エミル出版英語教材【Cutting Edge】の色の違いとレベルを調査
エミル出版の英語教材【Cutting Edge】は、多くの高校生や受験生に支持されている人気教材です。
しかし、この教材には複数の色がありますが、公式サイトでは、どの色を見ても、対応レベルは、入試基礎、共通テ、国公立二次、難関大という表記。
そのため、自分に合ったレベルを見極めて選ぶことが難しいです。
このブログでは、【Cutting Edge】の色別レベルについて調査し、どの色がどのようなレベルに対応しているのかを説明します。
自分に最適な教材を選ぶための参考にしてみてください。
エミル出版 Cutting Edgeの色は何種類

まず、エミル出版のCutting Edgeシリーズは次の5種類の色に分かれています。
- Yellow
- Green
- Blue
- Orange
- Black
これらの色は、それぞれ異なるレベルの英語力に対応しています。これから、各色の難易度とその特徴について詳しく見ていきましょう。
エミル出版 Cutting Edgeは色によって難易度が異なる?
Cutting Edgeの色別教材は、色ごとに異なる難易度で構成されているようです。
これは、学生が自分の英語力に合わせて最適なレベルを選ぶことができるように設計されているからです。
色ごとの難易度の特徴を以下にまとめます。
Cutting Edge Yellowの難易度は
Cutting Edge Yellowは、基本的な英語力を身につけたい学生に最適な教材です。
このレベルは、主に高校1年生から2年生向けで、英語の基礎をしっかりと固めることを目的としています。
文法や語彙の基本的な部分を徹底的にカバーしており、英文の読解力を向上させることができます。
Cutting Edge Greenの難易度は
Cutting Edge Greenは、英語力をさらに向上させたい学生に適しています。
このレベルは高校2年生向けで、基礎を固めた後に応用力を養うことを目指します。
中級レベルの文法や語彙が含まれており、複雑な英文を読む力を養成します。
Cutting Edge Blueの難易度は
Cutting Edge Blueは、高校3年生や共通テストを控えた学生向けの教材です。
このレベルでは、より高度な文法や語彙が取り扱われ、読解問題の難易度も上がります。
共通テストレベルの実践的な力を身につけることが可能です。
Cutting Edge Orangeの難易度は
Cutting Edge Orangeは、国公立大学の二次試験を目指す学生向けの教材です。
このレベルは、応用力を必要とする高度な英語力を求められます。
複雑な文章の読解や、エッセイライティングの対策が含まれており、試験で求められる総合的な英語力を養成します。
Cutting Edge Blackの難易度は
Cutting Edge Blackは、難関大学の入試に挑戦する学生向けの最難関レベルの教材です。
このレベルでは、非常に高度な読解力と論理的思考力が求められます。
内容も専門的であり、大学での学術的な読解に通じる能力を養うことができます。
どの色の教材も本文中のワード数に大きな差はありませんが、本文の難易度や問題の出題形式(選択、記述など)が異なっています。
基礎力を養うにはどの色?
基礎力を高めるには、Cutting Edge Yellowが最適です。
このレベルは、英語学習の初期段階にある学生が基礎を固めるために設計されています。
文法の基本や語彙の習得に重点を置いており、英語力の土台を作るための最初のステップとして非常に重要です。
共通テスト対策はどの色?
共通テスト対策に適しているのは、Cutting Edge Blueです。
このレベルは、共通テストで出題される問題レベルに対応した内容が豊富に含まれています。
学校の先生に教員用の音声CDを借りることができえば、リーディングやリスニングの実践的な練習ができるため、共通テストで高得点を狙う学生には最適な教材です。
ただし、共通テストをそっくりそのままという出題形式ではないので、本当の対策をする人は共通テストの過去問などを活用してください。
国公立2次試験対策はどの色?
国公立大学の二次試験対策には、Cutting Edge Orangeが推奨されます。
このレベルでは、応用力を必要とする問題に対応するための練習が行われます。
複雑な英文の読解や、論述問題に対する対策が充実しており、国公立大学の二次試験に向けた総合的な英語力を鍛えることができます。
難関大学対策はどの色?
難関大学を目指す学生には、Cutting Edge Blackが最適です。
このレベルは、非常に高度な英語力が求められる問題に対応できるように設計されています。
難解な文章の読解や、論理的思考を駆使した解答が求められるため、難関大学の入試に向けた最高レベルの訓練を積むことができます。
どの色も市販の教材よりも若干レベルは高めの印象です。難しい場合はワンランク落としてみてください。
まとめ:エミル出版英語教材【Cutting Edge】の色の違いとレベルを調査
エミル出版の英語教材【Cutting Edge】は、色ごとに異なる難易度が設定されており、学生が自分のレベルに合わせて選ぶことができる非常に優れた教材です。
各色の教材は、基礎から応用、そして最難関レベルまで幅広く対応しており、受験生の英語力を総合的に引き上げることができます。
- Yellow:基礎力を固めるための初級レベル
- Green:中級レベルの応用力を養うための教材
- Blue:共通テスト対策に最適なレベル
- Orange:国公立大学二次試験に対応するための高度な内容
- Black:難関大学を目指す学生向けの最難関レベル
自分の目標に合わせて、最適な教材を選び、効果的に学習を進めていきましょう。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。
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