や地元企業への就職が中心となっている点が特徴的です。
まとめ:至誠館大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」と言われている理由を考察
ネット上で「やばい」と言われる至誠館大学ですが、その意味は様々です。
- 就職率は100%で、卒業後の進路は比較的安定している。
- 奨学金制度が充実しており、経済的な負担を軽減しながら学べる。
- 学科編成は少人数制で、実践的な学びが可能。
- 偏差値はBFで、学力面でのハードルは低い。
- 就職先は公務員や地元企業が多い。
総じて、「やばい」という評価は、ポジティブな意味とネガティブな意味の両方を持っていると言えそうです。受験を考えている人は、自分の目的や学びたいことと合致しているかをよく確認することが重要です。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。
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