【大学受験】受けられる受験校数は?志望別に理想の受験校数を解説

スポンサーリンク
その他・息抜き

【大学受験】受けられる受験校数は?志望別に理想の受験校数を解説

大学受験を控える多くの受験生にとって、どの大学を何校受けるかは重要な決断です。

特に受験のスケジュールや費用を考えると、受験校の数をどのように決めるかが大きなポイントとなります。

受験校を多く受ければ、ただ合格のチャンスが広がりますが、試験日の重なりや費用面での負担も大きくなります。

一方、少数の大学に絞り込むと、対策が集中できる側面、当面のリスクも大きくなります。

この記事では、国公立大学と私立大学の受験校数の違いや、受験生が実際にどの程度の学校を受けるのかについて解説します。

受験校数の検討に悩む受験生やその保護者の方々にとって参考となれば幸いです。

スポンサーリンク

国公立大学受験の受けられる校数は?

スポンサーリンク

国公立大学を目指す受験生にとって、受けられる受験校数は基本的に制限されています。

国公立大学の審査は、一般的に前期日程と後期日程の2回限りの受験機会しかありません。

一部、中期日程(薬学部)などもありますが、基本的に前期1校、後期1校の受験となります。

共通テストのスコアが重要

国公立大学の受験に関しては、共通テストのスコアが重要です。

共通テストの結果次第で受験校を選ぶことになるので、当初の志望校が難しいと判断された場合には、少しランクを落とした大学に変更することもあります。

私立大学受験の受けられる校数は?

私立大学受験では、国公立に比べて受験可能な校数が非常に多くなります。

私立大学は、大学ごとに試験日程が異なり、1月終了から2月末まで集中して行われるため、複数の大学を受けることが可能です。

日程調整で複数校受験が可能

私立大学の受験は、日程がかからない限り、多くの学校を受けることができます。

共通テスト利用を活用する場合もあり、これらを含めるとさらに受験校数が増えることもあります。

体力や受験料の負担も考慮

ただし、私立大学の受験には受験料が必要となり、受験料も国公立大学に比べて高いです。

そのため、受験校数を増やすことによって費用が大きくなる点は注意が必要です。

また、受験日程が重なりすぎると連続して入試ということにもなります。

体力や費用と相談しながら受験校を選ぶことが重要です。

国公立大志望者は何校受けるのか?

併願する私立は2~3校

国立公立大学選択者は、前期・後期日程の2回の受験が基本ですが、多くの受験生は私立大学も併願します。

併願する私立大学の数は、一般的に2~3校が平均的です。

共通テスト利用で効率的に受験
私立大学では、共通テストの結果を利用した「共通テスト利用入試」が多くの大学で実施されており、これを活用することで効率的に並行願が可能です。つまり、同じ共通テストのスコアで複数の大学に出願できるため、試験日程が重ならないようにスケジュールを組みやすくなります。

安全校としての私立大学

また、国立公立大学を第一に考える場合でも、万が一に備えて「滑り止め」としての私立大学を受けることが一般的です。

スポンサーリンク

私立大志望者は何校受けるのか?

私立大学のみを選択する受験生の場合、平均で5校程度の大学受験ケースが多いです。 これは、私立大学は受験可能な日程が多く、複数校受験することが可能だからです。

チャレンジ校1~2校、実力校大学2校、滑り止め校1~2校というイメージです。

レベル別に受験校を選択

私立大学を受験する場合、受験生はしばしば「チャレンジ校」「実力校」「安全校」と呼ばれる異なるレベルの大学を組み合わせて受験します。

実力校は自分の実力に見合った大学、安全校は確実に合格できるであろう大学を向きます。

これにより、受験のリスクを分散させながら、合格の可能性を最大限に高め戦略的に受け止めます。

試験方式の多様化

私立大学では、一般入試だけでなく、推薦入試など多様な受験方式があります。これにより、同じ大学で複数回受験することも可能となり、受験回数が多くなります。また、推薦で合格した場合、多くの大学が専願とするため、1校のみで受験が終わる場合もあります。

医学部受験生は何校受けるのか?

私立大志望者は10校くらい

これは、私立医学部の入試が非常に競争率が高く、合格の可能性を広げるために多くの学校を受験する傾向があるためです。

私立医学部を選択する受験生は、平均して10校前後の大学を受けることが一般的です。

私立医学部は、入学定員が限られていることに加え、受験生のレベルが非常に高いため、受験回数を増やすことで合格のチャンスが広がります。

ただし、医学部受験は他の学部に比べて受験料が高額で、1回の試験につき数万円かかることも少なくありません。

ようなことも当然考慮しなければなりません。

スポンサーリンク

まとめ:【大学受験】受けられる受験校数は?志望別に理想の受験校数を解説

大学受験の際に、どれだけの学校を受けるかは、志望校の種類や学部、さらには個々の受験生の戦略によって異なります。

国公立大学を志望する場合、受験回数は前期・後期の2回に限定されますが、私立大学を併願することで、さらに受験校を増やすことが可能です。

一方、私立大学志望者は5校程度、医学部志望者は10校前後と、受験校数が多くなる傾向があります。

特に医学部受験生は、競争の激しさを考慮しながらも、受験校を慎重に選ぶ必要があります。

最終的には、受験校数を決める際には、試験日程や費用、志望校のレベルに合わせたバランスが重要です。

受験生の状況に応じた受験計画を立て、効率的な受験準備を進めていくことが合格への鍵と言えます。

subblog 著者プロフィール

私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました