東京成徳大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」と言われている理由を考察
東京成徳大学についてインターネット上では「やばい」との声が見受けられます。
その理由として、就職率の問題や偏差値の低さが挙げられることが多いですが、実際のところはどうなのでしょうか?
本記事では、東京成徳大学の就職実績や偏差値、卒業生の進路などを詳しく調査し、「やばい」と言われる背景を考察していきます。
東京成徳大学は就職できないと言われてやばい
東京成徳大学は就職に関して「やばい」と言われることがありますが、実際の就職率を見ると決して悪いわけではありません。
- 就職率:97.6%(就職者数 ÷ 就職希望者数)
- 進路決定率:91.1%(就職・進学決定者数 ÷ 卒業者数)
これは2024年5月1日時点のデータであり、多くの学生が希望する進路に進めていることがわかります。
特に、就職率97.6%という数値は、一般的な私立大学と比較しても高い水準です。
そのため、「就職できないからやばい」という評価は必ずしも正しいとは言えません。
東京成徳大学はFランと言われてやばい

東京成徳大学は一部で「Fラン」と言われることがあります。
しかし、実際の偏差値を見ると、完全なFランク大学とは言えません。
東京成徳大学の偏差値(学部別)
- 国際学部:37.5
- 応用心理学部:37.5~40.0
- 子ども学部:35.0
- 経営学部:37.5
確かに偏差値は高いとは言えませんが、Fラン(偏差値35未満)の基準からは外れています。
そのため、「Fランだからやばい」という評価は、実際のデータと完全には一致していません。
東京成徳大学とは

東京成徳大学は、東京都北区に本部を置く私立大学で、教育と社会貢献に重点を置いた教育方針を掲げています。
1993年に開学し、実学重視のカリキュラムと少人数制教育を特徴としています。
キャンパス 東京成徳大学のキャンパスは、東京都北区の十条台キャンパスがメインキャンパスとして機能しており、アクセスの良さも魅力の一つです。緑豊かな環境の中で、学生が学びやすい環境が整っています。
設置学部 東京成徳大学には、以下の4つの学部が設置されています。
- 国際学部:英語をはじめとする外国語や国際ビジネスを学び、グローバルな視点を持つ人材を育成。
- 応用心理学部:心理学の理論と実践を学び、カウンセリングや人材マネジメントに活かせるスキルを習得。
- 子ども学部:保育や教育に関する専門的な知識を身につけ、幼児教育や児童福祉の現場で活躍できる人材を育成。
- 経営学部:企業経営やマーケティング、データ分析などを学び、ビジネスの現場で即戦力となる人材を目指す。
教育の特徴 東京成徳大学では、少人数制授業を導入し、学生一人ひとりに寄り添った指導を行っています。
また、実践的なカリキュラムを重視しており、インターンシップや企業との連携プログラムも充実しています。
東京成徳大学の偏差値は

学部ごとの偏差値を整理すると以下の通りです。
- 国際学部:37.5
- 応用心理学部:37.5~40.0
- 子ども学部:35.0
- 経営学部:37.5
一般的に偏差値が高いほど入学難易度が高く、人気があるとされますが、東京成徳大学は偏差値35~40の範囲内であり、特別難関というわけではありません。
しかし、Fランと断定するのは正確ではなく、学びの内容や就職実績を見ても、しっかりとした教育が行われていることがわかります。
卒業生の就職先は

東京成徳大学の卒業生は、さまざまな企業や業界で活躍しています。
学部別の主な就職先
- 国際学部:アパホテル、エグゼクション、ANA成田エアポートサービス、サムスン電子ジャパン、JALグランドサービスなど。
- 応用心理学部:IMSグループ、東京聖労院、マンパワーグループ、リクルートスタッフィング、ANA成田エアポートサービスなど。
- 子ども学部:私立幼稚園、公立保育所、認可保育所、公立小学校、西松屋チェーン、赤ちゃん本舗など。
- 経営学部:城北信用金庫、佐川急便、アディダスジャパン、東京東信用金庫、東京シティ信用金庫、水戸証券など。
これらの企業に就職していることからも、卒業後の進路は多岐にわたり、一定の実績があることがわかります。
まとめ:東京成徳大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」と言われている理由を考察
東京成徳大学が「やばい」と言われる理由として、
- 就職できないと言われるが、実際の就職率は97.6%と高い。
- 偏差値が低めではあるが、Fランではない。
- 卒業生はさまざまな企業や業界で活躍している。
といった点が挙げられます。
ネット上で「やばい」と言われる大学でも、実際のデータを見れば決して悪いわけではないことがわかります。
東京成徳大学も、就職実績や学びの内容を考慮すれば、十分に価値のある教育を提供している大学と言えるでしょう。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。
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