【総合型選抜】で活動実績がない場合 何を書けばいい?アピール方法を解説

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【総合型選抜】で活動実績がない場合 何を書けばいい?アピール方法を解説

総合型選抜(旧AO入試)では、これまでの活動実績が評価の対象になります。

しかし、「活動実績がない」と感じている受験生にとっては、どうアピールするべきか悩ましいところですよね。

この記事では、活動実績がない場合でも評価されるアピール方法や、これからできる対策法について解説します。

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総合型選抜で活動実績がない場合にやること

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アドミッションポリシーを洗い出す

まずは受験する大学のアドミッションポリシーを確認し、その大学がどのような学生を求めているか理解しましょう。

アドミッションポリシーには、大学が重視する価値観や理想の学生像が明確に記載されています。

これを基に自己アピールの方向性を見つけることが大切です。

大学が求めている活動のチェック

多くの大学では、学生に求める特定の活動やスキルを提示しています。

特に総合型選抜では、特定の分野やリーダーシップ、協調性などが評価の対象となることが多いです。

大学が期待する活動を調べ、それに近い経験や姿勢を意識してアピールを考えましょう。

自己PRを考える

活動実績がなくても、自分の強みやこれまで培ってきた価値観をアピールすることで、評価されることがあります。

自己PRでは、自分がどういった人物で、どのような考えを持っているかを具体的に伝えるとよいでしょう。

たとえば、日常生活や学校生活での気配りや工夫、勉強の工夫といった「考え方」や「姿勢」も、大学が求める人材像に繋がる場合があります。

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総合型選抜で活動実績がない場合の対策法

志望理由と関係のある活動を始める

総合型選抜のために新しい活動を始めるのも一つの手段です。

志望する分野に関係するボランティア活動や勉強会、地域のイベントへの参加などを通して、自分がその分野に対して真剣であることをアピールしましょう。

活動実績は、必ずしも長期間の経験である必要はありません。

数週間や数カ月でも、情熱を持って取り組んだ活動であれば評価されることが多いです。

市民活動やボランティアに参加する

活動実績がない場合は、市民活動やボランティアに参加することも一つの対策です。

地域の清掃活動や福祉活動に参加することで、協調性やコミュニケーション能力を身につけることができます。

また、社会貢献意識が高いことをアピールする材料にもなります。

大学は、他者に対して思いやりを持ち、社会に貢献できる学生を求めることが多いため、こうした経験は非常に有効です。

これまでの活動を活用する

もしも過去に部活動や学校行事、家庭内での経験があれば、それらを基に自己アピールを考えましょう。

たとえば、部活動ではリーダーシップを発揮した経験があるかもしれませんし、学校行事では積極的に企画運営に携わった経験があるかもしれません。

特別な活動実績でなくても、「そこで何を学んだか」「自分がどのように成長したか」を考えることで、アピール材料になります。

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活動実績をアピールする場面

活動報告書

総合型選抜では、活動報告書で自分の経験を伝えることが求められる場合があります。

活動報告書では、活動の具体的な内容だけでなく、そこから得た学びや成長、今後の目標についても記載することが大切です。

活動実績が少ない場合でも、活動の背景や自分の考えをしっかりと伝えることで、相手に好印象を与えることができます。

面接

総合型選抜では、面接も重要な評価の場です。

面接では、活動の内容だけでなく、なぜその活動を選んだのか、どんな工夫をしたのかを伝えることが大切です。

具体的なエピソードを交えながら、自分の人間性や将来の目標をしっかりとアピールしましょう。

自分が大学でどのように活躍できるかを説明することで、説得力が増します。

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効果的な活動実績のアピール方法

活動経験から何を学んだ?

活動を通して学んだことを明確にすることが重要です。

たとえば、リーダーシップや協調性、計画力といったスキルを身につけた経験があれば、それをアピールしましょう。

「何を学んだか」を明確に示すことで、評価者にあなたの成長や学びの意識が伝わります。

自分がどのように成長した?

活動を通して自分が成長した点を示すことも重要です。

たとえば、最初は苦手だったリーダーシップが取れるようになった、考え方が柔軟になったなど、活動を通して自分がどう変わったかを具体的に説明しましょう。

大学やりたいことの繋がり?

アピールする際には、活動経験が今後の大学生活やキャリア目標にどう繋がるかを示すことも大切です。

たとえば、ボランティア活動で人との関わり方を学んだ経験を、将来の仕事にどう活かしたいかを伝えると、大学での目標や将来のビジョンが見えやすくなります。

Q&A

Q
活動実績が全くない場合でも総合型選抜の受験は可能ですか?
A

可能です。自己PRの工夫や、これまでの経験から学んだこと、今後の目標を明確にすることで評価される可能性は十分にあります。

Q
面接で活動経験が少ないことを聞かれた場合の対処法は?
A

正直に活動が少ない理由を伝えた上で、その中で学んだことやこれからやりたいことを具体的に説明することで、誠実さと意欲を示せます。

Q
面接で活動内容が深掘りされた場合、具体的にどのように答えればいいですか?
A

面接官が深掘りしてくるのは、あなたの思考や価値観、成長過程を知りたいからです。具体的なエピソードを通して、どのような考えを持ち、どう行動したかを説明しましょう。また、なぜその活動を選んだのか、活動を通して自分がどう変わったかを伝えると良いです。

Q
活動報告書を書く上での注意点はありますか?
A

活動報告書では、単に活動内容を羅列するのではなく、その活動から学んだことや自分の成長を具体的に書くことが重要です。内容が抽象的にならないようにし、エピソードを交えながら具体的に書くと説得力が増します。また、自己アピールが過剰にならないよう、謙虚さも意識しましょう。

Q
部活やアルバイト経験しかないのですが、それでも総合型選抜で評価されますか?
A

部活やアルバイト経験でも、リーダーシップや協調性、コミュニケーション能力などをアピールすることができます。総合型選抜では活動の種類よりも、そこで何を学んだかやどのように成長したかが重要です。例えば、部活での役割やアルバイトでの責任を通じて学んだことを、大学生活にどう活かしたいかを具体的に伝えると良いでしょう。

Q
自己PRの内容が他の受験生と被ってしまうのではないかと不安です。個性を出すための工夫はありますか?
A

自己PRで個性を出すには、自分ならではのエピソードや感じたことを盛り込むことが大切です。一般的なエピソードでも、そこで得た気づきや成長ポイントを独自の言葉で表現することで、他の受験生との差別化ができます。また、活動に対する自分なりの考え方や工夫を伝えることで、個性が際立ちます。

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まとめ:【総合型選抜】で活動実績がない場合 何を書けばいい?アピール方法を解

総合型選抜(旧AO入試)において活動実績がないと感じている方でも、自己PRや自己分析を通してアピールすることが可能です。

大学が求める人材像を理解し、自分の強みを引き出す工夫をすることで、評価に繋げられます。

活動実績に自信がなくても、大学への情熱や将来の目標をしっかりと伝え、合格への一歩を踏み出しましょう。

subblog 著者プロフィール

私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。

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