Nextstage(ネクステージ)英語問題集はいつから使うべきか
ネクステージは、大学入試英語で頻出する英文法・語法問題を網羅的に学習できる問題集です。1999年の初版刊行以来、ロングセラーとして多くの受験生に支持されています。
主な特徴は以下の通りです。
- 大学入試頻出ポイント218を徹底的に攻略: ネクステージでは、大学入試で特に重要度の高い英文法・語法ポイント218を厳選し、それぞれのパートで重点的に学習することができます。
- 見やすくわかりやすいレイアウト: 問題と解答・解説が左右に並べられたレイアウトで、効率的に学習を進めることができます。
- 豊富な問題量: 基礎固めから発展問題まで、レベルに合わせた問題が豊富に収録されています。
- 音声CD付き: 問題英文のリスニング音声が収録された音声CD付きなので、音読学習にも効果的に取り組むことができます。
このネクステージは英語の英文法・語法を学習する問題集ですが、ネット上にいつから学習するのか?という意見が多くあります。この記事ではネクステージをいつから始めて、どのように使って学習を進めるべきかについて解説していきます。
ネクステージを使う適正な学年
ネクステージは、大学入試英語の英文法・語法を基礎からしっかりと学習したい人におすすめの問題集です。そのため、高校1年生から3年生までの全ての学年で使うことができます。
具体的には、以下のような場合にネクステージを使うのが適しています。
- 高校1年生: 基礎的な英文法・語法をしっかりと学習したい
- 高校2年生: 入試レベルの英文法・語法を学習したい
- 高校3年生: 過去問演習や模擬試験対策をしたい
ネクステージは、レベル別の問題が豊富に収録されているので、自分の学力に合わせて学習を進めることができます。また、音声CD付きなので、リスニング力も向上させることができます。
ただし、ネクステージはあくまで問題集なので、参考書や辞書と併用して学習することをおすすめします。また、問題を解くだけでなく、解説をしっかり読んで理解を深めることも重要です。
高校1年生
- 基礎問題から学習を始め、間違えた問題は解説をしっかり読んで理解を深める
- ある程度基礎が固まったら、発展問題にも挑戦する
- 音声CDを活用して、音読学習も取り入れる
高校2年生
- 入試レベルの問題を解き、自分の弱点を見つける
- 弱点を克服するために、参考書や辞書を活用する
- 模擬試験や過去問を解いて、実力を確認する
高校3年生
- 過去問演習や模擬試験対策に重点を置く
- 時間配分を意識して問題を解く
- 間違えた問題は必ず復習する

英文法・語法の学習に学年の概念はありません。ただし、受験時期は他科目(国語、理科、地歴など)の学習時間を確保することが必要となります。できるだけ早く英文法の基礎固めを終える方が良いでしょう。
ネクステージのメリット・デメリット
ネクステージは、大学入試英語の英文法・語法を効率的に学習できる問題集として、多くの受験生から支持されています。しかし、どんな問題集にもメリットとデメリットはあります。
メリット
- 大学入試頻出ポイントを徹底攻略: ネクステージでは、大学入試で特に重要度の高い英文法・語法ポイント218を厳選し、それぞれのパートで重点的に学習することができます。近年改訂された大学入試英語に対応した改訂版も発売されており、最新の入試傾向を反映した問題演習が可能になっています。
- 見やすくわかりやすいレイアウト: 問題と解答・解説が左右に並べられたレイアウトで、効率的に学習を進めることができます。各問題にはQRコードが付いており、スマートフォンやタブレットで解説動画を視聴することもできます。
- 豊富な問題量: 基礎固めから発展問題まで、レベルに合わせた問題が豊富に収録されています。基礎問題から発展問題まで段階的に学習できるので、自分のペースで学習を進めることができます。
- 音声CD付き: 問題英文のリスニング音声が収録された音声CD付きなので、音読学習にも効果的に取り組むことができます。音読学習は、英文法・語法の理解を深め、リスニング力も向上させるのに効果的な学習方法です。
- 改訂版は別冊解答付き: 改訂版には別冊解答が付いており、解説だけでなく、各問題の正解肢の根拠や、不正解肢の誤りのポイントなども詳しく解説されています。解答だけでなく解説も充実しているので、より深い理解を得ることができます。
デメリット
- 問題量が多い: 問題量が多いので、すべての問題を解きこなすには時間がかかります。限られた時間の中で効率的に学習を進めるためには、計画的に学習することが重要です。
- 解説が簡潔: 解説が簡潔で、わかりにくいと感じる人もいるかもしれません。わからない問題は、参考書や辞書で調べたり、先生に質問したりするなど、自分で理解を深める努力が必要です。
- 他の問題集と比べて高価: 他の問題集と比べて高価です。購入前に、予算と自分の学習目的に合っているかどうかをよく検討しましょう。

分野別に分かれているので、基礎固めには最適です。
ネクステージの使い方
①まずは各パートの基礎問題から学習する: 基礎問題を解き、間違えた問題は解説をしっかり読んで理解を深めます。
②ある程度基礎が固まったら、発展問題にも挑戦する: 基礎問題が解けるようになったら、発展問題にも挑戦して、より深い理解を目指します。
③音声CDを活用して、音読学習も取り入れる: 問題英文を音読することで、リスニング力も向上させることができます。
④わからないことは参考書や辞書で調べる: わからないことがあれば、参考書や辞書で調べて理解を深めます。
⑤別冊解答を活用して、理解を深める: 改訂版を使用している場合は、別冊解答を活用して、各問題の正解肢の根拠や、不正解肢の誤りのポイントなども詳しく理解しましょう。
Next Stage(ネクステージ)英語問題集のQ&A
- QNext Stageのターゲットレベルは?
- A
Next Stageは、高校英語の基礎をある程度理解している人から、難関大学レベルを目指している人まで幅広く利用できます。
- QNext Stageの難易度は?
- A
Next Stageは、問題が4段階のレベルに分かれているので、自分のレベルに合わせて学習することができます。基礎固めから難関大学レベルの問題演習まで、幅広く対応できます。
- Q高校2年生ですが、Nextstageを使って学習できますか?
- A
Next Stageは、高校2年生~3年生レベルの英語学習者を対象としていますので、英文法の基礎固めを早めに始めたい人におすすめします。
- QNext Stageの類似した問題集はありますか?
- A
英文法ポインター 改訂版 桐原書店、英文法ターゲット1900 駿台文庫が類似した問題集です。
- QNext Stageはどこで購入できますか?
- A
全国の書店やオンラインショップで購入できます。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。
コメント