大学受験の仕組みは?大学受験の仕組みをわかりやすく解説します。

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大学受験の仕組みは?大学受験の仕組みをわかりやすく解説します。

大学受験って、一体どういう仕組み?

「大学受験って、なんだか難しそう…」

そう思っているあなた、いませんか?

確かに、大学受験は人生の大きな関門の一つであり、多くの人が不安や疑問を抱くのも当然です。

しかし、仕組みを理解すれば、意外とすんなり道が開けることも事実です。

そこで今回は、大学受験の仕組みを分かりやすく解説していきます。

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日本の大学受験の仕組み

日本の大学受験は、大きく分けて国公立大学私立大学の2種類があり、それぞれ異なる仕組みになっています。

国公立大学

  • 一般入試:最も一般的な入試方式で、大学入学共通テストと大学独自の個別試験の成績を合算して合否を判定します。
    • 大学入学共通テスト:2021年から実施されている全国統一試験です。英語、国語、数学、理科、社会の5教科7科目が試験範囲です。
    • 個別試験:各大学が独自に行う試験で、試験科目や内容は大学によって異なります。
  • 学校推薦型選抜:高校からの推薦に基づいて合否を判定する入試方式です。推薦基準は大学によって異なりますが、学業成績や課外活動、志望理由などを総合的に評価されます。
  • 総合型選抜:生徒の主体性や個性に基づいて合否を判定する入試方式です。面接や小論文、ポートフォリオなどの試験が行われます。

私立大学

  • 一般入試:大学独自の試験で合否を判定する入試方式です。試験科目や内容は大学によって大きく異なりますが、共通テストの利用入試、独自試験のみの入試、面接や小論文などを含む入試など、様々な方式があります。
  • 学校推薦型選抜:国公立大学と同様に、高校からの推薦に基づいて合否を判定する入試方式です。
  • 総合型選抜:国公立大学と同様に、生徒の主体性や個性に基づいて合否を判定する入試方式です。
著者
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近年は、国公立大学でも学校推薦型選抜や総合型選抜の導入が進んでいます。積極的に狙っていきましょう。

大学受験の流れ

  1. 高校2年生:大学入学共通テスト対策を始める。志望大学を絞り込む。
  2. 高校3年生:大学入学共通テスト対策を本格化する。個別試験や推薦入試の準備をする。
  3. 大学入学共通テスト:1月中旬に行われる。
  4. 個別試験・推薦入試:2月下旬から3月中旬にかけて行われる。
  5. 合否発表:3月下旬から4月中旬にかけて行われる。

国公立は何校受験可能?

国公立大学は、最大3校まで受験可能です。

ただし、以下の点に注意する必要があります。

  • 日程:国公立大学の2次試験は、前期日程中期日程(一部の公立大学のみ)、後期日程の3つに分けられています。各日程で1大学しか受験できないため、3校受験するには異なる日程の大学を選ぶ必要があります
  • 合格前期日程で合格した場合は、中期日程後期日程の合格は無効となります。そのため、第1志望校は前期日程で受験するのが一般的です
  • 手続き前期日程で合格した場合、中期日程後期日程の合格発表前に入学手続きを行う必要があります。手続きを行わないと、合格が無効となります。
著者
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一般入試は、理屈上は一人3校まで受験可能ですが、志望する学部の関係上、前期1校、後期1校が通常の受験パターンとなります。なお、私立大学との併願は可能です。

私立大学は何校受験可能?

私立大学は、理論上は日程が被らない限り何校でも受験可能です

ただし、現実的には、以下の点から受験校数を絞ることをおすすめします。

  • 費用:受験料や交通費、宿泊費などの費用がかかります。
  • 時間:移動時間や勉強時間、試験時間などの時間がかかります。
  • 精神力:受験勉強や試験本番の負担が大きくなります。

一般的な受験校数は3~5校程度です。

著者
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私立の医学部を受験する人は10校ぐらい受ける人もいます。

受験校を決めるポイント

  • 志望度:第一志望、第二志望、安全校など、それぞれの大学への志望度を明確にする。
  • 合格可能性:自分の学力や過去問の成績などを参考に、合格可能性の高い大学を選ぶ。
  • 日程:試験日が重ならないように、日程を確認する。
  • 費用:受験料や交通費、宿泊費などの費用を考慮する。
  • 興味・関心:自分が学びたいことや将来なりたい職業に合った大学を選ぶ。

私立大学の入試方式

私立大学には、様々な入試方式があります。

  • 一般入試:大学独自の試験で合否を判定する入試方式です。試験科目や内容は大学によって大きく異なりますが、共通テストの利用入試、独自試験のみの入試、面接や小論文などを含む入試など、様々な方式があります。
  • 学校推薦型選抜:高校からの推薦に基づいて合否を判定する入試方式です。
  • 総合型選抜:生徒の主体性や個性に基づいて合否を判定する入試方式です。

受験日程

私立大学の入試日程は、大学によって異なります。一般的には、2月下旬から3月にかけて行われます

気になる学費は

日本の大学の学費は、大きく分けて3種類あります。

  • 国公立大学:年間約54万円(授業料のみ)
  • 公立大学:年間約54万円(授業料のみ)
  • 私立大学
    • 文系:年間約100万円(授業料のみ)
    • 理系:年間約130万円(授業料のみ)
    • 医歯系:年間約300万円(授業料のみ)

内訳

学費は、授業料入学金その他の費用に分けられます。

  • 授業料:大学で学ぶ授業にかかる費用です。上記は授業料のみの金額です。
  • 入学金:大学に入学する際に支払う費用です。
  • その他の費用:教材費、実習費、施設利用料など、授業料以外にかかる費用です。
著者
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学費は、大学によって大きく異なります。特に、私立大学は学部や学科によって学費が大きく異なるので、注意が必要です。

subblog 著者プロフィール

私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。

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